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2025年1月12日 (日)

Big 3

先日ちょっとワームメーカー御三家の話題に少し触れた。

意外と反響があったのには驚いた。

どちらかというとハードルアーの話題の方が人気が多いかと思いきや、昨年のアクセストップも2.5inフラグラブとワームの話題であった。

え、そこ…って感じだが、この記事が断トツでアクセス数は多かった。

フラグラブといえば旧御三家の1つであるヤマモトの代表作の1つである。

アメリカでは未だに非常に人気があるのだが、日本では不人気ゆえに取り扱い中止となってしまった。

最近自分はフリーリグで使用するワームとしては1番良いと思って使用頻度は高いけど、ヤマモト製品自体が最近は不人気ということもあって世間一般的にはあまり使われていない。

Basslog20250112-2自分は5inセンコーの使用頻度は非常に高い。

それ以外のヤマモト製品はファットイカとフラグラブぐらいしか最近は使っていない。

5inセンコー、フラグラブ、ファットイカを使う人って昔の人…って感じのようで、昔は当たり前のように使われていたが最近では使う人もかなり減った。

更にヤマモトは買収されてからメガフローターフォーミュラマテリアルを採用するようになり、それからヤマモト製品自体イマイチ感が更に漂ってしまっている。

今のところメガに合っているのはネッドセンコーぐらい。

でも日本でネッドリグはほぼ使われていないというのが現状なので、これをセンコー感覚で使ったらイマイチ感が増してしまうだろう。

そりゃヤマモト製品売れなくなるなぁ…という道を辿ってしまっている。

Basslog20250112-1 ズームはUVスピードクローとZクローの2つは今でも使用頻度は非常に高いけど、他のものはあまり使わなくなってしまった。

ズームも最近の新製品はイマイチのものが殆どだし、ウイングフルークはかなり苦しまぎれ感が出てしまっていて残念。。。

バークレイはJB撤退と共に日本ではソルトワームメーカー感が強くなってしまい、バス用品からも撤退してしまった感じになっているけど、まだ日本でも販売は継続しているようだ。

バークレイは匂い頼りといった感じで、リリースしている数は多いのにイマイチなものが殆どだ。

パワーホグなんかは非常に良いワームで、今でも最終兵器ぐらいに思っているけど、それ以外ではクローファッティぐらいしか最近は使っていない。

5inセンコー、UVスピードクロー、パワーホグは絶対的な信頼があるけど、どれも20~30年前のものとかなり販売開始から時間が経過している。

これらを超えるようなものは未だに出てきていない。

旧御三家はマテリアルにかなり恵まれていると思う。

どんな形状のワームでもある程度は釣れてしまう。

でも最近は他社のワームがもっとマテリアルと形状が合致しているものを出してきているので、マテリアルだけの強みではこれらを超えられなくなっている。

今まで華やかしい時代を築いてきた旧御三家だが、現状はこんな感じなので、アメリカでも今後厳しい状況になりかねない。

その点新御三家は時代に合った非常に素晴らしい製品をリリースし続けている。

Basslog20250112-3 Zマンはエラストマー製品をどんどんリリースしていて、良い製品が幾つかあり既に外せないものとなっている。

殆どのZマン製品を試しているので、試すだけでも大変なくらいのリリース量だ。

Zマンは間違えなくエラストマー製品の先駆けとなっている。

デプスは既存にあるものを使いやすくした感じで、同ジャンルでは一番使いやすいようなものが多い。

ソフトスティックベイトではサカマタシャッドが最終形のように、これ以上に使いやすくて釣れるものはできないのではないかと思ってしまうぐらい群を抜いている。

そして一昨年からいきなりワームを始めたラパラは、後発の利点をうまく活かしている。

マテリアルを使い分け、塩の配合バランスも考えられており、全てがいい感じに仕上がっている。

最近は新御三家のワームを旧御三家を含め他社が真似するというケースが多々見受けられるので、既に追われる立場となっている。

新御三家はこれからもよいものを出してきそうだ。

これに追従してきているのがケイテックとストライキングかな…

馴染み深い旧御三家には頑張って欲しいところだが、今後どうなるのか…

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