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2022年10月30日 (日)

オールスタークラシック

昨日の昼間にいきなりぎっくり腰になってしまい、今日は動けず一日中自宅にいた。

オールスターの中継がちょうどやっていたので、一日中観ていられた。

Basslog20221030a そしてBasser All Star Classic2022は清水盛三選手が初優勝。

盛三選手は現役トーナメンターとしては引退してしまっているけど、さすがアメリカ仕込みの無駄のない動きは健在であった。

オーソドックスで無駄のない釣りのスタイルは素晴らしかった。

とにかくキャストの回数が多くなるように、無駄な部分を少しでも排除しようとしているのがよく解る臨場感がよかった。

ロッドの捌き方、ロッドの角度、ロッドの高さ、巻き方、キャストする角度等々、一連の動きが全て洗練されていた。

試合中だからこそこれらの動きを観ることができたのだろう。

そんなアメリカのツアープロのようなスタイルの釣りの展開が好きなので、観ていて楽しかった。

それと、フラットサイドのクランクベイトをメインに使っていたけど、フラットサイドというと春のイメージが強いルアーだが、実は秋にも強いルアーである。

ジェイコブなんかも秋の方がよっぽどフラットサイドを多用している。

そんな感じで基本もしっかりとできていて、色々なものを熟知しているんだろうと感じた。

そのようなことを知らなくても現在のトーナメントでは勝つことも可能ではあるけど、そのようなベーシックなところにバスの面白さの大半があると思うので、そのようなベーシックなものをしっかりと伝えていって欲しい。

そして真のスターである今江さんと沢村さん2人のJBレジェンドの釣りも、それぞれの個性が出ていてよかった。

ちょっと引退が噂されている沢村さんであるが、先日利根川でお会いした際は「バスというより試合が好きなんだよなぁ…」と言っていた。

是非またTOP50に戻って今江さんと優勝争いをして欲しいね。

あと、今回の試合ではワイルドカードという予選から勝ち上がった江尻悠真が3位と大健闘であった。

若手というと藤田京弥の圧倒的な強さで他の選手の存在が薄れてしまっているけど、江尻悠真、梶原智寛、吉川永遠の3人は結構な逸材だと感じる。

20代が頑張っているのが目立っているけど、個人的には客観的に観て頑張っていると思う次世代の黒田、武田、佐々といった選手達もこの舞台に上がれるように頑張って欲しい。

試合中継に関しては、年に1度のイベントなのだから、全選手にライブカメラを載せた方がいいと思った。

例えばトーナメンターなら、V4の小森がどんな展開をしているのか非常に気になると思う。

ちょっと4人だけは少ない。

それと利根川ってタイダルリバーなので、干満や水門の開閉といったバスの動きに影響する情報は提示して、基本的なタイダルリバーに関する情報提供はしてもよかったような気がする。

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