3者3パターン・その2
今日は今年初釣行から3回連続でバスをキャッチしている小木君の行っていたパターン。
霞ヶ浦の冬定番となっている釣り方の1つにクランクベイトのただ巻きの釣りがある。
霞ヶ浦をホームグランドとする彼は正しくこのパターンでバスをキャッチしていた。
彼の釣りはストラクチャーに絡めてひたすら巻き続ける釣りで、彼の狙い所は、バスがフィーディングに挿してきたり、ジッとしていそうなストラクチャーで、ひたすら効率よくクランクを通過させていた。
クランクベイトを引き続けるのは結構体力がいることから‘男引き’と言われているが、冬にクランクベイトを引くとなると、盛期よりはスピードは遅いので、必然的にキャスト回数は減り、巻く力もそれほど要らないことから体力的には楽だが、寒さ厳しい状況下で、信じ続ける根気と挫けない根性が必要となる。
彼が用いているクランクベイトはフラットサイドでロール方向の動きが強くピッチが緩い、フラットサイドでは珍しいタイプのものであった。
カラーは正月に我家で塗っていった彼が絶対的な自信を持つカラーに私が半強制的に‘INABASS’パターンをサイドに吹付けたもの。
バイトが弱いことから、ロッドは乗りの良く、前触れも明確に感じとれるグラスロッドを用いていた。
この時期はバスの動きが弱いためガッチリとフッキングする必要があるので、バスが寄ってきた時に起こる前触れを感じることも重要なことから、巻物を扱う場合グラスロッドが絶対有利となる。
昨日の椎名君の釣りは完全に食性に訴える釣りに対し、小木君の釣りは食性に訴えつつも自らバスに近づきリアクションをプラスしている釣りだ。
水温が上昇した午後からはメインチャンネル沿いのフラットエリアに沈むリップラップからもクランクベイトでキャッチし、この日は3バイト3フィッシュと彼が最多キャッチであった。
この日までのクランクタクティクスは3日間ともバスをキャッチすることに成功した彼だが、その後2日間のライトリグ修行はノーフィッシュだったことは内緒です(笑)
そんな小木君のブログ⇒BASS&NORI
そして明日は最多バイトだった自分のパターンです。
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