SQUELCHER
細かいところまで拘りが散りばめられている。
このバズで自分が一番いいと感じたのはワイヤーが太いところ。
1.5mmのワイヤーを使用しているので、非常に頑丈である。
フックも軸は1.5mm。
この太いワイヤーだと、がまかつのノージャックぐらいのゴツイフックが合いそうだが、ワイヤーが太い分このフックだと細く感じるだけで、十分な強度がある。
ブレードはオリジナルのデルタブレードで、左右非対称となっていて、左右の幅が4mm近く違っている。
BOOYAHの文字を観て左側のペラの端がメインアームに当たる仕掛けになっている。
アームとペラの標準の当たりは大きいので、少し調整した方が使いやすい。
ノーマルのままでスローリトリーブすると途中でスタックしてしまうのと、空中では水中以上にロックしやすいので立上りが悪くなってしまう。
飛行中のブレードの回転がしない分キャストはしやすい。
ブレードは大きく湾曲しているので、外方向への力が加わり、更にフロント側のホールはアームとの接地面を大きくしてスクイーズ音が鳴りやすくなっていて、更に更にリアへの抵抗も大きくなるのでリベットの摩擦も大きくなりリアからもスクイーズ音が鳴る。
アームとの接触を排除して使うとノーマルよりもスローに引くことが可能で、このスローリトリーブ時のスクイーク音は複数の鳥がさえずっているかのうようないい音を奏でる。
スカートはちょっと硬めのシリコンラバーで、ティンセル混じりなので、あまり動きは感じない。
動きをもとめるのであれば、ティンセルを抜いてしまったり、スカートを自分好みのものに交換するとよい。
ヘッドも左右非対称で、エイの様に平べったい独特な形状をしている。
ノーマルで使用しても傾きにくい。
トレーラーキーパーはヘッドのカラー部にモールドで成型された昔ながらのワームキーパーと、もう1つカラー部からワイヤーキーパーが出ている2重仕様。
これだけの拘りが詰め込められて1,000円程度で買えるというのはお得だ。
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