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2007年6月22日 (金)

山中湖の達人

山中湖といえばバスが魚種認定されており、ワームも使える数少ない貴重な湖だ。

ストラクチャーがプアで地形変化も乏しい山中湖は他の湖とは違い特殊な部分が多い湖といえる。

まず逃げ場となる場所が殆どなく、それにバスの移動するまでの時間が早く、移動距離も大きいのは物凄い特徴的だ。

ということもあり、ここの湖でコンスタントに上位入賞するのは非常に難しい。

その証拠に過去にチャプターで年間1位を取っている選手でさえ、年間に1度は参加点のみの5点の試合がある。

他の湖では年間1位を取るとなったら5点を取った時点でまずありえないことだ。

そんな山中湖でのトーナメントで上位入賞の常連者には大きく分けると2タイプいる。

回遊性のバスをうまく捕らえて釣っているか、魚探を駆使したピンスポットの釣りで釣っているかの2タイプだ。

いづれにせよ山中湖で入賞するには、上記のどちらにおいても日本でもトップレベルでこなせないと難しい。

ただどちらの釣りも物凄いリスクと隣り合わせな釣りとなるので、まぁそれがスリリングで面白いと言えば面白いのだ。

回遊性の釣りを得意とする選手には先日のチャプターで優勝した清水君や落合兄弟などが代表格だ。

ピン撃ちでは粕谷プロ、大塚プロ、神津プロといった山中湖を長年ホームにしている選手が得意としている。

各選手の釣りを細分化していくと更に細かくなるのだが、各々長年の経験から得た物凄いものを持っている。

しっかりと細部まで把握できているからこそ船団となっても釣り勝てるのが上位常連組みなのだ。

過去にその証明として最もインパクトがあったのが粕谷プロがマスターズ戦で勝った時だ。

あの第2水中島に200艇近くボートが浮かび、更にマスターズの選手のみならずトップ50の選手達まで入ってくる中で2日間唯一リミットメイクしたのは強烈であった。

有名どころ以外にもまだたくさん強い選手はいるので、“山中湖の達人を徐々に紹介していこうと考えている。

そんな達人に身近で、かつ山中湖に行き始めてから20年以上経つ私だからこそ可能な細かい領域まで達人達を解剖していきます!

そんな訳でカテゴリーにも山中湖の達人を追加したので乞うご期待!

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コメント

おもろい企画ですな。山中湖のバスは移動が早いねぇ〜うふふふふふ…と泉プロ言ってたっけ。

投稿: きもたく | 2007年6月23日 (土) 12:20

別に宣伝目的ではないので、真実が伝わるでしょう。
人それぞれ釣り方や考え方など様々ですので、きっと面白いものが出来ると思いますよ。

投稿: Basslog | 2007年6月24日 (日) 21:13

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