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2020年10月10日 (土)

ソフトジャークベイト

先日のドンキーリグで使用したヤマモトのDシャッドはあまり知られていないようで、これに関する質問が意外と多い。

Basslog20201010a 自分自身も昨年の秋に知り、今年から使っている。

日本ではトリプルDシャッドというネーミングで販売していたようだが、既に廃番となっているそうだ。

ということで、発売されたのは結構前のことのようだ。

使ってみた感想としては、非常に良い。

最近多用しているソフトジャークベイトのサカマタシャッド同様に、ダートにトルクがありいい感じだ。

通常のジャークベイトだとザラスプークの様な軽快なダートをするけど、これらのダートは惰性も効くほどの勢いのあるダートをする。

そしてこのDシャッドはシミーフォールしたり、制動時の姿勢によっては頭から素早くフォールしたり、バックしてフォールする。

このバック時のフォールは、テール側がシュリンプの様にエビ反りになり、ある程度のところでその反ったボディが元に戻ろうとする反発力でイレギュラーな動きを出す。

スキッピングもしやすいのと、5インチという小さめのサイズなので、関東のフィールドにも合っている。

先日も豊英ダムではいい感じに釣ることができた。

Basslog20201010b フックはスーペリオのカバーオフセットのCOフック#1/0を使用した。

今までだとキロフックハイパーを使用しているところだが、今回からこのCOフックを導入してみた。

アイの部分がLOフック同様に溝があるので、ラインを結んだ時の収まりがよく、ハードな使用にも横ズレすることがない。

この横ズレがないというのはソフトジャークベイトを使用する時には快適に釣りができる。

結び目がズレるとダートが片方に寄ったり回転したりと乱れてしまう。

使い方は通常の人よりもかなりハードに使うし、今回はテスト中の硬めのロッドでジャークしていたが、1度もズレなかった。

一番気になっていた表面の滑りをよくするコーティングだが、これはオープンエクスポーズでセットするのではなく、ストレートフックの様にスキンオントップでセットすると問題なかった。

クランク部分がズレたり、フックの剥き出しによる対カバー性能が気になっていたが、フックセットはオヤジタイプでのテキサススタイルでセットすることで解消できた。

これによりフック装着時の角度も若干斜めになるため、クランク部分のワームのホールド力が増すようで、スキッピングしたり、カバーの中を通しても頭がズレることはなかった。

通常のライトリグよりもロッドでのアクションも強く付けるし、スキッピングをすることも多いので、通常でもかなりハードな使用を強いられるソフトジャークベイトはトラブルも多い。

でもこんな小さなものが、こんなにストレスを解消してくれるとは思わなかった。

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