THクローラー
THタックルから新たな羽根モノ‘THクローラー’が登場した。
スィートフィッシュクローラー、ゾーイクローラーに続く第3弾の羽根モノ。
使った感じではこれが一番自分は使用頻度が高くなりそうだ。
自分で使っていて気付いていなかったけど、今までは羽根モノの弱点を補った使用方法を知らず知らずのうちに行っていた。
このTHクローラーが拘ったという着水音の大きさというのは仕方ないものと捉えて、それに合わせた使用方法で使っていた。
着水してからちょっと間を置いてから動かし始め、動かし方も水面に僅かに波紋が立つ程度の微動をさせたりしていたので、1キャストに時間が掛かった。
でも、これらの羽根モノは集魚力も他にはないものがあり、これらを入れなければいけないような場面もある。
そして今回登場したTHクローラーは、そんな1キャスト当たりの時間を考慮する必要がなくなった。
判りやすく言うのであれば、バズベイトの様にショアラインを撃ち続けられる。
着水して動かし始めにすぐにバイトしてくることが多かったのと、既存の物と形状が違って、空気抵抗が受けにくいので、ほぼ真っすぐ飛ぶことから、アキュラシー性が一気に向上した。
それとウエイトは33gあるけどTVC-65M/HGやNAZ-62MLといった短めのロッドでキャスト可能なので、ショートピッチのロールキャストでショアラインをガンガン撃てる。
キャストできる回数だけ観たら、同じ時間で数倍はキャストできる。
つまり、既存の羽根モノとは全く違った攻めを展開できるので、全くの別物。
ショアラインに静かに着水した羽根モノがすぐに動き始めるというのを、マシンガンのようにショアへキャスト続けたら…
羽根モノの新たな世界が始まった。
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