JB霞ヶ浦第2戦アブガルシアカップ
今日はJB霞ヶ浦シリーズ第2戦アブガルシアカップが開催された。
やはり今回は全体的な釣果もよく、90名の選手がウエインした。
今回は西浦方面からの釣果が多く、上位陣も西浦方面が多かった。
詳しくは後日上位入賞者インタビューをアップします。
今日はJB霞ヶ浦シリーズ第2戦アブガルシアカップが開催された。
やはり今回は全体的な釣果もよく、90名の選手がウエインした。
今回は西浦方面からの釣果が多く、上位陣も西浦方面が多かった。
詳しくは後日上位入賞者インタビューをアップします。
昨日話題に出したマンズ製品で、自分が今までで最も使用したのは間違いなく‘The Classic’である。
1989年のバスマスターズクラシック(現バスマスタークラシック)は、今まででもかなり印象に残っている試合の1つだ。
この年は当時ヤングライオンと呼ばれていたゲーリークラインがアングラーオブザイヤーを獲得した年でもあり、物凄く記憶に残っている。
この試合でのハンクパーカーの逆転優勝は、今後も語り継がれるぐらいの劇的な逆転劇であった。
当時自分は高校生で、その当時はインターネットもDVDもなかったので、ビデオや雑誌で情報収集するしか手段はなかった。
それで強烈に影響を受けて、マンズのThe Classicは津久井湖ではかなり使い込んだ。
このスピナーベイトで、スピナーベイトの知識の多くを学んだ。
当時のThe Classicはダブルインディアナ仕様であったこともあり、今となってはインディアナ自体忘れ去られているブレードタイプだが、自分は未だにインディアナを溺愛している。
インディアナブレードは当時も入手困難だったこともあり、それがきっかけでブレードを自作するようになった。
ただ、現行のThe Classicはインディアナが使用されているのはリアのみの、タンデムインディアナ仕様に変更されていたのは残念。。。
それと、当時は同梱されていたトレーラーは、バークのスプリットテールイールのような素材で、なかなか気に入っていたのだが、これもまだ販売されているようだ。
マンズと言えば最近ではアラバマリグで一気に注目を浴びたメーカーだ。
20年以上前からバスをやっている人には、ジェリーワームのメーカーといったイメージが強いでしょう。
そんなマンズの新製品‘Reel'N Shad’は非常に気になる。
中央に思いっきりスリットを作るといった斬新なアイデアは面白いし、あんな動きを出すとは凄い。
以前に発売になったこれも気にはなったけど、未だに見たこともなければ話題すら聞いたことがない。
今回のはどうなのかちょっと気になる。
格子状に山肌をコンクリートで覆った擁壁がある。
桧原湖に通っているアングラーに‘ワッフル’といえば、どこの事だかすぐに判る程有名になったワッフル状のこの擁壁がある場所のことだ。
バスを釣る時に、バスが釣れる要素が3つ重なるジャンクションエリアというのは、言わずと知れた良い場所だ。
このワッフルも1つの要素となりうる。
つまりこれがあったらあと2つ要素が加われば、良い場所ということになる。
例えばワッフル周辺のストラクチャーを魚探で確認して、ドロップオフやハンプ、ポイントといったものが付随していて、そのストラクチャーに絡んだ倒木等のカバーがあったら、そこは狙い目だ。
ワッフルがあったら1つの要素は見付かったようなものなので、普通より探す手間が省けるということ。
ワッフル周辺は釣れるとよく耳にするけど、この擁壁のできた過程を考えるとなんとなく納得できる。
この擁壁は元々山崩れ止めの目的で造成されたものなので、崩れやすいとこや崩れた場所を固めたということ。
そう考えて元の姿を想像すると解ると思う。
更に突き詰めて考えていくと、どういった時期がベストなのか等も思い浮かぶでしょう。
1991年、自分がまだ大学生の頃に出場していた芦ノ湖のNBC神奈川チャプター開催時に、山木ボート桟橋には釣り好きな小さな少年が1人いつもいた。
人懐っこい目をしたその少年は、近所に住む小学3年生であった。
そんな小さな頃からチャプターの手伝いをしていたこともあり、当時神奈川チャプターに出場していた選手は誰もが覚えているであろう。
‘しんご’‘しんご’と呼ばれ、みんなに可愛がられていたその少年こそが山下晋豪であり、晋豪との初めての出会いであった。
あれから24年経ち、今では晋豪もJB戦に出場するプロとなった。
晋豪は昨年のマスターズ戦では三瀬谷でノーフィッシュを食らってしまい、今年は試合前にかなり練習にも励んだ結果、今年の試合は8位に入った。
彼はTD&カンパニーという釣りとはあまり関係のない一般企業をメインスポンサーとして、JBマスターズシリーズに参戦している。
先日紀州バスツアーでの七川から三瀬谷へ移動することになったのも、彼の「トーナメントレイクでもバズを試してみたい」といった意向からであった。
昨年末から練習や仕事で、1日も休む間もなく動き続けており、今後もうまく調整していかないと練習にも入れなくなってしまう程の多忙な日々を送っている。
人柄もよく、先日のJB桧原湖シリーズの初戦前も、自分も晋豪が多忙なのは承知の上「今回は小森(大会委員長)が来れないので来てくれないか?」と尋ねると、「分かりました…なんとかします!」といった好感の持てる好青年だ。
小森も「晋豪が来てくれるなら安心して(TOP50旧吉野川戦の)プラに打ち込める」とのことで、そして実際に殆ど不眠の状態で来てくれた。
彼はNBC神奈川チャプターの会長も務めており、家が箱根ということで、芦ノ湖漁協の手伝いなどもしている。
現在全国的にワカサギブームだが、その殆どは芦ノ湖産のワカサギである。
その出荷にも関わっているので、結構な数の人が間接的にお世話になっていることでしょう。
これからも色々と大変だと思うけど、トーナメントで良い成績が出せるようにがんばって欲しい。
先日の七川ダムの次の日に訪れたのは、JBマスターズの開催地でもある三瀬谷ダム。
前日の七川の状況等を踏まえつつ、リザーバーを攻略してみることとした。
またしてもイナバズ(スイッチバズ)1本に限定して三瀬谷に挑む晋豪の釣りに対する情熱というか、釣りに対する熱心さには驚いた。
晋豪に関してはまた明日にでも…
しばらくしてゆっくりと入っていったインレットのマウス付近で1本キャッチし、更に奥へ進みキロアップをキャッチした。
既にキャストやリトリーブの方向はバッチリで、さすがにプロだけあって釣り自体に関しては習得も早く、特に指摘する点もなく、バスを掛けてからのやり取りまで問題はなくなった。
あとは経験を積んでいけば、バズの出し処やバズの有効性をもっと知ると思うので、あとは場数を踏んで経験値を上げていくだけだろうと感じた。
三瀬谷ダムも七川同様にポスト期に当たっており、バズには厳しい感じであった。
それでも適度に反応はあり、更には三瀬谷としてはマックスクラスの50アップもキャッチでき楽しむことができた。
こんなによく釣れるフィールドがたくさんあり、ちょっと足を伸ばせば琵琶湖へも行ける関西はうらやましいね。
ポストスポーンの時期というのはバズベイトがあまり効かない時期である。
プリスポーンの時期よりも水温も高く、バズには適していそうだが、プリの時期よりもどちらかといえば釣れない。
七川、三瀬谷の時に無理やり釣ったように、全く釣れない訳ではないが、ベストとは言い難い時期である。
しかし、ポストの時期は水面への意識も強いこともあり、ペンシルベイトが有効なようにバズへの可能性も捨てられない。
とにかくポスト期のバズの可能性を求めて、昨年、今年とポスト期にかなりバズを使用して釣ってみた。
その結果、自分の考えでは、既存のバズではスピードが早過ぎると感じる場面が多々あった。
バズベイトは比較的ゆっくりとしたスピードで引くので、巻物としては遅い部類だけど、例えば同じサーフェス系のバドと比較したら結構早い。
バドとバズはそれぞれにこれにしか出ないような、個々のルアーが独壇場となる場面が存在する。
その違いは音や存在感だと思っていたけど、それだけでなくスピード面の違いもかなり関わっていると感じるようになった。
そしてバドに匹敵るスピードで引けるバズを念頭に入れて、新しいバズを考え、色々と作成してみた。
それと同時にスミスの開発担当である谷中さんからの要望であった、「もう少し重たいバズ」ということも同時に考慮しながら試作を10個程作ってみた。
その結果、実際の釣果やスピード、飛距離等が理想的な素晴らしいバズが幾つか出来上がった。
その中の1つは想定外の副産物も備わり、更に細かいところまで煮詰めていくためにテストを繰り返している。
これが完成したら確実にポスト期に使えるバズとなり、‘ポスト×バズ’なんて今までにないパターンが生まれる。
先日のJB桧原湖シリーズ初戦を制した金沢俊佑選手のブログを読んでいると、何気なくサラッと記しているところに鋭さを感じる部分がある。
あまり記してしまうと金沢君の強さの秘密を暴いてしまうようなので、ちょっとだけ。
例えば、今回の試合のことに触れている部分で下記のような文があった。
‘馬の首の魚のメインベイトであるエビのサイズがハイシーズン中にみかけるものより一回りでかかったのです’
へぇ~そうなんだぁ…と何気なく流してしまうような部分である。
まず、この時期であればバスのメインベイトはワカサギというのは間違いない事であるが、それ以外にフィードしているという発想を持って湖へ出ている人は何人いるだろうか?
こんな大した事のないような何気ないことが結果として大きな違いを生む。
エビがメインベイトであるということを念頭に置いてプラクティスを行っていれば、自然と水中に目を向けた時にエビが居そうな場所に目が行くだろう。
そうでなければ、たまたまエビを見掛けるといったことでも起きない限り、「ワカサギはどこ~!」といった目配りしかしないだろう。
実際にはどちらの人がエビを見付けられるだろうか?
そしてエビを実際に見付けて、普段よりデカいと気付くことで、更に他の選手とは情報量で差が開くといった具合だ。
それと‘着水音はゼロに…’という部分からも、これに気付いているということは…
ちょっとした違いでも、そのちょっとした違いに気付き、それを試合で展開するというのは、ある意味簡単ではあるけど、そこへ辿りつくにはそれなりの感性を持ち合わせ、実際に長い時間を湖上で過ごす必要がある。
その素晴らしい感性で、更に経験を今後も積んでいく金沢俊佑選手は更に強くなっていくことでしょう。
JB桧原湖シリーズ初戦ジャッカルカップのストーリーをアップしました。
今回の試合をストーリーとは違った視点から選手を観てみると、まず上位陣の選手はしっかりと練習に励んでいる選手が多かった。
多く湖に出ていて、更に感性が鋭く、地道にウエイトアップに繋がる練習を繰り返しているような選手だったという印象が強い。
桧原湖は他のトーナメントレイクとの大きな違いは、リミットメイクはイージーであるという点。
つまりよく釣れる湖であるので、博打的な一発勝負に出たりしない限り、バックリミットを釣ってくること自体は難しくない。
その中から抜き出るには、他の選手よりもウエイトを伸ばすしかないのだが、この作業は細かいところの推測や経験から仮説を立て、更に追求し続けて徐々に積み重ねて、展開する釣りの確率を上げていくしか手段はない。
桧原湖の様な釣れる湖だと、ウエイト差も僅差の試合となることが殆どである。
よほど、釣れない湖で釣れるパターンを確立し、試合で釣って来る方が、上位に食い込むということだけで考えれば楽だ。
観ている側からすれば、釣れない湖での結果の方があからさまに数値で凄さも伝わるので面白いだろう。
桧原湖の様な湖は、細かいところまでデータも観ていかないと、個々の選手の凄さって分からないと思う。
今回優勝した桧原湖シリーズ最多勝利となる4勝目を挙げた金沢俊佑なんかは、遂にそういった地道な作業が実を結び、目立った結果となって出てきた選手だ。
出場している選手は誰がどの程度の実力や破壊力を持ち合わせているのかは、だいたい把握しているだろう。
でも、客観的に観たら桧原湖の試合内容は判り難いところだ。
ということで、徐々に桧原湖シリーズに参戦している選手がどのような練習や戦略を立てているのかを、具体的に解りやすくするために、選手を個々にクローズアップしてみようかと考えている。
そういった選手や湖のことを客観的にも判ってもらう意味も含め、JB桧原湖シリーズでは2年前から毎回表彰式のインタビューを動画でアップしていた。
ただ、今回はこちらのミスで動画が撮れなかった。
今回の上位5名を始め、その家族、仲間、スポンサーの方々、期待していた皆様、申し訳ございません。
次回からは再度毎回アップするようにします。
昨日の代掻きが入った河川で釣りをする場合に、自分が選ぶルアーは水面系のモノが多い。
河川の場合は元々水面に意識が強いことが多いので、水面系のルアーは多用している。
普段との違いはスピードを緩めるというところ。
バドのようにゆっくりと引けるウエイクベイトやアフター期の定番ペンシルベイトやワイヤーベイトを用いる。
バズやスピナーベイトはこの時期はラインを20lb.ぐらいの太めのものにして、僅かでもスローに引けるようにしている。
センコーなどのノーシンカーも有効であるが、広大な場所を探しながら釣る場合は、やはり巻物が手っ取り早くて重宝する。
ルアーは替えたりするけど、この時期に行くと、このサーフェス系の4つを結ぶことが殆どだ。
つまり、どんな時期でも河川のバスは水面で捕食するバスが多いので、水面は保ってスピード変化で対応するというのが自分の攻め方。
今の時期は田植えのシーズンでもある。
田植えをする前に田んぼは代掻きという土を撹拌する作業を行う。
これが行われると、その泥水が流入河川に入り、周辺河川に濁りが入る。
この時期に土の色をした泡が浮いていたりするのは、ほぼこの影響の場合が多い。
これが始まる頃はバスのアフタースポーンの時期ということで、厳しさが増すことが多々ある。
影響のない流入河川を探したり、プロテクトされているようなエリアを探していけば何とか釣れるには釣れる。
ただ、全体的には厳しいのは間違いないし、雨が降ってしまうと更に代掻き水の流入が増えて厳しさが増す。
湖であれば逃げ場もあるし、意外と教科書通りの素直な場所にいる。
こういった状況下での1本は非常に満足感を得られるので、面白さの1つではあるのかもしれないけど、この時期の河川は毎年のことながら厳しい。
土曜日は今年初の桧原湖での釣りを、大会に参加する明楽艇に乗せていただき楽しんできた。
今回は先日紀州へ一緒に行った晋豪も手伝いとして同行してもらい、3人で釣りをした。
3人は元々芦ノ湖のチャプター神奈川発足当時の古くからの付き合いで、明楽さんのプラクティスの手伝いというはずであったけど、ワイワイと楽しく釣りを楽しんできた。
一番若い晋豪は針外し係として、釣れる度にシャッドやクランクが付いて暴れるバスを外してはリリースで、釣りどころではなかったね(笑)
今年は既に水温が13~15℃となっており、早い場所ではスポーニングも始まっている。
例年よりは暖かかったけど、まだ残雪もあり、まだまだ寒い裏磐梯であった。
しばらく廻ってみて、確実にアフターの状態のバスが多いと感じた。
水温はほぼ全域で20度台となっていた。
本来ポストスポーンの時期であれば、大半のバスはスポーニングエリアに近いアーリーサマーの場所へ移行する。
バスの状態はスローな感じであったので、こんな時は高比重ワームのノーシンカーやスプリットショットでのスローな釣りが有効だ。
そういったタックルも用意してきていなかったので、少しアクティブになってきているバスを求めていった。
色々と廻った結果、上流寄りの中流域が最も回復している感じであった。
スイッチバズ(イナバズ)のニューカラーを投入し、テンポよく探ると、ポツリポツリと釣れ続けた。
同行した晋豪と2人で巻きまくってみたところ、2桁は軽く超えた。
通常の反転してバズを引っ手繰って喰ってくるようなバイトではなく、水面はあまり割らずに後ろからパフっと咥えるバイトが多く、殆どのバスが上顎ギリギリにフッキングしていた。
しっかりとフッキングして強引に引き摺り出さないと外れてしまうほどの、ポストゆえの弱い力であった。
本来ならまだバズで釣るというよりは、フローティングミノーのスローライズや、ノーシンカー等のシシィベイトがベストだと感じた。
でも七川は、数は釣れるし、バスは素直だしといった感じで、関東の20年ぐらい前の良いフィールド状態の時を思い起こさせてくれた。
今回のバスツアーでは晋豪に「バズで今までの10倍釣れるようにしてやる」と、豪語していたこともあり、晋豪もめげずにバズをキャストし続けてくれ、自分も状況に応じて教えられることは全て教えた。
2日間である程度は自分の想いも伝わり、最初と最後では晋豪のバズの釣りも飛躍し、最終的には今までの20倍ぐらいまで飛躍できたと思う。
そんなこともあり、結局2日間で七川は終わりにして、3日目はトーナメントレイクでもあり、もう少し難しい三瀬谷へ場所を変えることにした。
スピナーベイトは元々大好きなルアーで使用頻度も高かった。
でもエコ仕様だとイマイチ良いものがなく使用頻度は下がってしまった。
今まではバイブラシャフト、ブルドック、デルタフォース、SRミニ、ラビッシュの5つはかなり溺愛して使用してきた。
特にバイブラシャフトは過去に釣った数は圧倒的に多い。
でもこの発売から30年も経つバイブラシャフトを、トータルで超えるスピナーベイトって未だにないと思う。
何度かここでも記したように、このバイブラシャフトはスピナーベイトに革命をもたらしたと言える程、その後のスピナーベイトに多大な影響を与えてきている。
未だにこのスピナーベイトはバランスがいいし、非常に強度があるところが特に気に入っている。
かなりの数を釣ってもアームはなかなか折れない。
でも、そろそろもっといいスピナーベイトが登場してもいいような気がする。
とりあえず原点に返ってバイブラシャフトから再度多用してみようと思い、眠っていたバイブラシャフトを復活させてみた。
先週訪れた七川ダムは、初めての場所ということで、まずはバックウォーターまで行ったり、ショアラインを観察したり、遠目から山脈を観たり、水を観察したりと、何もかもが新鮮であった。
久し振りにバスらしく、まずは探すことに徹してみた。
この時の状況はスポーニング終盤といった感じだったようで、ネストが所々にあり、小型が多く、大型のバスは見当たらなかった。
ネストは絶対に触りたくないので、それ以外のバスをバックウォーターからサイトで探していった。
しかしバスどころか、何も魚は見付けることはできなかった。
なぜ居ないかの原因も、初めてのフィールドでは全く分からないけど、それがまた面白い。
上流から徐々に下りながら、アフターのバスが好みそうなベンド部やストラクチャーに絡むカバー周りをマイキーで誘い出し見て廻った。
マイキーゆえの存在感で誘い出せるけど、喰い方はスローでしょぼかった。
以前から使用しているAプロップを装着したマイキーは、こんな状況下でも出てきたバスは高確率でバイトしてきた。
マイキーにAプロップを装着すると、マイキー自体の動きは制御されてしまうが、テールを振り回しながら奏でるAプロップの細かいチリチリ音が、生物感をかもし出してくれる。
これが効果的なのか、ノーマルのマイキーよりも追ってきたバスのバイト率が遥かに高い。
面白いことに、これをAプロップではないペラに替えてしまうと、この効果が得られないので、確実にこの音がバイトするトリガーとなっていると思う。
サーチベイトとして活躍してくれたマイキー改の威力を改めて感じた。
来週5月17日にJB桧原湖シリーズが開幕する。
今年の解氷は例年並みであったようで、GWには十分釣りができたようだ。
ここのところの暖かさで、一気に水温も上昇したようで、GWの時点で全域で2桁に達していたそうだ。
ということもあり、既にプリスポーンの時期に突入したようで、一気に釣果は上がっている。
ここ数年の初戦とはちょっと違った展開となりそうだ。
予想では、800gのスモール×3本がベースは必須で、それに1キロを2本入れて表彰台、優勝は1,200gと1,400g入れるか、1,300g×2で3,400gぐらいかな…?
ラージも始動しているようなので、2キロ近いラージを入れてスモールの800g×2で揃えるなんて狙いで挑む選手も今年は多そうだ。
例年の初戦よりも小型が多く混じると思うので、それに惑わされないことが重要となるでしょう。
自分は運営のみということで、今年は前日のプラクティスデイのみ、参加選手のボートに乗って状況を観てレポートしようと思っている。
とりあえず自分のプラクティスは、集計の時間短縮のためデータ整理(笑)
今年は検量終了後にすぐ表彰式ができるように、今からシミュレーションしている。
第2戦からは年間順位もすぐに出るように出来たと思う。
前回のミッドであったサクラメント戦から1週間、今度はリザーバーでのアフター‘Elite at Lake Havasu’
という視点で観てしまう自分としてはこちらの方が興味があった。
既にサマーパターンへも移行してきている感じで、多彩な攻略方法が存在してるようだ。
シャローとディープ組にもくっきりと分かれている。
3日目の時点での上位陣を観ると、比較的フィネスな釣りが得意としている選手が多い気がする。
アーロン、イバース、T.O.といった日本でもお馴染の選手も上位に着けている。
その他では、やはり来たね感が強いBP、それにライバル的存在のJVD、トップのクリフパーチ、ジョンマーレー、ディーンロハスといった地元勢もやはり強い。
今回の試合はかなりの選手間でバッティングしており、3日目というプレッシャーも加味すると、T.O.、デイビットウイリアムス、ディーンロハス、ゲーリークレイン、JVDの3日目の追い上げは凄い。
前回のミッドだと、日を増す毎に厳しくなるけど、アフターの時期は日を増す毎に、状況を把握できている選手ほど強さが浮き彫りとなってくる。
それにしても年間でも争っているディーンロハスとジャスティンルーカスの勢いは強烈だ。
ジャスティンルーカスの2週連続優勝か、久し振りにT.O.か、クリフが逃げ切り初優勝となるのかな…?
ウエイト差からは誰が勝つのか全く予想もできない。
昨年のB.A.S.S.カレッジシリーズで次々とビッグフィッシュを連発し、27ポンドオーバーをキャッチした時の衝撃的な映像で、一気に話題を呼んだマグナムスプーン。
アラバマリグの時ぐらいのインパクトはあったものの、アラバマリグの現状を踏まえてか、どこのメーカーもすぐに同様のスプーンをリリースするメーカーはなかった。
約1年経ちようやくマグナムスプーンを意識したスプーンが発売となった。
スプーンはボディの曲がり具合やカップの深さで大半の性能が決まる。
このスプーンは浅めであるので、フォール時の動きがイレギュラーになりそうでいい感じだ。
このスプーンはフックが標準で装着されていない。
先日使おうと思って持っていったけど、フックを装着していくのを忘れてしまい、結局まだ使っていない。
先週のカリフォルニアデルタ戦に引き続き、今週は今日からハバス戦が開催される。
Bassmaster Elite at Lake Havasu
リザーバーということで、これまた面白い戦いになりそうだ。
ちょうど昨日まで、紀伊半島のリザーバーである七川と三瀬谷へ行っていた。
久し振りに初めてのフィールドである七川と、久し振りの三瀬谷は新鮮で面白かった。
NBC神奈川チャプター会長であり20年以上の付き合いになる、JBマスターズの山下晋豪と、3日間投げまくり、巻きまくってきた。
晋豪が今話題騒然となっている箱根在住ということで、バスの故郷である芦ノ湖集合から今回のバスツアーは始まった。
何処のバスでも、日本のバスは全て芦ノ湖のバスの血を引いているんだよね…って、今更ながらそんなことを思っていた。
途中、NBC奈良チャプター会長の奥出さんにお世話になったり、30年振りに親父の本家のある和歌山県すさみ町へ訪れたりと、ハードスケジュールでクタクタになりながらも充実した3日間であった。
今年は琵琶湖も好調のようだし、やはり関西は関東とは比較にならないくらい釣れるね。
詳しくはまたそのうち…
AR-Wピンテールに新サイズが登場した。
センチに換算すると1㎝ちょいと、大したサイズアップに感じないけど、既存の2.75in比較すると、絶妙なサイズに仕上がっている。
これでちょっとラージには小さかったWピンテールも、ラージにも使いやすくなった。
ボディ自体も太くなっており、ネイルシンカーを入れたネコリグでの使用も非常にやりやすくなった。
桧原湖などの山上湖でのスモールマウスでも、最近はアベレージサイズの大型化により、これくらいのサイズが重宝する。
タフになればなるほど、このワームの喰いの良さを実感する。
自分の超お気に入りカラーである♯54‘パールクリアシルバー’も今回は最初からラインナップされている。
2.75in同様にJB・NBCのトーナメントで使用できるFECO認定商品です。
それとWピンテールとは関係ないが、JB・NBCのトーナメントで使用できるのかどうかをよく質問される‘フローティングヘッド’(ホプテーラフローティングジグヘッド)、これはトーナメントで使えます。
ただ、沈めて使用してはいけないので、あくまでも本来の使用方法通り浮かして使用してください。
昨日のバドのリアフックに装着してあるフックはVMC社のシュアセットフック。
3本の針の1本が大きくビヨ~ンと伸びている特徴的なフックだ。
これ、鯰を釣るにはなかなかいい具合だ。
鯰はリアフックに掛かる率が高い。
リアフック辺りから吸い込む感じが多いので、このフックはもしかしたらいいかも!と思い、装着してみたところ、予想的中であった。
ただこのフック、バスには…
DTにはシュアセットフックが標準装備のものがあるので、結構そのまま試してもみたけど、殆ど長い部分には掛ることはない。
更にクランクベイトで使用すると、根掛かりが多い。。。
ということで、バスには全く使っていなかったけど、鯰用のトップにはいい感じだ。
バドのチューニングも数年間色々とやってみた。
その結果、色々なことが判り、色々なものが出来上がった。
今のところお気に入りのチューニングは2つ。
その1つは、リアのブレードが装着されている部分を完全にカットしてしまうというもの。
後部はブレードとリアフックのエイト管を支えるためにプラスチックがしっかりと肉盛りされている。
この部分をカットしてしまう。
ボディを詰めて、ショートボディにしたTHタックルの‘ハマワイザー’までは短くしない。
動きのピッチを早くし過ぎると、反比例してサウンドの響きがダウンしてしまうので、オリジナルの振りを損なわない程度にカットしている。
それとオリジナルサイズの存在感を失わないように心掛けている。
そして塞ぎは、友人に何度もミリ単位で作り直してもらった、硬質のアルミ板で塞いだ。
通常のアルミでは、使用している内に接触部分が削れて薄くなってしまい、仕舞には壊れてしまうので、硬質にすることで解消した。
これ以外にも話し始めたら切りがないくらい、パーツの金属に関しても面白い結果が多々出た。
そして今はただ単にアルミやブラスといったマテリアル違いということだけでなく、マテリアルの硬度や厚さ等がベストな出来となった。
リアフックは、新たに装着するのだが、強度とバランスを出すのにちょいと裏加工。
フック間が少し狭くなるが、フロントフックをハンガーにすることで、フック絡みは防げる。
エレキの使用や装備は、近年で物凄く充実し、パワーもアップしてきている。
自分はエレキのみでも12Vの使用が殆どだ。
特にハイパワーの必要性を感じないし、デメリットの部分も踏まえると12Vがいいと思っている。
一応24Vもあるけど、殆ど使っていない。
あまりエレキを弄ったりもしないけど、以前にチャプターの商品でいただいた、アルミの無垢で作られたペラのロックを数年使用していた。
これを付けると色々とメリットがあるとのことであったが、実際のところメリットは感じなかった。
アルマイトされたパーツをリールに装着したような自己満足感程度かな。
燃費の向上とかも謳われていたようなきがするけど、燃費はむしろ…
しっかりと計ったことはないけど、12Vで使用していると、105Aのバッテリーでフルに1日動くと、ちょうど夕方にパワーダウンするので、違いが顕著に判る。
エレキの改造好きの人達は、殆ど装着していないので、これについて尋ねてみると、大概は…
実際のところどうなんだろう?
そして、サクラメント3日目準決勝ですが、イヨベ選手決勝進出です。
流れはかなりいい感じだし、まだ優勝も狙えるので頑張って欲しいです。
全体的にはかなりウエイトがダウンしてきていて、4日目はかなり厳しくなりそうだ。
特に土曜日になりプレジャーボートが多くなったことで、今回メインにしている選手が多い、サイトフィッシングには不利な状況となっているようだ。
現在のトップはジャスティンルーカス。
いい顔しているし、非常に有名ではあるけど、まだ優勝経験がないのは意外だ。
KVDが13位に落ちてしまったのは残念。。。
12位のクリスレーンと13位のKVDの差は勢い!?乗っているクリスレーンはこんなところでもツキがあるような気がする。
ボビーレーンも決勝進出しており、安定していていい感じだし、ウエイトからするとボビーレーン辺りまでが自力で優勝狙えるかんじかな。
ディーンロハス、ジャスティンルーカスは現在年間順位も1位2位で競っているので、かなり気合も入っていることでしょう。
前回のガンターズヴィル戦でのアイクのような失速も、今回は十分あり得る状況なので、誰が勝ってもおかしくない。
ログのリップは柔らかいのが特徴的であったけど、最近のログのリップは硬い。
いつから変わってしまったのか、硬いリップが原因なのかはよく分からないが、柔らかいリップとは動きにちょっと違いがある。
特にログの特徴でもある急制動の効きが悪い。
別に釣れないことはないけど、ソフトなリップの方がよい感じだ。
手持ちのログを色々と確認してみたら、両方存在していた。
指でリップを曲げてみると、柔らかいリップはボディにくっ付く程曲がる。
その他では、リップに爪をグッと立ててみると、柔らかいタイプは跡が残る。
それと、エリートシリーズサクラメントリバー戦の2日目は、またまた日本から参戦しているルーキーのイヨベ選手が、この日最大の10ポンドオーバーをウエインし、会場を湧かせた。
トータルでも7位と、このまま決勝にまで残れそうだ。
今年のルーキーはジョーダンリーやブレントアーラーを始め、結構活躍している。
シーズン前はブレントアーラーへの注目が一番であったのは間違いなかったけど、今はケンイヨベに変わったのでは?
お約束になりつつある前日の夕食の話題でも会場を湧かしているしね(笑)
現在は日本人選手で唯一クラシック圏内でもあるので、このままがんばって欲しい。
そして今回の試合は下馬評通りクリスザルデイン、イッシュモンローの2名がいい位置に着けている。
ザルデインの昨日ウエインした12ポンドも強烈だった。
暫定1位はアーロン。
ウエインしているバスを観てもアベレージがよく安定してる感じだ。
最近のフィッシュグリップは金属製の物が殆どで、あれで魚を挟み、魚が暴れるとほぼ確実に口に穴が開いてしまう。
フィッシュイーターであれば、例えリリースしてあげても、咥えたベイトがその穴から逃げていってしまい、捕食できなくなってしまう。
海釣りなどで、キャッチ&イートのアングラーにはいいかもしれないけど、リリースするのであれば穴が開かないモノが望ましい。
そこで色々と良さそうなものがないか探していた。
そして見付かったのが、木工用のハンドクランプ。
平らなプラスチックの面で抑えるので口に穴が開くこともなく、魚が暴れて開くことはなくしっかりとホールドしてくれる。
リリースレバーがあるので、それですぐに開けて魚もリリースできる。
便利なので、最近はバネばかりのクリップもこれに替えた程だ。
ホームセンターで300円程度で売っている。
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