FR5
ラパラのファットラップが幾つか出てきた。
ファットラップは好きなルアーの1つである。
この他にシャローランニングと、7㎝のシャロー、ダイビングが存在する。
始めて釣ったクランクベイトでもあって、この5㎝のダイビングタイプが最も好きだ。
バルサゆえに動き出しがよく、非常にタイトにキビキビと動くクランクベイトである。
クランクベイトとしては弱めのタイプで、巻き抵抗も軽くスルスルと巻ける。
動きは日本のクランクベイトっぽい感じなのだが、疑似餌指向の日本ではラパラのビジュアルはあまり受けないようで、最近は扱っているショップも少ない。
ラパラなのでバルサだけど価格も安いし、何よりよく釣れるのでいいルアーだ。
子供の頃は今よりも円安でバグリーなんかは1個3,000円ぐらいして手が出なかったけど、ラパラは1,000円強ぐらいの価格だったので比較的手が出しやすかった。
中学生の頃の円相場は$1=200円台で推移していたのが、高校生になった頃には100円台になって一気に海外のルアーの価格が下がった。
そして昭和の終わり頃にはヘドンのルアーなんて1,000円を切るようになった。
でも平成に入ったら消費税が導入され、980円で販売されていたルアーに当時の税率3%が加算され1,009円となった。
高校生の時に1,000円札を握りしめてサンスイへ買い物に行ったら9円オーバーで泣きそうになり、サンスイの中村さんが9円値引きしてくれたことは鮮明に覚えている。
そんな背景もありラパラやヘドン、ストーム、レーベル辺りのルアーは比較的数が出回っていたルアーなので、中古ショップでもちょくちょく出てくるようだ。
一応FR5だけは現行品でもあるようだが、相変わらず現在のラパラの輸入元は販売する気もないような感じだ。。。
DTですら売ってるんだか何だか…って感じなので、FRなんて勝手にオーダー来るのを待ちぼうけ状態だろう。
40年近く前はシャッドラップが登場した頃で、どちらかと言えばSRに人気は集まっていた。
当時自分はSRよりもFRの方が好きだった。
そんなこともあってその頃はよくキャストしていたのを覚えている。
最近はほぼ使っていないけど、たまにここでファットラップがあれば良さそうだなぁ…なんて思うことがある。
色々なシチュエーションで使ってきたので、そんな記憶がファットラップを思い浮かばせる。
根掛かりの回避能力はどんなものだったのか…?
当時はそんなにややこしい場所では使っていなかったし攻め方も緩かったので、回避能力はどんなものなのかよく解らない。
久し振りにタックルボックスへ入れてみようと思った。
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