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2022年4月 1日 (金)

チャターとトレーラー

Basslog20220401-2 チャターのトレーラーの選択も最近はかなり迷わずチョイスできるようになった。

未だにこれに関しては「トレーラーは何が良いのか?」という事はよく聞かれる。

それで話を進めていくと、みんな勘違いしていることがある。

それはテールがパドル状の通称シャッドテール等、抵抗の掛かるワームを装着するとスローに引くことができるという事。

これは逆で抵抗のあるワームを装着すると、スローには引けるけど、そのブレーデッドジグの引ける最低速度は上がる。

スピナーベイトやバズベイトの場合、トレーラー自体装着することで、単体で使うよりもスローに引くことができる。

ブレーデッドジグでもそれと同様に考えている人が多いようだが、ブレーデッドジグの場合はトレーラーレスが一番スローに引ける。

トレーラーを装着すると、チャター自体の振動が抑えられて、ゆっくり引いても単体での最低速度よりも最低速度は少し上がる。

ウルトラバイブスピードクローなんかのようにワーム自体の抵抗が大きいものを装着すると更にスピードは上がる。

ワイヤーベイトと同様に考えてしまって間違えている人が多いみたいだ。

チャターベイトのトレーラーはトレーラーにするワームの体積の大きさとワームの抵抗にチャターの振動は影響を受ける。

自分が使っている中で一番体積が大きく抵抗もあるのはスイングインパクトファット4.8inで、一番体積が小さく抵抗がないものはスプリットテールトレーラーで、前者はバイブレーションは最も弱くなり、後者はバイブレーションが最も強くなる。

Basslog20220401-1 それよりも知っておくと便利なのが、トレーラーの形状によるスナッグレス性能の違い。

ザコなんかのように断面が縦長に偏平の物と、レイジバグの様に横長に偏平な物をそれぞれトレーラーにした場合、スナッグレス性能には大きな差が出る。

例えばカバーに入れて枝等を乗り越えて引く場合、チャターが枝に当たると、ザコのような物だとチャターが寝て乗り越えるのに対し、レイジバグのような物だとそのままの姿勢で乗り越える。

ザコの場合だと枝を超える時に寝てしまうので、フックが枝に刺さってしまう可能性が高くなる。

カバーに入れる際はビーバー系の偏平ボディの物を装着すると、すり抜けがよくなりカバーに引っ掛かりにくくて使いやすい。

自分はカバーを打つ際のトレーラーにはリアクションイノベーションズのスイートビーバーやレイジバグなんかが使いやすくて気に入っている。

スイートビーバーは抵抗が少ないことで、チャター自体の振動をさほど妨げないので、バイブレーションも激しくゆっくりと引ける。

ビーバーはキャストもしやすいけど、スキッピングで更に奥へ入れたい時はもう少し大きめのワームを装着すると使いやすい。

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