TGSオープン‘羽生カップ’
前回、少し記したように、このトーナメントはプラクティスに入れなかったのと、それほど亀山ダムでの経験もないので、基本に忠実に攻めることにした。
場所、地形もしっかりとは把握できていないので、まずは湖へ出なくてもわかる範囲で場所を選択した。
この時期は水の安定感から最下流のダムサイト、最深部を控えている本湖、フィーディングやマイグレーションには欠かせない岬の3つを軸に考えた。
そしてファーストプレイスはその条件を全て満たすトキタ前から入った。
入ったといっても、地形も何も分からないので、まずはゆっくりとボートを流し、魚探でボトムを確認していった。
水深8m付近のボトムに微かにオダらしきものが映った。
ハッキリ言って普段であればスルーしてしまう程度の、高さも全くないに等しい程度のものであった。
所々、そんな感じでオダが広がっていて、バスが着くならこれぐらいしかないだろうといった感じであった。
魚探にバスらしき影も映らないので、バスはボトムベッタリに居ると思い、ショートリーダーのダウンショットを投入してみた。
ルアーだけは郷に従い、亀山の定番であるブラックのレッグワームを使った。
ロッドは乗りと操作性を重視しフルソリッドのツアラーSTS-510DS/FS、ラインは飛距離、操作性、感度、強度を考慮しBAWOスーパーフィネスの2.5lb.を用いた。
水温は7℃あったので、まだ喰い気はあると判断し、ボートを流しながらスイミング気味で断続的に操作し攻めた。
すると30分程の間にキロアップとキロ弱の2本をキャッチし、2本で2キロを超えた。
その後はたまにバイトはあるものの、乗らなかったり、乗っても外れたりであった。
色々と場所も変えてみたが、バイトがないので、昼近くに再び本湖へ戻ってきた。
そして10mぐらいのレンジでチビを1本キャッチしリミットメイク。
昼近くになりベイトも絡み始めており、かなりいい感じであったが、あとは続かなかったが、この3本でウエイトは2,170gあり、勝つことができた。
今思えば、朝の場所の選択は正解であり、朝違う場所へ行っていたら、苦痛な一日になっていただろう。
これを機に情報に左右されないで、基本に忠実にということを今年は心掛けたい。
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コメント
マイグレーションと言う言葉15年ぶりに聞いた(笑) すでに死語だね
投稿: 川越 | 2012年1月16日 (月) 07:02
移動って書くと、冬でも常に動いている感じになっちゃうから、マイグレーションならなんとなく曖昧になるでしょ(笑)
投稿: T.Inaba | 2012年1月16日 (月) 08:41
すごいっす。v(^_^v)♪質問なんですが、フルソリッドのロッドってベロンベロンな感じでルアーを操作できるんでしょうか?それともオダ系に落としこんで引きずる形なんでしょうか?
投稿: YOSHI | 2012年1月25日 (水) 04:23
YOSHIさん、フルソリッドでも操作はできますよ!
最近のソリッドは操作性も高く、昔のようにただ掛かればいいって感じはありません。
ソリッドの時はロッドで直接操作するというよりは、ロッドでラインを操作するといった感じです。
投稿: T.Inaba | 2012年1月25日 (水) 07:49