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2014年7月16日 (水)

TOURLER V-spec‘TVC-65M/HG’登場

グラスロッドのメリットって、使い続けないと、解らない部分が多い。

キャストのしやすさ、乗りの良さ、バレにくさという点は、少し使えば理解できる。

それ以外にもグラスのメリットはある。

自分がよく話題に挙げるのは、ルアーの動きがよくなる点だ。

バジンクランクのようなウエイクベイトを、波気のない水面で、カーボンロッドとグラスロッドで引いて、引き波を見比べてみれば一目瞭然だ。

同じルアーを長い時間使っていると、明らかにバイト数がカーボンとグラスでは違うということにも気付く。

再現は難しいかもしれないが、入れ喰いとなっている状況下で試せれば、決定的に違うということがすぐに理解できる。

カーボンで巻物引いても釣れない訳ではないし、カーボン製の巻物ロッドだって世の中には存在する。

それに日本のプロのタックルを観てみると、巻き物自体使わないプロは多いけど、巻物を使っているプロでは、カーボンを使っている方が多い。

ある程度は小手先のテクニックでカバーできる部分もあるけど、長い時間使っていると、その差は歴然となる。

ちょっとしたミスが死活問題となるような、生活の掛かったアメリカのツアープロは、巻物にはグラスロッドを必ず用いている辺りからも、巻物には巻物がベストということでしょう。

巻物中心の釣りをする方には絶対にグラスがお勧めである。

Basslog20140716a_2グラスの中でも、何がいいかと言えば、もちろん散々テストと試行錯誤を繰り返し完成したツアラーV-specの‘TVC-65M/HG’だ。

このロッドは、グラスはグラスでも、カーボンも入ったハイブリッドである。

従来の継ぎ足しとか、低弾性カーボンとは違い、フィーリングは完全にグラス。

唯一違うのは、ロッドの自重。

123gと、グラスではありえないような軽さに仕上がっている。

グラスのメリットは全て兼ね備えており、デメリットであった自重やロングディスタンスでのフッキング性能もカバーできている。

ゆえに死角の全くないスーパー巻物ロッドである。

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