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2022年6月 6日 (月)

ビッグベイト

ビッグベイトは今では物凄い数の製品が発売されている。

以前は見慣れないサイズ感からか、どんなビッグベイトでもある程度は釣れた。

徐々にバスもセレクティブになりつつあるのと、そんなビッグベイトブームにあやかった粗悪品も多くなり、良いビッグベイトも浮き彫りとなってきた。

釣れるだけではなく、道具として、効率よくバスを誘い出してバイトに持ち込むことができるものこそが本来のビッグベイトだ。

そんな感じの優秀なビッグベイトもある程度決まってきた感はあるので、これからこのジャンルに入り込むには、かなり難しいことになってくるだろう。

Basslog20220606a そんな中に一気に入り込んできそうなビッグベイトがTHタックルから間もなく発売される。

パッと見はリップ付きのゾーイといった感じだが、使ってみるとこのルアーは色々な要素が詰まっている。

まず水に入れて驚くのが、このルアーは水面で横たわる。

決まった方向に横たわるのではなく、右向きにも左向きにも横向きになる。

実際に浮かべてみると、弱ったギルやフナといった体高のある魚が水面に浮いているようだ。

このままワームをシェイクする感覚でシェイクするだけでも喰ってくるだろう。

でもこのルアーはこの状態から引くことで、未だかつてないことが起こる。

このまま引き始めると、すぐに立ち上がって普通に立った状態で真っ直ぐに泳いでくる。

停めて浮上させると、また水面で左右のどちらかに寝る。

この静と動のメリハリが簡単に演出でき、実際のビジュアル面でのメリハリの動きも凄い。

ここまでの内容を聞くだけでもこのルアーの面白い動かし方を想像できると思う。

でもこのルアーはそれだけではない。

このルアーはチョンチョンチョンと、ペンシルベイトをドッグウォークさせるようにロッドワークさせると、水面直下をドッグウォークするのだ。

このようにトップウォーター感覚で使用するのが、自分は一番気に入っている。

移動距離を少なく左右に首を振って誘うことができて、止めて寝かせてバイトのトリガーを与える。

ゾーイ同様の体高のあるフラット面が、団扇を仰ぐように水を押してくれて存在感をバスにアピールする。

ビッグベイトをトップウォーターのように操作感を持って操ることができるというのは、非常に幅が広がってよい。

ジョイクロ、タイニークラッシュ、ゾーイといったビッグベイトの定番ルアーが良いのって、ただ巻くだけでなく、使い手それぞれのロッドワークでそのルアーの世界が更に広がるところではないかな?

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