パターンA
JB全日本バスプロ選手権の試合で実際に組んでいた3つのパターンは、全てディープクランクでの釣りであった。
パターンAは7~8mラインにある岩を中心に、ハードボトムなどにクランクベイトでぶつけていく釣りであった。
深い側は泥底で、8mより浅い側はハードボトムとなっているような場所が主に狙っていた場所だ。
ここに岩や溶岩といった起伏のあるストラクチャーがあると尚よいといった感じであった。
ただ、そのような場所は誰にでも魚探を観れば判るので、起伏がハッキリとした場所はライトリガーがシューティングに来てしまい、バッティングの可能性があった。
釣り方が釣り方なので、バッティングしたら釣りにならない。
そこでブレイクの寄り具合や傾斜角度の違いなどを踏まえつつ、しょぼくても釣れる場所を探してプラした。
ある程度釣りをしていて、ボトムタッチ時にバイトが集中しているので、起伏が緩い場所では、これを意図的に演出しようと考えた。
これは秋にはよく使う手段で、狙っているスポットで思いっきりジャークを入れるという釣り方だ。
これで釣れるバスは1キロぐらいで、比較的ピンスポットから狙って釣れるので、最も狙いやすく、再現性の確率も最も高いと判断した。
しかし、これをメインに展開した2日目は400、500gの2本で終了となった。。。
狙い通りの釣れ方であったが、フッキングしてから‘アレ…!?’って感じで、全然引かねぇ~
バスが掛かるとクランクベイトは動かなくなるので、クランクがちゃんと動いているときの抵抗の方がよっぽど強いし…(笑)
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コメント
スゴイです!勉強になりすぎです(笑)
パターンB楽しみです。
投稿: たけブー | 2012年11月14日 (水) 17:21
ジャークを入れるならミノーの方がいいような気がするのですが、なぜクランクベイトをチョイスしたのですか?
投稿: TN | 2012年11月14日 (水) 21:20
たけブーさん、ありがとうございます!
次回はパターンBではなくパターンCの予定です(笑)
投稿: T.Inaba | 2012年11月14日 (水) 23:04
TNさん、確かにジャークといえばミノーがあっているように感じますが、クランクベイトでも非常に有効なんですよ!
それと、今回ミノーを使っていないのは、ルール上、狙っている水深にミノーを到達させることができないんです。。。
投稿: T.Inaba | 2012年11月14日 (水) 23:07