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2022年5月30日 (月)

ライブソナー

Basslog20220530a ライブスコープに代表されるライブ魚探も最近では極普通の存在となってきた。

初めて魚探を購入したのは今から32年前で、その頃は液晶式の2次元魚探か、記録紙式、フラッシャーぐらいの選択肢しかなかった。

どの魚探も狭いビームでしかなかったので、地形を把握するのにかなりの時間が掛かった。

そして大学の頃に、船の両サイドを一気に見ることのできる魚探があるんだけど、大学にそれがないか濱田さんから聞かれたのを物凄く覚えている。

当時はそんなものがあってもバス用に普及するとは想いも付かなかった。

それが今では極当たり前のサイドイメージとなり、更にソナーの技術は進歩し、今では生映像のようなライブ魚探となった。

2次元の魚探でも魚探がないと、水深も分からないし地形も分らないので、魚探なしでの釣りなんて闇雲にルアーをキャストするようなものになってしまう。

魚探という存在を知ってしまうと魚探なしでの釣りというのは考えられなくなってしまうというか、魚探なしで釣りに出るのは時間がもったいないので嫌だとなってしまう。

目に見えるシャローだけを撃ち続けるならまだしも、魚探なしでの釣りは水平線しか見えない沖で釣り糸を垂らすようなものなので、絶対にありえないと思っていた。

そして最近になって思ったのが、ライブソナーがないと釣りに出たくないという気持ちになっているということ。

ライブ型のソナーに慣れてしまったので、これがないと釣りをしたくないという、以前の魚探がないと出たくないという気持ちと同じような状態となってしまった。

ライブソナー、いわゆるフォワードフェイシングソナーというものは魚を観るだけでなく、前方の情報が手に入るという部分が非常に大きなメリットとして感じている。

ただ単調に続くショアを流すにしてもライブソナーがあれば、先にあるちょっとした水中の変化を事前に知ることができる。

インビジブルなアイソレートストラクチャーやカバーがあったとしても、知らずにキャストしていたら跨いでキャストしてしまう。

カバーに対して跨いでトレースするというのが教科書通りに行くと基本かも知れないけど、正確に直撃した方が絶対に釣れるでしょ。

あとはここは絶対に居るはずなのにという場所の見切りが早くなる。

より高度で正確な情報というものを知ってしまうと、元には戻れなくなる。

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