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2015年5月24日 (日)

ポスト×バズ・1

ポストスポーンの時期というのはバズベイトがあまり効かない時期である。

プリスポーンの時期よりも水温も高く、バズには適していそうだが、プリの時期よりもどちらかといえば釣れない。

七川、三瀬谷の時に無理やり釣ったように、全く釣れない訳ではないが、ベストとは言い難い時期である。

しかし、ポストの時期は水面への意識も強いこともあり、ペンシルベイトが有効なようにバズへの可能性も捨てられない。

とにかくポスト期のバズの可能性を求めて、昨年、今年とポスト期にかなりバズを使用して釣ってみた。

Basslog20150525aポスト×代掻きで厳しい状況下の河川でもかなり多用してみた。

その結果、自分の考えでは、既存のバズではスピードが早過ぎると感じる場面が多々あった。

Basslog20150525cバズベイトは比較的ゆっくりとしたスピードで引くので、巻物としては遅い部類だけど、例えば同じサーフェス系のバドと比較したら結構早い。

バドとバズはそれぞれにこれにしか出ないような、個々のルアーが独壇場となる場面が存在する。

Basslog20150525bその違いは音や存在感だと思っていたけど、それだけでなくスピード面の違いもかなり関わっていると感じるようになった。

そしてバドに匹敵るスピードで引けるバズを念頭に入れて、新しいバズを考え、色々と作成してみた。

それと同時にスミスの開発担当である谷中さんからの要望であった、「もう少し重たいバズ」ということも同時に考慮しながら試作を10個程作ってみた。

その結果、実際の釣果やスピード、飛距離等が理想的な素晴らしいバズが幾つか出来上がった。

その中の1つは想定外の副産物も備わり、更に細かいところまで煮詰めていくためにテストを繰り返している。

これが完成したら確実にポスト期に使えるバズとなり、‘ポスト×バズ’なんて今までにないパターンが生まれる。

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