EVO
元祖チャターベイトのZマン社からチャターの新作‘EVO’がリリースされた。
チャターに関してはZマン社とEG社のジャックハンマーが絶対的なシェアを誇っている。
ジャックハンマーが発売されてからは、自分も9割以上がジャックハンマーをチョイスしている程溺愛している。
その他のものも使ってみてはいるが、イマイチのものが殆どだ。
この2社からもステルスブレードやタングステン仕様のもの、ビッグブレード等といったものもリリースされたが、ノーマルのジャックハンマーと比較してしまうと劣る。
ジャックハンマーを超えることはできないのかなぁ…といった感じはある。
しかし今回のEVOは、超えることはないにしても同等にはなりそうなチャターだ。
真横からヘッドを観てみると、どこかで観たことのあるようなシルエットとなっている。
アイの形状と位置、そしてオリジナルチャターと同じブレードを装着しており、スナップもJH同様にエッグスナップを採用している。
つまりJHとほぼ同じ。。。
これが全く無関係な他社ではないのと、今までも細かい仕様違いのチャターをリリースし続けているZマンなので、まぁ普通のことなのかな。
細かいところを観ていくと、ヘッドはスルっとした形状ではなく、スタビライザーっぽいものがあったり、真上が少しくぼんでいたりと、凹凸のある複雑な成型をしている。
スカートはJHよりも若干柔らか目のものを採用している。
ブレードは細かいラメをを混ぜ込んだ塗装が施されている。
フックは5/0のがまかつではないものを採用しているが、同様の太軸でしっかりとしたものなので、極限の力が加わらなければそんなに遜色なく使えるぐらいの良い質感のフックが装着されている。
トレーラーキーパーはネッドロック等に採用されているセパレートタイプのマルチカラードキーパーとワイヤー式のダブルキーパーとなっている。
エラストマー製のトレーラーを意識しているのかな?
エラストマー製のトレーラーを使用した場合でなくても取り外しが楽になっており、2種類のキーパーがズレ難くさも保っている。
JHのダブルキーパーのズレ難さはよいけど、トレーラーを外すときに洩れなくワームが壊れてしまうので、その辺を改善した感じかな。
違いと言えばこんなところなので、使った感じはJHとほぼ変わらないだろう。
EVOの価格は$9.99と、JHよりかなり低い価格設定となっている。
現在の円相場からすると日本ではイーヴォよりジャックハンマーの方が安い。
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