ULTREX
アルトレックスを使うと、今までのワイヤー式エレキには戻りたくない…となってしまう。
誰もが必要性を感じるだろうし、供給も追いついてきたので、一気に普及した。
2016年のエリートシリーズ‘ミシシッピ’戦以来、アメリカに次いで日本でも常識化となってきた。
この当時‘ウルトレックス’‘アルトレックス’‘ULTREX’で検索しても日本のサイトでヒットするものはなかった。
それほど最初は全く見向きもされていなかったのものが、デフォーの使用していたミシシッピ戦の話題が徐々に日本でも広まっていった。
日本では昨年のKVDがモーターガイドからミンコタへの移籍が決定付けた気がする。
スポットロック機能が最も注目されているけど、これは以前からあったもの。
友人がiパイロットは使用していたので、これは凄い機能だとは思っていた。
でも、今までの物だと首振りが電動なので遅いということもあり、反応が鈍い感じがあった。
急な突風なんかが吹いたり、風向きが一方向出ない場合は反応が遅く、終いにはコードがグルグル巻きついてしまうこともあった。
そんな急な対応を足で出来たら…とは、使ったことがあった人は誰でも感じただろう。
それも電動ではなくワイヤー式でアシスト出来たらなぁ…
自分がちょうど30年前に初めて愛用していたエレキがミンコタ初の電動首振り搭載の765MXだったこともあり、電動の遅い首振りには散々な想いをした過去があるので敬遠した。
そしたらこのアルトレックスは、そんな想いが形になって現れたといった感じであった。
更にワイヤー式も併用できるだけでなく、電動アシストのように首振りがただのワイヤー式よりも軽い。
それでいて進行方向は固定されるので、非常に使いやすい。
エレクトリックモーターの革命を起こしたと言えるだろう。
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