Final Day
スミスレイク最終日はジー、伊藤、シュクラットの上位3名の接戦がお昼過ぎまで続いた。
そして勝敗を決定付ける6lb.弱のスポッツを伊藤巧が仕留めた。
これは今大会最もインパクトのある一発だった。
これで一気に2人を引き離し勝利を決定的にした。
最終的には58lb.イーブンで2位のジーに4ポンド1oz.という大きな差を付けての勝利となった。
日本人にとってはアメリカのツアーで戦うというのは色々な意味で大変だと思う。
特に辛いと思うのが、日本人ということで入りたい場所へ入れてもらえなかったりして、自分の想い描いている展開が妨害によってできないことだろう。
今回はその鬱憤を敵の減った最終日に少しは晴らすことができたのではないだろうか。
3日目は藤田京弥もトップウエイトとビッグフィッシュを獲得しているので、2日連続で日本人がトップウエイトとビッグフィッシュを獲得した。
情報もまともに入らない、経験も少ないアメリカの地で素晴らしい結果である。
ニューヨークでの残り2戦はセントローレンスとシャンプレーン。
伊藤巧、藤田京弥がそれぞれ初優勝を成し遂げた場所だ。
残り2戦は更に日本人選手の活躍が期待できそうだ。
今試合で伊藤巧、藤田京弥はクラシック出場圏内である40位以内に入ったので、来年もクラシックへの出場の可能性はかなり高まった。
AOYレースはJustin Hamner、Trey McKinney、Cody Huff、Chris Johnston、Jacob Foutz、John Garrett、Jay Przekurat、JT Thompkinsの現在上位8名がAOYの可能性が高い。
マッキニーが今回コケたことで、AOYレース争いの行方も分らなくなってきた。
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