V-spec×STUDIOUS
ベイトフィネスはほぼ使ったことがないけど、少し必要性は感じていた。
ただ、ベイトフィネスを有効に使用するには左ハンドルが不可欠と感じていた。
ベイトリールの左巻きは15年ぐらい前から何回かチャレンジしたけど、どうしてもうまく巻くことができなくて断念。。。
でも、4年前に小森嗣彦が手掛けているSTUDIOUSの、プロトのロッドに変わった見た目のグリップが装着されたものがあり、借りてみてビックリした。
そのロッドは現在は発売されているSTUDIOUSのベイトフィネスロッド‘ナイン’のプロトであった。
このロッドを手にした時に何に驚いたかというと、このグリップなら俺にでも左巻きが使えるということ。
それはちょうど4年前のオールスタークラシックのプラの時であった。
その時に小森がスリムセンコーを繋げて作った、後にゲーリーのA-OKとなって発売されたワームの原型となったモノを、このナインに結びテトラの中へキャストしていった。
グリップは非常に持ちやすく、操作性は抜群で、フッキング、バスとのやり取りも、まるでスピニングタックルの様な感覚で丁寧に扱うことができた。
丁寧にやり取りできたので、ラインは8lb.であったが、テトラの中から容易にバスを引き摺り出せた。
ツアラーV-specにも‘Bait Finesse Axis’というベイトフィネスモデルは存在しているが、既存のグリップのままでは左巻きリールが使えないので、全く使っていなかった。
そこで、改造を得意としているしんぺーに無理は承知で、‘Bait Finesse Axis’と‘Nine’の2本を渡し、ナインのグリップをベイトフィネスアクシスに移植する依頼をした。
分解、装着共にかなり苦戦したようだが、素晴らしく美しい状態で仕上げてくれた。
ピッチングは両手でできるけど、やはり右手で行った方がアキュラシー性は高いので、軽量のリグでもキャストが正確に決まるようになった。
そしてスピニングロッドでライトリグを操る感覚で細かい操作が可能となった。
何より、自分が河川で多用するテナガホッグのノーシンカーが非常に扱いやすくなった。
ピッチングにしてもフルキャストにしても、細かい操作にしても、これまでこの釣りに使用してたSTC-68TXを遥かに上回る。
この改造は総額10万円コースなので。あまりお勧めはできないけどね…
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