« 夏はビラビラ | トップページ | ポークフロッグ復活 »

2021年7月29日 (木)

フットボールジグ

フックの小さいフットボールジグが欲しいという依頼があり、久し振りにスモールフックのフットボールジグを作った。

自分が大学生の頃に世の中に登場したフットボールジグであったが、当時はウエイトやフック形状、スカートの質感等、自分の理想的な良いものがあまりなかった。

Basslog20210729a そんなこともありフットボールジグは自分で作っていた。

最初はモールド等への出費はあったが、作っているうちに買うよりもコストは掛からないし、理想的なものができるということで、ジグは作るのが当たり前となった。

学生時代は芦ノ湖の福井ボートで‘Fiendish Jig’という名前で販売していた。

当時作成するのに困ったのはパーツ類の選択肢が少なかったこと。

フックは理想的な物を、既製品のジグヘッドなどから探したり、フックに熱を加えて理想の形状に加工したりしていた。

スカートも供給元が少なく、理想的な太さ、カラー、張りのものがなくて困った。

その後は色々と理想的なものも出回るようになり、簡単に良いものができるようになったし、既製品も良いものが多くなった。

ラバーはスモラバが流行ってからはレギュラーラバーが普及し、細いファインラバーはちょっと影の薄い存在となった。

スモラバの様にラバーの水抵抗が必要な場合はレギュラーラバーは良いが、シルエットを小さくしたり、細かいアクションに対応させるにはファインラバーが良い。

今回のスモールフック仕様のフットボールジグにはファインラバーが合うので、スカートアンリミテッドのフィネスシリーズを使用した。

久し振りに作ったのだが、フックもすぐに理想的なものが入手でき、難なく理想的なものが作れた。

当時はパソコンもまだ一太郎の時代で、販売するのにパッケージの作成にも手間が掛かったけど、今ならパッケージも簡単に作れる。

|

« 夏はビラビラ | トップページ | ポークフロッグ復活 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 夏はビラビラ | トップページ | ポークフロッグ復活 »