Balsa B1
バルサBやキラーBといったバグリーズのクランクベイトにお世話になった人は多いと思う。
でも最近はあまり話題にも出てこなくなってしまった。
そんなバルサBも、未だに現役で現行品として販売されている。
バグリーのルアーはリニューアルする度にパッケージも替わっている。
製品がパッケージの中心で固定されるブリスターパックとなっていて、パッケージ内でも色々な方向から観ることができる。
昔のルアーショップだとバグリー、ヘドン、ストーム、レーベルといったルアーは当たり前のように大量に置いてあったが、最近ではこれらを置いていないショップもあるほどだ。。。
あってもショップの片隅にちょこっとだけとか、昔と今では日本とアメリカのルアーの比率が逆転している。
ちなみに最近のバグリー製品はセルビア製。
セルビア?
セルビア共和国は南アメリカの国かと思いきや、ヨーロッパのバルカン半島にある国だそうだ。
意外なところで作られている。
バグリーのルアーの良さは、実釣性能の良さだけでなく、トラディショナルなルアーらしいシルエットやビジュアルにもあると思う。
ビジュアルは往年のバルサBと変わらない。
プリントカラーのアイはプリントだが、それ以外のカラーは全てペイントアイとなっていて、昔からのバグリーのクランクベイトらしいかわいらしさがある。
ただ、カラーラインナップに鍍金カラーがないのは残念。。。
それで先日のプロサニーB同様にリップはプラ板をカットしたものではなく、成型していると思われる先端が薄くなったタイプが採用されている。
おそらくプロサニーBと全く同じスクエアリップが装着されている。
一時期軸のワイヤが再びブラス製になったり、リップがサーキットボードリップになったりと、色々と時代に合わせて変化してきた。
ヒートンではなく貫通式のワイヤ仕様は強度面では絶対に必要だ。
成型にはヒートコンプレッションモールディングという製法を用いているようだ。
ある程度熱を加えて圧縮するということで、バルサマテリアル自体に斑があったのを解消できるのかな?
ベリーにはバグリーのプリントが施されている。
バルサBもまだまだ進化を続けているようだが、現行はB1、B2のみでB3はラインナップから消えている。
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