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2020年5月 6日 (水)

スピニングリール

バスを始めた40年ぐらい前のリールは、圧倒的にABUのリールがよかったけど、当時まだ小学生だった自分には1万円を超えるようなリール何て全く手が届かず雲の上の存在であった。

リールと言えばダイワ、シマノ、リョービといった日本製を使っていた。

洋モノのアブやミッチェルは釣具店に展示されているものをショーケース越しに眺めているだけであった。

それから数年後、自分が高校生ぐらいになると円高の影響で海外製品がどんどん手の届く価格に下がり、射程範囲に入ってきた。

そしてアブのリールも日本製と変わらない価格帯となり、選択の余地が出てきた。

その中でもスピニングリールはベイトリールよりも安かったこともあり、手が届く範囲内となった。

その当時はカーディナルの4番が欲しくて、それを早速買った。

ただ、その当時のちょっと前までエビスフィッシングが扱っていたカーディナルはグリーンのラインが入ったものであった。

自分が入手できた頃には輸入元もオリンピックに代わり、そのグリーンのラインは手に入れたころにはなくなっていた。

形は全く同じだったので、当時はそれほど気にせず非常に満足して使っていた。

斜めに配置されたリアドラグは見た目も好きだったし、メチャクチャ使いやすくて気に入っていた。

今でもカーディナルのリアドラグの位置は最も理に適っていると思うので、いつの日かまたあの位置での高性能ドラグの登場を願っている。

その後、大学受験が終わって大学の入学式までの間に休日なしで引っ越しのアルバイトをして稼いだ50万円ぐらいのお金を全て継ぎ込んで、全てアブのリールを買った。

カーディナル4は4台あった。

センターの軸を中心に回転する仕様であった当時のアブのベイトリールは、初めてキャストした時の滑らかでスムーズな回転にメチャクチャ感動した。

大学に入り、釣りに行く回数が年間3桁を超えるようになると、必然とタックルは酷使することとなった。

そして見えてきたカーディナルの弱点が2つあった。

ベールのスプリングが折れやすいのと、ドラグの固着。

スプリングは現場で折れると面倒であった。

ドラグは手で少しスプールを回転させることで、またスムーズに動き出すので、それほど苦ではなかったが、たまにフッキングと同時に一気に絞り込まれラインブレイクしたりすることがあった。

そして当時、ダイワから発売されていて主流になりつつあった浅溝ロングスプールのリールを、1台試しに買ってみた。

リアドラグに慣れているとフロントドラグは使いにくい感じがあったが、そのドラグ性能の差は衝撃的であった。

少し弱めにセットしておけば、当時主流だった6lb.のナイロンラインであればファイト中にドラグ操作は不要であった。

それからスピニングリールは全てダイワ製品に入れ替えた。

その後、ずっとスピニングリールはダイワ製品を使っている。

シマノ製品も使ったことはあり、ドラグ性能は更に上をいく性能であるのは解っている。

でも長い期間ダイワを使用してきたので、ダイワのドラグに体が慣れているからそのままダイワを選んでいる。

ただ、最近のダイワのドラグはシマノに劣らないくらいに性能が向上している。

Basslog20200506a そんなこともあり、今はあえてドラグ性能の低く、一番使い慣れたものに近い低価格帯のものを使用している。

現在はUSダイワのRegalシリーズを主に使用している。

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