Mooch Minnow
今年の夏に発表されたものの、発売は年末となったムーチミノー。
先行で発売されているフリーローダーの小型版でフィネスの釣りにマッチさせたものと思っていた。
実際に手にしてみると、やはり他のクラッシュシティシリーズ同様に成型は非常に奇麗に施されていた。
ただスモールライトを当てただけでなく、ちゃんとムーチミノーはムーチミノーでしっかりとデザインされていた。
ムーチミノーはネッドBLT同様にTPEマテリアルが採用されている。
これもソルトインで、これはこれでまた配合が変えられている。
クラッシュシティシリーズはソルトの配合バランスも非常に考えれていて、細かいところまで内面まで非常によくできている。
これによってテールが微妙に細かくバイブレーションするようになっている。
ジグヘッドでの使用が最も合っているだろう。
ネッドリグとしても使用可能だ。
このサイズのミノー型ワームと言えばストライキングのベビーZトゥが圧倒的によかったが、ムーチミノーはこの存在を脅かしそうだ。
最近のFFSでのジグヘッドやホバストによるシューティングやダミキリグといった使い方をする場合、間違えなくエラストマー製品が合っている。
後発だけあってこちらの方がそれらに照準を合わせてきている。
ラパラのクラッシュシティシリーズは発売以来一気にワーム戦線の最前線に入り込んできたと言えるだろう。
ここのところの市場を観ていると、今までの3大ワームメーカーがやや衰退してきている感じがする。
そして最近の市場ではラパラ、デプス、Zマンの新御三家が一気にシェアを広げてきた感じが窺える。
| 固定リンク
コメント