JB桧原湖シリーズ第1戦ジャッカルCup
JB桧原湖シリーズ初戦ジャッカルカップのストーリーをアップしました。
今回の試合をストーリーとは違った視点から選手を観てみると、まず上位陣の選手はしっかりと練習に励んでいる選手が多かった。
多く湖に出ていて、更に感性が鋭く、地道にウエイトアップに繋がる練習を繰り返しているような選手だったという印象が強い。
桧原湖は他のトーナメントレイクとの大きな違いは、リミットメイクはイージーであるという点。
つまりよく釣れる湖であるので、博打的な一発勝負に出たりしない限り、バックリミットを釣ってくること自体は難しくない。
その中から抜き出るには、他の選手よりもウエイトを伸ばすしかないのだが、この作業は細かいところの推測や経験から仮説を立て、更に追求し続けて徐々に積み重ねて、展開する釣りの確率を上げていくしか手段はない。
桧原湖の様な釣れる湖だと、ウエイト差も僅差の試合となることが殆どである。
よほど、釣れない湖で釣れるパターンを確立し、試合で釣って来る方が、上位に食い込むということだけで考えれば楽だ。
観ている側からすれば、釣れない湖での結果の方があからさまに数値で凄さも伝わるので面白いだろう。
桧原湖の様な湖は、細かいところまでデータも観ていかないと、個々の選手の凄さって分からないと思う。
今回優勝した桧原湖シリーズ最多勝利となる4勝目を挙げた金沢俊佑なんかは、遂にそういった地道な作業が実を結び、目立った結果となって出てきた選手だ。
出場している選手は誰がどの程度の実力や破壊力を持ち合わせているのかは、だいたい把握しているだろう。
でも、客観的に観たら桧原湖の試合内容は判り難いところだ。
ということで、徐々に桧原湖シリーズに参戦している選手がどのような練習や戦略を立てているのかを、具体的に解りやすくするために、選手を個々にクローズアップしてみようかと考えている。
そういった選手や湖のことを客観的にも判ってもらう意味も含め、JB桧原湖シリーズでは2年前から毎回表彰式のインタビューを動画でアップしていた。
ただ、今回はこちらのミスで動画が撮れなかった。
今回の上位5名を始め、その家族、仲間、スポンサーの方々、期待していた皆様、申し訳ございません。
次回からは再度毎回アップするようにします。
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