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2020年5月 9日 (土)

freshly

昨日のブルーパールの様に、少しだけ加えたカラーが非常に効果を発揮する場面というのは確実にある。

色だけでなく全体のシルエットで捉えている場合もあれば、動き、音、匂い等を意識してベイトを探している場合もある。

例えば匂いで餌を探している場合は、色の違いが喰いに与える影響というのは少ない。

でも視覚で探し、特にカラーによる何か意識があるとなると、ちょっとしたカラーの違いでバイト率は大きく変わってくる。

シャッドスポーンの時期なんかは抱卵をイメージしたオレンジベリーが効くように、ちょっと付加したカラーが大きな作用をすることがある。

抱卵なんかでもオレンジをべっとりとベタ塗りした、オレンジ強協調のカラーが良かったり、ベリー部内臓部分のみ内面塗装したチラつくものが良かったり、その辺は水の色やベイトの種類等も絡んで変わってくる。

ちょっとした明滅による光り具合でも、バイト率が変わることはある。

特にビッグベイト等、ゆっくりと動かすルアーで目に見えている時なんかはカラーのちょっとした違いによる反応の違いを確認できる。

食性に訴えるような釣り方だと、パールが入ったカラーは生命感が出るからなのか、特に反応はよくなる。

Basslog20200509a ヘッドやバックに少しブルーやパープル、レッド、グリーン等のパールを吹いておくと生命感が増す。

元々リアルに塗装されているTHタックルのリアルなルアー達は、既製品のカラーに含まれていないパールをちょっと足すと鬼に金棒。

THタックルのゾーイシリーズなんかは、元々ギルベースという事もありパールが付加されているカラーも多い。

ビッグベイトを使っていると、一気に食わずにルアーについてくるバスがいる時があるが、そんな時にゾーイなんかだと、バスはよくルアーを観察してからバクっとバイトしてくることも多い。

これなんかはパールによる艶めかしさがバイトさせるトリガーとなっていることもある。

そんな感じでビッグベイトなんかによくある、バスが出てきたけどルアーの前でUターンしてしまうことも、ちょっとしたこパール塗料を吹き付けることで、躊躇せずにバックリとバイトさせられることもある。

この様なカラーで数通りのアクションを与えても喰わなければ、バイトさせるには食性以外の他の手段が必要となる。

食欲に訴えてもバイトしてこないバスでも、他に反応する好奇心、威嚇、反射等々といったものを利用すればバイトに持ち込めるのもバスの面白いところだ。

食性でしか釣ることができない魚には、こんなTHタックルのリアルなベイトで喰わなければ釣れないでしょ。

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