B.A.S.S.のエリートシリーズに参戦するにはエリートへ昇格する必要がある。
基本はB.A.S.S.のオープンシリーズから勝ち上がるのだが、これが昨年までの2年間はEQポイントといって、年間9戦のオープン戦でのトータルポイントで順位が付けられ、それで昇格が決められていた。
年間9戦ということでエリートシリーズと試合数は同じという、結構過酷な試合数であった。
この時点で普通の一般的な人は日程や金銭面からして出場することすら不可能であった。
ということもあって2023年、2024年に昇格してきた選手は色々な意味で選りすぐりの選手達であった。
その証に昨年から昇格した2023年に昇格を決めた選手達の昨年のエリートシリーズでの活躍は凄まじかった。
ただ今年からはエリート昇格への選考方法が変わった。
今年からオープン戦は2つのディビジョンで各4戦が行われ、それぞれ4戦のトータルポイントで順位を付け、50位以内に入った選手はEQシリーズへ参戦することができ、そのEQシリーズの成績でエリート昇格が決まる。
Division 1
Clarks Hill Reservoir, Jan. 23-25 – Evans, Ga.
Tombigbee River, April 16-18 – Columbus, Miss.
Upper Chesapeake Bay, July 23-25 – North East, Md.
St. Lawrence River, July 31-Aug. 2 – Waddington, N.Y.
Division 2
Sam Rayburn Reservoir, Feb. 13-15 – Jasper, Texas
Kentucky Lake/Lake Barkley, March 6-8 – Paris, Tenn.
Norfork Lake, April 3-5 – Mountain Home, Ark.
Leech Lake, Aug. 14-16 – Walker, Minn.
青木唯が参戦しているのはディヴィジョン2。
現時点で青木唯はD.2のトータルポイントはトップに立っている。
現在の50位のポイントは260ポイントということで1試合平均130ポイント獲得しているということになる。
単純にこれの4戦分ということで130×4の520ポイントぐらいが50位のボーダーラインとなるだろう。
現時点で400満点中で391ポイントを獲得しているので、50位以内に入るのはほぼ確実だろう。
そしてD.1、D.2で50位以内に入った選手合計100名でEQシリーズを3戦行う。
このEQシリーズ3戦の上位10名が来年のエリートシリーズへの昇格が認められる。
このEQシリーズに関してはまだ開催地も日程も明かされていない。
昨年までは9名がエリートへ昇格できたので、今年は1枠が増えた。
それとEQシリーズの各3戦の勝者にもクラシックの出場権は付与されるので、クラシック出場への枠も11に増えた。
既に青木唯はその1枠を獲った。
今月末に迫った今年のクラシックだが、来年は青木唯もその舞台に立つ。
エリートプロとしてクラシックに出場していることを願いたい。
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