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2019年7月 8日 (月)

ルール!?

JB日本バスプロ協会が運営するトーナメントに参加するにはプロの資格が必要である。

出場する選手はルールブックを熟知してからトーナメントに参加する義務がある。

ルール違反を犯せば、それ相応のペナルティが科せられる。

以前はJB山下会長が会場に訪れ、厳しくペナルティを科していたこともあり、試合中は受付から表彰式終了まで選手は非常に緊張感を持っていた。

しかし最近は会長が訪れることもあまりなくなり、取り締まる側は会長のように発足当時からルールを自ら築いた訳ではないので、会長程は厳しくなれないのが現状となっている。

Basslog20190708a 先週のJB霞ヶ浦シリーズでは帰着時に、明らかにおかしな航路を辿るボートが2艇あった。

ボートは右側通行ということもあり、選手達は会場のある北利根川は右側通行で走行して帰ってきて、会場の対岸から川を横断して着岸する。

これが普通というか常識であるが、その日は2艇のボートが左側通行でショートカットするかのように戻ってきた。

明らかにおかしな2艇の動きに、その時観ていた運営側の判断では「安全運転義務違反に当たるだろう」といった見解であった。

その2艇の選手はチャプター現会長と現役TOP50の選手であった。

通常であれば他の選手の見本とならなければいけないような選手達である。

処分に関しては、一応なぜ左を通ってきたのかの事情を聞いてから判断することとなった。

そして選手に事情を伺うと、左側を通ってはいけないということはルールブックに記載されていないという主張をしてきたのだが…

とりあえず今回は厳重注意ということになったが、もし会長がこれを観ていたら「一般常識も守れない奴は失格だ!」…と、なっていたような気がする。

この他にも大会受付時に、他のチャプター会長を務めるものがキャップではなくハットタイプの帽子を被り受付に来た。。。

1人だけ違う帽子を被っていて、おかしいと思わないのだろうか???

JBも歴史が長くなり、ルールができた経緯を知らない人がチャプターの会長やTOP50の選手になっているケースもあり、ルールによっては理解不能なものもあるだろう。

でもトーナメントに出場しているなら、ルールはルールで守らなければいけない。

今回のケースなんて、だったらみんながショートカットして最短距離で会場へ着岸したらどうなる?

赤信号は止まれ!…そのようなことまでルールブックに明記する必要がある?

大半の選手はしっかりとルールを守り、その範囲内で戦っている。

運営側は、そんなしっかりとやっている選手が馬鹿を見るようなことがないようにしなければいけない。

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