“TINY IKA”・2
昨日に引き続きタイニーイカ。
タイニーイカはゲーリー製品ではあるが、マテリアルに含まれているソルトは少な目であることから、低比重であり、一般的なゲーリー製品よりも硬い。
それ故にフォールスピードは遅く、ワーム自体は切れにくい。
ゲーリー製品の特徴でもあり、良さの1つでもある高比重は、ノーシンカーでのフォーリングでは勝手に動いてくれて、勝手に釣れることから、初心者でも釣りやすい。
ハッキリ言ってしまえば、タイニーイカにはそのメリットはない。
なので、自分でしっかりと操作していかないと釣れない。
でも、しっかりと使いこなすことができると、他のワームでは歯が立たないぐらいの威力を発揮する。
そんなこともあり、タイニーイカは小さくて、一見切り札的な存在に見えるかもしれないが、上級者向けの、攻撃的なワームだ。
昨日のネイルリグともう1つ自分が圧倒的な威力を発揮すると思っているのが、ジグヘッドワッキーだ。
ジグヘッドワッキーにセットしたタイニーイカをフリーフォールさせると、ボディを水平方向に保ち、ローリングしながらやや斜めにフォールしていく。
このフォール中にラインテンションを張ることで、ジグヘッドをブランコのように揺らすことができる。
これが中層にいるバスに対しては非常に効果的で、特にスモールマウスには異常なほど効果的だ。
檜原湖で初めてこれを使ったときはボトムにリグが到達することはなかったほどだ。
昨年はJBのルール上、プラクティスを含めエコワームしか使えないので、使っていないが、きっと未だにその効果は絶大だろう。
それと、タイニーイカを使う時に、最も重要なのが、フックの刺し位置。
凹凸を後ろから数えて11番目と12番目の凸部の間の凹部分のパーティラインからパーティラインへ貫通させる。
数えるのが面倒な人には以前にも記した2つ折りする方法をお勧めする。
1節でもズレると釣果がかなり落ちてしまうので、とりあえずは正確な位置に刺して使ってみて威力を実感してほしい。
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