M-1パープリッシュ
中型のミノーでは使用頻度の高いM-1ミノー。
今までの実績もあるし、使いやすいことから未だによく使っている。
軽いトゥイッチでもキレのある動きが出せるので、視覚に訴えて浮かして釣るような、クリアウォーターのフィールドでは特にこれをチョイスすることが多い。
ワカサギがいるフィールドではオリジナルカラーのパープリッシュを選択すれば、まず釣れなことはない。
このブログを始めた頃はワカサギカラーと言えば、スーパーに売っている鮮度の悪いワカサギみたいな、背中が黄土色っぽいカラーしかなかった。
その後、ダブルクラッチの内面塗装ぐらいをきっかけに、以前の鮎カラーブームのごとく、ワカサギカラーも多種出てきた。
その頃から紫のパールを入れているカラーも増えて、実践でも使えるカラーが増えた。
ワカサギが産卵を終えて死にかけている状態の時期は、確実にバスは紫色を物凄い意識している。
それを検証するために色々な実験を試み、最終的に完成したカラーがパープリッシュであった。
本物のワカサギが放つ紫のパール同様に、紫のパールは確実に効果があるのはすぐに判った。
でもルアーなのだから、もっとバスを効率よく寄せるものはないかと考えた結果、ボディ自体をクリアの紫にするといったカラーを作ってみた。
背中側にはパールの紫も入れて、くどいぐらいに紫一色なカラーとなった。
実際のワカサギには見えなくなってしまったが、これが当時よく試していた山中湖では絶大な威力を発揮した。
クリアウォーターの春はやはり紫を頼りにバスはワカサギを探しているんだろうなぁ…といった結論に達した。
そんな検証や体験をしてきたので、未だにこのカラーは手放せない。
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