2024年12月 9日 (月)

フルサイズラバージグ・3

Basslog20241209a フルサイズのラバージグで最近最もよく使っているのは間違えなくスイムジグ。

ダーティジグのスイムジグが最近のお気に入りで一番多用している。

ブラシガードの具合とフックの丈夫さが気に入っていて、何よりこれが一番釣れる。

パワーベイトスイムジグ、ディバインスイムジグ、オールテレインスイムジグ、ロッドストレイナースイムジグ等々色々と試してみた。

どれもスイムジグなんてそんなに変わりはなさそうだし、使っていてあまり違いを感じることはない。

でもダーティジグのスイムジグが明らかに釣れるのでこれを使うことが多い。

ダーティジグでもカリフォルニアスイムジグとかノージャック、コンパクト等幾つか種類がある。

近距離で使う場合はカリフォルニアかノージャックを使っている。

ノンジャックのフックは極太で最強。

EXヘビーなロッドに太いPEラインの組み合わせでフルパワーでフッキングしても全く問題ない。

普段はノーマルのスイムジグを使うことが多い。

スイムジグのカラーは水面付近を泳がす時は白っぽいものを使い、ボトム付近では黒っぽい地味なものを選んでいる。

カラーに関してはチャターと同じような感覚で選ぶことが多い。

スイムジグはただ巻きで使う人が多いようだが、自分はスイスイスイとロッドで泳がせて使うことが殆ど。

キャストして着水と同時に泳がせるか、ボトムに付けてから泳がせるかのどちらかで、中層で使うことはあまりない。

いつも上か下かといった感じで表層付近かボトム付近で使う。

トレーラーはスイムジグでもスーパーチャンクを使うことが多い。

たまにディッパーなんかを付けることもあるけど、ディッパーを付ける時はただ巻きで使うことが多い。

ただ、このような巻いて使うような状況下だとスイムジグではなくチャターをキャストすることが多い。

ここ数年はよく使うようになったスイムジグだけど、未だに出し処に迷う部分がある。

他のルアーに比べたら釣っている数が少ないからだろう。

だからどのスイムジグを使ってもあまり違いを感じないというのもあると思う。

スイムジグはまだまだ経験が足りていない。

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2024年12月 8日 (日)

フルサイズラバージグ・2

Basslog20241208-1 フルサイズのラバージグに使用するトレーラーはズームのスーパーチャンク、スーパーチャンクJr.を使用することが多い。

じっくりと見せてしっかりと喰わせたい時はバークレイのミーティチャンクを装着する。

テールを動かしたい時はUVチャンクやスーパーUVスピードクロー、グラブ、Zクロー、レイジクローといったものを合わせている。

夏はビラビラと動くものを用いてフォール中に中層で誘うものが有効な時が多い。

スイムさせるときはチャンクやシャッドテールを使っている。

トレーラーはほぼ縫い刺ししている。

昔はチョン掛けで使うことが多かったが、最近チョン掛けするのはグラブぐらいでほぼ縫い刺しでセットしている。

縫い刺しに適したトレーラーキーパーと言えばスクリューロック式だと思う。

スクリューロックのラバージグというのはあまりないので、レ字型ワイヤ式のトレーラーキーパーも使っている。

ストラクチャージグは形状も非常に気に入っているのだが、トレーラーキーパーがイマイチ。

後方にもウエイトを分散したバランスになっているので後方部分が太目でテーパー上に長くなっており、その先端がキーパーになっているヘッドと一体成型のトレーラーキーパー。

これだとワームのズレ始めが早いのと、ズレ始めるとトレーラーを交換しないとズレを制御できない。

Basslog20241208-3 そんなこともあってストラクチャージグは後方を程よく残して少し削ってワイヤをタイイングして装着している。

モグラジグとアドバンテージジグもワイヤを後付けしている。

これでスキッピングさせてもズレない。

自分が主に使っている4つのジグは引っ掛かりやすいけど外れやすいという独特の性質がある。

その4つでも少し形状が違ったり、フックが違ったりしており、それぞれの特徴があり、それらを活用して使い分けている。

冬にラバージグは効くというのよく知られていることだけど、他にもラバージグが非常に有効な時が幾つかある。

次に自分が合っていると思う場面はポストスポーンの時期。

この時期は一点シェイクしたりしてあまり移動しないように心掛けて非常にゆっくりと動かして使っている。

この時は若干スカートを間引いて使っている。

冬のモワモワとしたスカートの動きではなく、1本1本のスカートの動きがよく解るように少し間引いている。

カバーの中でジッとしているようなバスでもこれだと喰ってくることが多い。

それにフルサイズラバージグならそれなりのタックルで使用できるので、カバーからも引き離しやすい。

ライトリグでなら喰わせられるバスでも、ライトリグを用いるタックルだとカバーから引き離すのは難しい。

テキサスをねじ込んで喰わない時でもラバージグだと喰ってくることがある。

おそらく、カバーに入れてすぐ喰ってくるバスはテキサスでも釣れる。

でもロングシェイクして喰ってくるバスはラバージグだからこそ喰ってきたバスだと思う。

カバーにテキサス入れてロングシェイクして喰ってくるのって春と秋の水況が変化した時に多い。

ポストの時期って意外とロングシェイクは効かないけど、ラバージグのロングシェイクは効くということが多いので、おそらくラバージグだからこそ喰ってくるバスだろう。

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2024年12月 7日 (土)

フルサイズラバージグ・1

ラバージグは最近では多種多様化しており、一般的なラバージグがどれなのか解りにくくなった。

そんなこともあってか昔からあるようなサイズのものはフルサイズラバージグと言われている。

フルサイズでも色々と分類されている。

自分が使っているのはキャスティング、ピッチング、スイミング、フットボールの4種類。

昔からあるようなキャスティング、ピッチング、フリッピングに使用するブラシガードの付いたラバージグは有効な場面が幾つかあって外すことはできない。

現在使用しているのは主に4種類。

Basslog20241208-2 ハックアタックフロロカーボンジグ、ストラクチャージグ、モグラジグ、アドバンテージキャスティングジグ。

アドバンテージキャスティングジグ以外の3つはちょっと似たようなヘッド形状をしている。

4つに共通して言えることは引っ掛かるけど高確率で外れるので、根掛かりしにくくて使いやすい。

それぞれ特徴があるので、それらを考慮して選んで使っている。

この中でもストラクチャージグの形状が一番気に入っている。

フルサイズジグは昔よりも使用頻度は落ちてしまったが、冬なんかは未だに圧倒的な強さを発揮する場面がある。

シャローを狙う際は特に有効なので、冬のシャローはフルサイズラバージグを使うことが多い。

ボリューム感がよいのか、スカートがよいのか、何がよいのかよく解らないけど冬のシャローでは食いがよい。

ある程度ボリュームのあるワームを用いたテキサスリグでも同じ効果が出そうだが、なぜかラバージグにしか反応しないことが多い。

冬はザリガニを食べているからラバージグが効くなんて言う人もいるけど、冬にザリガニって冬眠していていないはず…

でも、いないはずだから喰わないなんて頭は働かないと思うし、人間の久し振りにアレ食べたいみたいに、寿司食べたい時にラーメン屋で寿司出されても食べちゃうみたいなものなのかな…?

冬にザリガニがいないからこそ甲殻類の栄養素が欲しくて思わずバイトしてしまうのかも。

理由はどうであれラバージグが効くというのは間違えない。

トレーラーはスーパーチャンクを用いる率が高い。

秋ぐらいからチャンク系のベロンとした動きに寒い時期は反応が良いことが多い。

ポークもよいけど、最近はワームでもよいものが多いのでワームしか使っていない。

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2024年12月 6日 (金)

濱蝉

2024 L.O.Y. 【Noisy/Crawler baits】

Basslog20241206a_20241203104101 ノイジーは濱蝉。

ノイジーはあまり使わないジャンルということもあって2019年以来6年振りの選出。

2019年は同じTHタックルのTHクローラーであった。

大型の羽モノルアーは一時期物凄い流行って色々なものがリリースされた。

その中でもTHクローラーは非常に使いやすく、今でも使用頻度は一番高い。

あまり使わないというか、全体的なキャスト数が非常に少ない。

あまりキャストしない原因は1キャストに時間が掛かるから。

元々速いテンポで釣りをすることが多いので、1キャストに時間が掛からないものを多用してしまう。

でも要所要所で入れることはよくあるので、釣りに行く回数と使った回数での比率は高い。

トップウォーターでも最遅の速度で使っているので、最終的に入れるライトリグみたいなもの。

ピンスポットで絞り出すような点の釣りに近い感覚で使用している。

今回の濱蝉も同様で、非常にスローに使用する。

今年はこの濱蝉での釣れ方が非常に衝撃的であった。

それとその使い方が、今まで以上に更にじっくりと攻めるような時間の掛かる釣り方であった。

そんなこともあって自分の中では今まで以上にスローなルアーといったイメージが強くなった。

でもこれでしか喰わないバスが喰ってくるので、時間が掛かっても避けられない存在となった。

濱蝉は軽量ということでスピニングタックルで使用している。

ちょうどTVS-64Lがベスト。

このロッドの64という長さは操作重視するとなるとちょっと長いし、飛距離重視するとなると短いし、テーパーはファースト、パワーはライトということで使用する幅が非常に狭い玄人向け仕様。

日本のプレッシャーの掛かったフィールドでのトーナメント等だとこのような何かに特化したようなロッドが必要になるけど、普段使いにはちょっと用途の幅が狭く出番は少なかった。

最近はTVS-65ML/HGで使うものよりも更に小さいシャッドやミノー等に使っていた。

レギュラーテーパーよりも若干ファースト寄りのテーパーは小型プラグの操作性には非常に向いており、軽いトゥイッチや断続的な操作をするには非常に合っている。

巻きとジャークだけならTVS-65ML/HGがよいが、5g程度の軽量プラグを細かく操作するにはこれの方が使いやすく、今回の濱蝉のような軽量でロッドでの操作を必要とするプラグにはベストだ。

64というレングスは飛距離も十分に出せてアキュラシー性もあり、かつ操作性もありと、ライトリグには中途半端なレングスが正にこの釣りにはベストマッチしている。

ラインはPEの0.6号、リーダーはナイロンの8lb.くらいがベストな感じだ。

このセッティングだとかなり飛距離も出せるのでクリアレイクでもかなりのディスタンスを取って攻められる。

ラインスラックを軽くゆするくらいの感じで、ソフトな羽をうまく利用して微波動させるといい感じだ。

このソフトな羽こそがこのルアーの最大の特徴で、一見柔らかすぎに感じるいまだかつてない素材がいい波動を出してくれる。

ルアー自体が小型なのでフッキングは大型のクローラーベイトと比較すると比較にならないほど良い。

バラシも今年は1度だけだった。

バラシが多いならグラスコンポジットも試してみようかと思ったけど、今のところカーボンで問題なさそうだ。

濱蝉の釣れっぷりは衝撃的だったことで、虫パターンというものの認識が自分の中で変わった。

水面でチョコチョコと微波動で動かすのならフローティングマテリアルのワームや最近ではエラストマー製品のようなソフトルアーの方が優れていそうな感じがする。

それはそれで今まで何回もやったことはあった。

そんな経験もあったからこそこのハードルアーでの水面微波動がソフトベイト以上に効果的だったことで衝撃度が増したというのもあるだろう。

バスから濱蝉が何に見えていたかは定かではないが、釣ったバスの全てが本気喰いだったのは紛れもない事実。

今までにないマテリアルで作られたソフトな羽というのはまだ見ぬ展開をこれからも与えてくれそうだ。

ノイジーやクローラーベイトというのはまだまだ可能性があると感じた。

他のルアーと比較したら使い込んでいる時間は非常に少ない。

これからもっと色々なシチュエーションで出してみたい。

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2024年12月 5日 (木)

Zara Spook

2024 L.O.Y. 【Pencil Baits】

Basslog20241205a_20241203104101 ペンシルベイトはオリジナルザラスプーク。

ペンシルベイトはトップウォーターの中でもよく使う。

同じペンシルベイトでも浮き姿勢やアイの位置、内部ウエイトの配分、そして形状によっても物凄く違いが出る。

ザラと同じ形状で同じヘドン社のワンノッカーもザラとは効果が変わる。

使い方次第では全く同じものでも全く別物と化する。

操作するようなルアーというのは使い手によって変わるので、同じルアーを使っていても釣果は雲泥の差となることもある。

ペンシルベイトも最近では多種多様となり、細かく状況に応じて細分化できる。

トップウォーカーとジャイアントドッグXなんかは、括ってしまえば同じペンシルだけどかなりの別物。

ザラは昔からある非常に素直なペンシルベイトで、使いやすいからこそ色々なことができる。

これで色々なシチュエーションで長い時間使っていると、もう少しこうしたいとか、こうなったらいいのに…といったものが頭に思い浮かぶようになると思う。

単純なところではラトル音を入れてもっとアピールさせたいとなればワンノッカーにすればよいといった感じだ。

今年はザラを久し振りに多用した。

春から使いや始めて、久し振りにザラを使ったからか改めてザラってよくできたルアーだと実感した。

今年はフックハンガーを排除したこともあってか掛かりはかなり良くなった。

バズを通して出なくても、バスがここには居るだろうと感じた時なんかにザラを入れるとドカンと出るなんてことが何回かあった。

同じ水面でもバスの状態によって反応するものは変わってくる。

自分の場合基本速い動かし方で使用することが殆どで、状況によってたまにストップを入れる。

そんなこともあって首振りは結構高速でピッピッピと左右に振る。

高速とは言っているけど、自分の中でザラはスローな部類に入る。

トップウォーカーなんかは大きさでアピールさせたいのでザラよりも遅いペースで使うけど、おそらくこれを使う時が一般的な早引きくらいじゃないかな?

ジャイアントドッグXなんかはザラなんかよりも全然速く引いていて、ペンシルベイトの中では最高速で使っている。

初めて自分がザラを使っているところを観た人は必ず「そんなに速く引くの!?」と驚く。

それがジャイアントドッグXだと「そんなスピードで喰うの?」となる。

そんなスピードに反応するバスを探していて、たまにストップさせるのはバイトさせるためのきっかけ作り。

途中で止めを入れるのは効果的な時もあるけど、逆にUターンさせてしまう場合もあるのでその辺の見極めも大事。

断続的に動かしている時はスローからファースト、ファーストからスロー等スピード変化も効果的な時がある。

適当にシャカシャカロッドを煽って使っているように観えるかもしれないけど、しっかりとラインスラックは与えるように動かしている。

Basslog20240704a_20241203111501 ザラを使用するのにもロッドはNAZ-62MLを使用しているので、これができるのもグラスロッドのゆとりのお陰である。

ラインスラックはしっかりと出してあげないとトップウォーターは釣れる数が激減してしまう。

ゆっくりとドッグウォークさせても釣れるのだが、あまりゆっくり使わないのは、ゆっくり引いて釣れるバスは他のルアーでも釣れる時が殆どだから。

何にでも反応するバスならワーム入れてしっかりとバイトさせてフッキングした方が確実に取れるでしょ。

ペンシルベイトでないと反応しないようなバスを狙うためにペンシルベイトを出す。

オーソドックスなザラはそんなペンシルベイトのことを覚えるのにちょうど合っている。

今年は久し振りにザラを多用して改めてペンシルベイトのことを色々と知ることができたと思う。

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2024年12月 4日 (水)

BUD

2024 L.O.Y. 【Wakebaits】

Basslog20241204a ウエイクベイトはバド。

ウエイクもポッパー同様にここのところバドが続いている。

一般的なウエイクベイトはあまり使う機会がなかったのと、バドはウエイクとしてだけでなくトップウォーターとしても特殊な威力を発揮してくれることが多く、これの出番は例年通り多かった。

今年の春、まだ水温が低かった頃に荒川で50アップを掛けたのが今年の一発目。

しかしこの50アップはランディング寸前でバラしてしまったけど…

河川で釣りをしているとトップウォーターの使用頻度は非常に多い。

釣りをしている時間の8割くらいは水面。

暖かい時期だと100%水面なんて時もあるほどだ。

色々な水面ルアーを使っているけど、シチュエーションによって活躍してくれるものが全然変わってくる。

バドは1年を通して活躍してくれる。

春のまだ水温が低い時期はゆっくりと引くことができるバド重宝するので出番は多い。

カッチョンカッチョンカッチョン…バシャッと出た瞬間は何度味わってもいいものだ。

バドに来るバスはいきなり来ることが多いので、未だに出た瞬間瞬発的にフッキングしてしまいスッポ抜けてミスることもある。

これのリスペクトモデルは幾つかあるけど、何度使ってみてもやはりバドが1番良い。

自分好みに弄りやすいので、自分好みに弄ったものだからこそ信頼して投げられるのもバドの良さだろう。

バドを使う時のロッドは柔らか目のグラスかコンポジットがよい。

自分はトップウォーター同様にNAZ-62MLを使用している。

ラインはナイロンかPEで、PE場合はリーダーにナイロンを使用している。

ラインはどれも20lb.以上の太いものを使っている。

バドは巻いて使う巻きものなので、グラスのゆとりが大切。

ルアーがよく動いているかどうかはバドのようなウエイクベイトを使用している時が最も明確に判る。

波立っていない水面でルアーの引き波を観れば一目瞭然で引き波が大きくなっていることから、ルアーがのびのびとよく動いているのが判る。

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2024年12月 3日 (火)

カバーポップ

2024 L.O.Y. 【Poppers】

2024年度のLOY第一回目はポッパー。

Basslog20241203a ポッパーはストームのアラシカバーポップ。

ここ数年ポッパーを使う時はカバーポップを使うことが殆どとなっている。

このLOYでは2018年からポッパーはずっとカバーポップとなので7年連続。

気に入っているのは飛距離が出て首振りしやすく移動距離が少ない点。

以前に気に入って使っていたワンズバグと比較すると、ポッパーの使うスピードが遅くなった。

ポッパーを使う時は移動距離を抑えたい時が多い。

水面でのピンスポット攻撃といった感じで、巻きで使うルアーとは違って、止めたり、しっかりと見せて釣るような場面で使う。

ワンズバグを多用していた頃は静と動のメリハリのある動かし方で使うことが多かった。

そのような場面では最近は首振りでスプラッシュできるようなペンシルベイトを用いるようになった。

ポッパーはピンスポットで動かすような使い方が多くなった。

ピンスポットで動かすのなら何でも良さそうだが、カバーポップ以外のものは移動距離を考慮すると軽く動かすこととなってしまう。

弱いアクションで使うならイエローマジックとか優秀だし、ワンズバグも容易に良いアクションが出せる。

カバーポップは強めにアクション付ければ強めのポップ音が出せて、それでいて移動距離が少なくて済むので誘う力も強い。

ここが他のポッパーとの大きな違い。

弱いアクションにも対応できるし、どんな強さでもしっかりと左右に首を振る。

断続的にアクションを付けた際に右左右左左左…と、片方に偏ってしまうものも多い。

カバーポップはペンシルベイト並みにドッグウォークが容易にできる。

180度180度テーブルターンしている感じなので、移動距離は非常に少ない。

オープンウォーターで使用していると、一点シェイクしているかのようにその場で首を振っているようだ。

それと他のポッパーよりも若干大きめのボディということもあってキャストしやすい。

テールとカップまでのテーパーが極端で、テール側はキュッと絞られており、パッと見はそんなに大きくは感じない。

飛距離が出しやすいので、近距離での精度は上がるし、不意のボイル撃ちにも対応できる。

今年は春に作った黒のカバーポップも活躍してくれた。

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2024年12月 2日 (月)

ペンチ

釣りで使うペンチは先端がスプリットリングを外しやすいように加工されている。

挟む部分は挟んだものが滑りにくいように波状になっている。

普通のペンチも挟む部分は滑りにくいようにギザギザに加工されている。

このギザギザがたまに邪魔に感じることがある。

完全に真っ平らなペンチが欲しくて探していた。

Basslog20241202a そしたら、アクセサリー加工用のペンチはほぼフラット面となっていることを知った。

1つ試しに買ってみた。

アクセサリーの加工は細かい作業が多いので、大きさや形状も幾つかあって便利そうであった。

購入したものは非常に小さく、手の中に収まってしまうようなコンパクトなサイズのものだ。

先端はピンセットのように細くなっている。

ちょっと使ってみたけど、小さくても力も入るし、細かい作業がやりやすかった。

これはもっと早く導入すべきだったと思う。

工具に関してはあまり気にしたことなかったけど、探したらもっと色々と便利なものがありそうだ。

細かい作業で使っているハサミなんかは、実験解剖用のハサミを使っている。

これは大学の時に実験用として強制的に購入させられたもの。

その当時はハサミに1万弱なんて高いなぁ…と思いいやいや買った覚えがある。

でも未だに切れ味はよいし、細かい作業には使いやすくて手放せなくなっている。

刃の部分にギザギザ加工はしていないけど、PEラインもスパッと一発で切れる。

いくら何でもこれを現場には持って行けないけど、ハサミは最近では100円均一に良いものがある。

ギザギザ加工が施されたハサミはかれこれ15年ぐらい前から100円で買えるので、それから現場でも家でもこれを愛用している。

結構ハサミやペンチはなくすので、この100均のハサミも今までに20本ぐらいは買ってる。

自分が使う場所とか、タックルボックス毎に入れている。

このハサミはワームをカットする時にワームが逃げないので狙い通り真っ直ぐに切ることができるので、ワームを切る作業にも重宝する。

先日ダイソーへ行ったら、遂にギザギザ加工のハサミが釣り用としても販売されていた。

パッケージ替えただけの使いまわしではなく、形状も変えていた。

もはやハサミは使い捨てといった感じだが、作業用は別格扱い。

モノつくりには良いものを使った方が、モノもよくなるし作業効率も上がる。

今回のペンチで少し道具の見直しをしようと思った。

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2024年12月 1日 (日)

L.O.Y. 2024

今年も12月になったので恒例のLOYをスタートしようと思っている。

Basslog20241201a 今年はどんなルアーが活躍してくれたか…?

意外とパッと思い付くものはない。

よくよく思い起こしていると、あれもこれもと頭に思い浮かぶ。

今年も色々なルアーで釣った。

ワームでの釣果は少なかった気がする。

なんだかんだで数は多く釣ることが多いワームだが、今年はハードルアーの方が多かったのでは?

まだそれほど秋の釣りを満喫していない感じがするからか、もうこんな時期なのか…といった気分になっている。

やはり1年を通してみると、9月ぐらいから年末までというのは1年でも忙しい時期である。

年末に釣りってあまり行ったことがないなぁ…と今更ながら思う。

 

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2024年11月30日 (土)

ガイド交換

いつものことながらまたバッドガイドが壊れてしまった。

今回はTVC-68Mのバッドガイドが壊れてしまった。

シングルフットのKTガイドだと、リング径は5よりも小さいものでないとすぐに曲がってしまう。

既に既定の角度も分らないぐらい何度も手で元に戻したりしていた。

早くダブルフットに替えればよかったのだが、たまにしか使わないロッドということもありそのまま放置していた。

バッド側の3つはLKWTGの8、7、6に交換した。

そしてロッドの全体を観てみると、バッド側から3番目と4番目のガイドサイズに違和感があった。

このロッドは4番目から先のガイドはティップ以外全て径が4.5のT-KTSG4.5となっている。

Basslog20241130a 6から4.5はちょっと差があるので、4番目だけT-KTTG5に交換した。

既存のガイドはチタンフレームのSiC仕様だが、家にストックしてあったガイドがトルザイトだったので全てトルザイトにしてみた。

以前にも少し触れたが、トルザイトは一長一短のところがあって万能ではない。

トルザイトは富士工業の最上位ガイドリングであることから、これが一番良いと言われているけど実際のところはどうなのだろうか?

以前にあったゴールドサーメットの時のように、徐々にまたSiCに戻る流れになりつつある気がする。

トルザイトがよいと言っている人って、理論的なことを言っているけど、結構言っていることが辻褄の合わないことが多い。

大体言っている人ってメディアプロとか釣具屋さん関連の人でしょ。

今のところライトロッドのティップにはトルザイトはよいと思う。

ただ最近はライトロッドにもPEラインを用いることがあるので、その場合はSiCの方が安心。

このロッドもライトアクションのロッドなのでティップはトルザイトにしてある。

表記はミディアムになっているけど、実際のアクションは軽量リグに適したライトアクションのロッドだ。

このロッドも発売当初は小口径リングのティップガイドが富士工業になかったこともあって既存のティップガイドはリング径が大きいので、径は小さいものに替えた方が感度は格段によくなる。

SiCリングのトップガイドに替えるならT-KGST4.5、トルザイトの場合はT-KGTT4.0がよい。

SiCよりもリングの内径はトルザイトの方が大きいので、トルザイトにするなら一回り小さいサイズが合う。

T-KGSTとT-KGTTではウエイトがT-KGTTの方が軽い。

トップガイドは軽ければ軽いほど感度は上がるので、T-KGTTにした方が感度はよくなる。

既存のものを同じT-KGSTに替えてもリング径が小さくなれば自重も軽いので感度は上がる。

SiCとトルザイトの比重はSiCの方が若干軽い。

でもトルザイト製品の方がリングが薄いので質量の差が出ることで、同じリング径でもトルザイトの方が軽い。

それもあって同じ外径でも内径はトルザイトの方が大きいということ。

ガイド交換をすると色々とガイドの違いによって変わることを体感できるので面白い。

このロッドで交換した5つのガイド代だけで6,250円と、ちょっと高いけど富士工業にはガイドセットがあるので、それを使えば少し安く替えられる。

やり始めると色々と交換してみたくなって、ガイドの数も物凄い数になる。

そして知識も増えるので、訳の解らないような領域に足を踏み入れてしまうことになる。

先日某釣具店でガイドのことを知っているものだという前提で話しかけたら、全く理解しておらず全く話が通じなかった。。。

KT、LKT、KTTGだとか知らない人には何が何だか全く分からないと思う。

リングとフレームのマテリアルはそんなに数はないので、それくらいは知っておいても色々と役立つと思う。

ロッドを弄るのもバスの楽しさの1つ。

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