シマノ
シマノのベイトキャスティングリールの一部に搭載されているDCという機能がある。
デジタルコントロールブレーキの略だそうだ。
このDCを搭載しているリールはキャスト時に‘キュイーン’と独特な音がする。
借りて投げたことはあったけど、自分では持っていないので1番安いSLXのDCを1つ買ってみた。
シマノのリールを買ったのはマグナムライト以来40年振り。
40年前当時はシマノといえばローランドマーチンのイメージが強く、我々の世代は影響を受けた人が多いはず。
ロッドはスコーピオンの直感グリップを高校生の頃に何本か使っていた。
SLXを同じ$200クラスのLew’sのリールと比較すると、ベアリングの数等は少なめなのと、自重が気になった。
ハンドルノブにはベアリングは入っていなかったのとハンドルの長さが短かったので、これはベアリング入りの95mmのカーボンハンドルに交換した。
とりあえずこれで使ってみた。
数投してみた感じでは、非常に滑らかな投げ心地で、飛距離も結構出ているといった印象であった。
実際の等距離でルーズと比較してみると、飛距離は変わらなかった。
でもなぜかDCの方が飛んでいる気がした。
軽い力で飛んでいると錯覚するような感じで、ラインが切れてルアーだけが飛んでいっているようなちょっと今までに味わったlことがないような感覚であった。
普通であればバックラッシュしているようなフィーリングであるが、ルアーはきれいに飛んでいく。
バックラッシュすることもなく、いい感じであった。
軽くバックラッシュさせようと思っても、バックラッシュしない。
この感覚は他のメーカーにはない独特のフィーリングであった。
巻き心地は特に変わらず、多少抵抗のあるものでも問題なく巻けた。
自重も巻物では特に気になることもなく、パーミングもしやすく使いやすかった。
ドラグはガッチリとまではいかないが、完全に締め込んでおけば巻物には問題なさそうだ。
ジグやワームの釣りではフッキング時にちょっとラインが出てしまいそうなので、Lew’sやABUのようなロック感はない。
全体的にはこの価格帯としてはよい感じだ。
あとは耐久性がどんなものなのか…
日本製ということでしばらく使っているとガタが来るのが判るダイワ製品をどうしても想像してしまう。
同価格帯のダイワ製品と比較すると、やはり自重はダイワ製品の方が軽い。
重いけど逆にしっかりとしていて耐久性もあるのかな?
耐久性は数年使ってみないことには判らない。
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