SSミノー
大まかな形状は既に2年近く前から決まっていたが、まだ微調整を行っている。
これだけの長い期間のテストを要するのは、それだけ微妙な調整が釣果を大きく左右するからである。
前回の桧原湖では、まだ試作段階のモノを使ったが、十分にバスの反応はよく、実際に良く釣れた。
最初使った時は大中小のバスを選ぶことができず、バスに見られたら喰われるといったイメージであった。
春に開発担当の谷中さんがスプリットリングのテストを行っていたが、パッと見、何が違うのか判らないくらいの微妙な違いの物を、幾つも付け替えては姿勢を細かく確認し、泳がせた時の姿勢をチェックしていたが、丸々1日掛かっても終わらなかったほど、地味で手間の掛かる作業だ。
そんな微妙な違いのテストでも、これだけ小さいサイズのミノーだとテストにもかなりの時間が掛かる。
これが内部構造の違いのテストといったら更に時間は必要となる。
I字系では後発だけに、既存のモノよりも明らかに良くないといけない。
ちょっと下火になりつつあるI字系というジャンルであるが、これからが重要な時期を迎える。
本山さんの拘りをふんだんに詰め込んだSSミノー、発売したら是非使って、既存のモノとの違いを実感して欲しい。
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