AKBケンゾー・1
以前にもここで紹介したJBプロ秋場健三(以下AKB)。
AKBは、JB九州で優勝経験もあり、大学時代はそれなりに九州方面で釣りをしていたので、バスを釣っている数も多い。
そんなこともあり、ちょっと釣り天狗的な部分があるので、人によっては生意気な野郎だ…と、敬遠され、敵が多いのも事実(笑)
そのAKBに、最近「FoxyFryってそんなに釣れるんですか?」と聞かれた。
「釣れるよ!」と返答するものの、完全に信じていない様子で、AKB自身の信頼度が高いシャッド達で対抗したいというようなことを言ってきた。
AKBの信頼を寄せているシャッド達は、全て私自身も使っているもので、確かに釣れるけど、高滝に関してはFoxyFryに勝るのは無理だと分かっていたけど、勝負したいなら今度一緒に行こうということとなった。
そして実行の日が来た。
AKBの釣りをする姿を観ていると、エレキの操作、キャスト、フッキング、ファイト、ランディングといった一連の作業は慣れているし、むしろうまい部類に入ることから、今までに数はかなり釣っていたことはすぐに解った
ただ、今回シャッドのアイチューンを施す姿を観ていて、九州ではかなり甘い釣りをしていたというのがすぐに判った。
とりあえず手抜きして、Foxyは出さないで、AKBが九州の遠賀川で得意としていたというシャロークランクで一発釣って、ジャブというか隙を与えてあげた。
高滝ではあまりクランクベイトって使われていないようだが、攻めるシチュエーションによっては非常に有効だ。
AKB理論では「春のシャッドはレンジこそが全て」とのことであったので、レンジは確かに春はセンチ単位で重要だけど、それ以外にも重要なことはあるよ、ということで他のルアーでも釣ってみせることにした。
せっかくなので、スミスルアーで釣ってみせようということで、ディプシードゥ1を、テストがてらプロトの62HYBGに結んだ。
ディプシーでも3発釣ってみせると、なぜ私がここでFoxyFryを選んでいるのか理解できたようだ。
私が釣っている間、ノーバイトのままであったAKBも1時間後には「すみません、FoxyFry貸してください」と言ってきた(笑)
続く…
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