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2024年3月 7日 (木)

タケホバリン

昨日のプロップベイトと同じようなもので、THタックルから新しいジャンルを築くものがリリースされた。

Basslog20240307a それはタケホバリン65で、ボディのフロントにだけペラが付いているというものだ。

ただこのフロントのペラは2枚重ねになっており、このペラはヒートンを締めて固定されているのが標準仕様となっている。

固定されているところがこのルアーの肝で、これによりリトリーブするとボディも一緒に高回転するという仕組みになっている。

ペラを中心に奇麗に高回転し、リアのフック部分がブレない。

タケホバリンはスピナー感覚で使用できると言えば解りやすいと思う。

スローシンキング仕様になっており、スピナーを使う感覚でキャストしてグルグルと巻いてくるだけでよいので、誰でも簡単に釣ることができてバイトシーンも見える面白い釣りが展開できる。

バスを釣るのにスピナーを使ったことがある人はあまりいないと思うけど、スピナーって結構釣れる。

ただスピナーは小さいので小型のバスが多くなってしまうというのが欠点。

これならシルエットもしっかりしていて、ボディ全体が回転することでアピール力は大きさ以上のものがある。

とにかくグルグルと奇麗に高回転するので、スイベルは標準仕様がダブルクレン2連結でヨレを防いでいる程だ。

このルアーは深いレンジでキャロライナリグで使用するという使い方もできる。

自分は1/2oz.以上のヘビキャロが使いやすく、遠投してシンカーでボトムを感じながら巻き続ける釣り方が好きだ。

ハイランドレイクなんかではドラッギングしてしまうと広範囲を探りやすい。

そしてこのルアーの凄いところはヒートンを緩めることでペラだけを回転させて使うこともできる。

ホバリン同様にペラが高回転するので水面直下をノーマルよりもゆっくりと引くことができる。

ノーマル仕様のボディを回転させるのではちょっと強いと感じたら、ヒートンをその場で緩めてキャストすれば違った効果を得られる。

昨年使っていて、この緩める仕様でちょっと思い付いた使い方がある。

それはロッドを立ててちょっと速度を上げて巻いてバジングさせるという、水面を少し掻き回す感じで使うという方法だ。

バスが水面でベイトを追っているけど、何キャストしても反応しないような時に、チリチリ…と超微波動で横たわる小魚が水面を泳いでいたらバスもスルー出来ないだろう。

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