ダイグルーバー300
【Medium Crank】
ミディアムダイビングのクランクベイトは3年連続で‘ダイグルーバー300’に決定。
ミディアムダイブの3~4mぐらいの領域は、ダイグルーバーとアラシラトリンディープ10、DT-10、ディッガー、CB350、ディプシードゥ3のブルーバックチャートといったところをよく使っている。
ただ、このダイグルーバーが登場してからはこれの出番が圧倒的に多くなっている。
中層をスローにただ巻きしても、超早巻きしても、ボトムにコンタクトさせても、ジャークしても、ボトムに当て続けても、ストップ&ゴーでも、ドラッギングしても優秀なクランクベイトだ。
これ程多彩な攻めを高次元で熟せるクランクベイトが他にはないので、必然と出番は多くなる。
元々一番の使用方法であるウイードエリアでウイードに掛かったらトゥイッチして外すという使い方は、ウイードのあるレイクにほぼ行っていないこともあり使っていない。
ロッドをTVC-65M/HGを用いている場合は、トゥイッチというよりはジャークする感覚でラインスラックを使用してロッドを振った方が、ルアーまでの距離を考慮するとそれのがバランスを崩していい感じでスカッと抜ける。
この性能を利用して、ただ巻きやドラッギングの最中に中層でジャークを入れると、秋は特に効果を発揮する。
慣れてきたら、ボトムに当たる瞬間やボトムに当たった瞬間にジャークを入れると、ただのボトムにコンタクトした時ではなく、岩などに当たった瞬間のような平打ちを再現できるので更に効果的だ。
泥や砂底といったボトムに当てた瞬間より、岩や倒木等に当てた瞬間の方が明らかにバイトが多いように、ダイグルーバーはこれらに当たった瞬間を再現できてしまう。
それとこのクランクはロール方向の動きも入っているのに、バランスを崩した後の元への復帰が早い。
解りやすい例を挙げるなら、キビキビとタイトに動きロール方向の強いシャッドをボトムコンタクトさせると、元の軌道に帰ってくるまで、物凄い距離を必要とするように、ロール方向が強いとそれに比例して戻りは遅くなる。
でもダイグルーバーは軌道修正が早く、しっかりと平打ちするし、意図的にも平打ちできてしまう。
使い慣れた今でも色々と感心してしまうほど素晴らしいクランクベイトだ。
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