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2020年11月13日 (金)

ダイグルーバー300→300R

非常に使用頻度の高いダイグルーバー300が、ダイグルーバー300Rとなり進化した。

今まではボディとヘッド部分で素材の違うマテリアルを使い、絶妙な比重バランスで独創的なクランクベイトであった。

Basslog20201113-1 そのダイグルーバー300の形状はそのままで、ABS一体成型にして、内部ウエイトの形状、素材、重さの調整を施して出来たのがダイグルーバー300Rだ。(動き)

若干サイド方向のウォブリングが大きくなったことで、障害物の回避能力は上がっており、300同様にボトムタッチしても軌道が逸れないし、バランスを崩してもしっかりと泳ぎ続ける。

かなり速く引いてボトムに当ててもストレスなく引いてこれる。

動きのピッチは300同様に速いので、サイド方向の振れ幅が増した分、300よりもかなり速く動いている印象を受ける。

必然とロッドを介して伝わってくる振動は大きく感じる。

浮力はかなり向上しているので、秋なんかに有効なストップ&ゴーで使用した時のメリハリが付けやすくなった。

300同様にトゥイッチするとスカッと気持ちよくバランスを崩してくれるので、ウイードに掛かった際も外しやすい。

ただ巻きである程度潜らせてからロッドを思いっきりジャークさせて中層でバランスを崩させて、意図的にイレギュラーな動きを出すなんてことも可能だ。

通常のクランクベイトだと岩などへのファーストコンタクト時にヒラを打った瞬間にバイトしてくることは多い。

そのボトムノックさせた時の、バスがバイトするトリガーとなるイレギュラーな動きを、ダイグルーバーだと中層で演出できるというのは他のクランクベイトにはない点だ。

普通にただ巻きでも、ボトムコンタクトさせても、ウイードトップを引いても、何もない中層でコールアップさせるにも、ダイグルーバーだとルアーを替える必要がなく、1つで全て熟してしまうのは凄い。

そんなこともありこの3mぐらいの領域はこればかりになってしまう。

300Rを使用して改めてダイグルーバーって圧倒的に優れたクランクベイトだと実感した。

Basslog20201113-2 色々と細かく内部構造を変えてあるテスト段階のものから幾つか使わせていただいたので、内部構造の仕様変更でクランクベイトってこんなにも変わるんだぁ…と、驚かされた。

それとこのダイグルーバーの特徴でもある鰓の部分にある溝というのは、改めて物凄い役割をしていると実感した。

そしてダイグルーバーにシャローモデルのダイグルーバー120Rも登場した。

これがまた素晴らしい。

その辺はまた来週。

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