‘Cover Penetrator’
ツアラーV-specで、現在発売中の機種で最も気に入ったのが、TVC-70H‘Cover Penetrator’だ。
ここ最近は使用していなかったが、山中湖で多用していた釣り方に、1oz.のテキサスリグがあった。
通常1oz.といえば、パンチングに使用するのが一般的だが、自分は1oz.ならではのフォールスピードを利用しディープでの釣りに使用していた。
当時はキャパオーバーのツアラーのSTC-63TXで使用していた。
スミスのロッドはブランクがしっかりとしているので、多少のキャパオーバーは問題なくこなせるので、使えたには使えたが、もう少し余裕のある専用ロッドが欲しかった。
そしてようやく今回のV-specで1oz.を背負えるロッド‘ペネトレータ’が登場し、この釣りがストレスなくできるようになった。
カバー撃ち用とはなっているが、これこそヘビーテキサス用に適している。
カバー撃ちであれば、まず、マイクロガイドを装着するならファースト気味にする必要はなく、もう少し硬くして、完全なスローテーパーにした方がベストだ。
このマイクロガイドを装着したことで感度は、体感では既存の3倍ぐらい上がった。
バラつきがなく、しっかりとテーパーが生かされているのもスミスロッドの特徴であり、今回のマイクロガイドはブランクのテーパーを更に活かしてくれている。
先週の日曜日に本栖湖へ訪れたのは、このロッドがディープでのヘビーテキサスに合っているか確かめたかったからというのが最大の目的であった。
今回はパワーホグ4in.、繋ぎイモ60×2、モコリークローと試してみたが、どれもいい感じで、理想通りにバスをキャッチすることができた。
狙った水深は10~12mの溶岩の絡んだブラフで、ベイトが居る場所を直撃して使った。
この水深でも操作性、感度は抜群で、ウエイトレスフィーリングさえ感知するほどであった。
レングスゆえに変な態勢からのフッキングでもしっかりと決まった。
バッドもしっかりとしており、やり取りも楽だった。
ちょっと前にも記したように、同スペックの他社製品と、ブランクの厚さを指で弾いて比較して欲しい。
そして何より、軽い!
10mといった深いレンジから伝わってくる小さな当りを、フルパワーでフッキングするのは、サイコーに気持ちイイ!
今回本栖湖で釣れたバスは全て1キロ越えだったので、まさしく快感であった。
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