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2025年2月28日 (金)

Yopparai

Basslog20250228b ウイグルワートのカラーで通称‘酔っ払いカラー’というものがある。

これはチャートリュースベースにアイの周りがオレンジになっているというカラーだ。

このカラーもウイグルワートでは代表的で有名なカラーである。

最近は先日話題に出したクロー系カラーが人気だが、このような単調なカラーが好きな人も多い。

こんなカラーがルアーらしいし、ウイグルワートのボディ形状には似合っている。

ウイグルワートのリスペクトモデルといえばメガバスからもスプリガンというクランクベイトが発売されている。

自分も以前に使ってはみたけど、投げやすさ以外はそんなにピンと来るものはなかったような気がする…

といった感じでスプリガンがどんな感じだったのかよく覚えていない。

おそらく旧ワートには及ばずお蔵入りとなったような気がする。

このルアーも既に廃番のようなので、廃番という結果からも旧ワートの代用にはならなかったということだろう。

でもスプリガンも普通のクランクベイトとしては十分良いルアーであったと思う。

この頃メガバスだとラッキークラフトのCB200を進化させたようなDDグリフォン6ccというクランクベイトを気に入って使っていた。

元々のコンセプトは違うのだろうけど、自分の使い方にはこっちの方が合っていた。

メガバスのルアーというのは使い方と出し処がビシッと合うと、物凄い威力を発揮する。

ただ、それ故に万人向けな万能ルアーというものは少ない。

フック交換しただけでバランスが悪くなったりしてしまうものも多く、ある意味物凄い繊細でよくできている。

今年はBPモデルが発売されるようなので期待している。

Basslog20250228a スプリガンのカラーはプリラパラを意識したカラーが多い。

酔っ払いカラーもラインナップされている。

どんな動きだったのかよく覚えていないので久し振りに使ってみようと思う。

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2025年2月27日 (木)

フルオンススピナーベイトNo.2

フルオンススピナーベイトの第2弾を作った。

Basslog20250227a 結局ジンクスの1oz.をベースに作ってみた。

ジンクスを選んだのは特に理由はない。

ブレードを#6のコロラドにするつもりだったが、ちょっと#6のインディアナと迷ってしまった。

というのは#6のコロラドって、単体で見てるとデカい感じがするけど、1oz.のスピナーベイトに装着するとなるとちょっと小さく感じる。

それでインディアナの#6の方が合ってそうな気がした。

でもジェイソンクリスティと同じ仕様にして、まずはそれを使ってみてからにしようと思い#6にした。

まだ使っていないけど、作ってみて判ったのが、これって結構沈下速度も速いだろうし、ボトムをズリズリ引いてくるようになると思う。

今までにない感じなので、何か面白い展開が出来そうだ。

昔は速く引くために1oz.を使用していただけで、それ以外にはほぼ使ったことがない。

それにシングルは1/2oz.に絶対的な信頼を置いていたら他のサイズはあまり使わなかったというのもある。

実際に作ってみたら凄い想像が広がった。

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2025年2月26日 (水)

Phantom Craw

ウイグルワートの人気色といえばクロー系のカラーだろう。

自分もファントムブラウンクローやファントムグリーンクロー、ナチュラルブラウンクレイフィッシュ、ナチュラルグリーンクレイフィッシュといったところは好きでよく使っている。

現行でもこのファントムクローやナチュラルクレイフィッシュカラーは存在する。

Basslog20250226a でもオールドスクールのものの方が味があっていい。

昔のものは同じカラーでも色の濃淡がかなり違ったりして斑はあるけど、それはそれで個々の個性みたいになっていた。

その中から自分好みのものがあったりしても、それと同じようなものを見付けるのは大変だったりした。

現行のクロー系カラーとの違いは何だろう?

現行品は奇麗に全部ほぼ同じにカラーリングされている。

でもクローパターンが機械的な感じなので味が出ていないのか…

それと昔は背中と腹にもしっかりとクローパターンのプリントが入っていた。

最近のナチュラルクレイフィッシュなんかはだいぶ昔のカラーに近づいた感じはするけど、やっぱり昔のものの方がいい味出している。

大まかには今も昔もほぼ同じカラーなので釣果にはそんなに影響はないだろうけど、オールドスクール方がなんかいい。

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2025年2月25日 (火)

Crappie Jigheads

Basslog20250225a 6thセンスのクラッピー用のジグヘッド‘クラッピージグヘッド’。

小さめのヘッドが欲しくてこれを選んでみたのだが、これがなかなかいい感じだ。

クラッピー用なのでフック設定は#2と#4と小さめ。

スモールマウスをジグヘッドで狙う時なんかにはちょうど良いサイズだ。

あまりよいフックではないけど、針先が鈍ったら使い捨てにするにはちょうど良い。

ヘッドはデルタ形状でやや後方気味にウエイトの重心がきている。

こんなに小さいけどアイも付いているのでシャッド形状のワームとマッチさせやすい。

ワームカラーだけがちょっと太めで使いにくいので、これはカットして瞬間接着剤で固定すると使いやすくなる。

特にエラストマー製のワームの場合はノーカラーの接着剤付けがズレ難くてよい。

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2025年2月24日 (月)

Bill Lowen wins

Basslog20250224a エリート初戦セントジョーンズリバー戦はビルローウェンが勝った。

ローウェンの圧勝と思われた試合だったが、最終日は最後の最後まで誰が勝つのか分からない展開となった。

最終日はビルローウェンが失速し、リミットすら揃えられず時間が経過していた。

途中6パウンダーをキャッチし、これから一気に行くかと思いきや苦戦していた。

その裏ではジェイシュクラットゥとシェーンルヒューの2人はウエイトを重ねていった。

Basslog20250225b 終了間際の時点でのBassTrakkでは3名が72lb.台で並んでいた。

その頃ジョンギャレットもローウェン同様に苦戦しており、終了間際はノンキーラッシュに遭いながらリミットメイクしようともがいていた。

朝の内の早い段階でジョンギャレットは昨日クランクでキャッチしていた場所で5パウンダーを2本キャッチし、これはローウェンとの一騎打ちになるかと思われた。

しかし、その後は沈黙してしまい2本のまま時間が過ぎ、最後はリミットメイクを試みていたといった感じであった。

結局ローウェン、ギャレット共にリミットすら揃えられずにタイムアップとなった。

本人はダメだと思っていたのだろう、ラストキャストを終えたローウェンは‘Over’と発した。

だが最終的には検量してみないと誰が勝ったか判らないままウエインを迎えた。

そしてルヒューが73lb.9oz.で暫定首位に立ち、続いてシュクラットが73lb.10oz.で抜いた。

ギャレットは結局71lb.で終了。

最後に登場したローウェンは4本ウエインで10lb.4oz.であったがトータル73lb.14oz.で逃げ切り優勝となった。

セントジョーンズリバー戦は意外と最終日の逆転というのは起こりにくい。

昨年のコリージョンストンなんかは3日目までのウエイトでも勝てた程だ。

今回も3日目までで首位だったローウェンが勝ったが、最後の最後までこんなに縺れるとは想像できず、なんてうまい具合に試合を面白くしてくれるんだといった感じであった。

これでローウェンはエリート2勝目。

FFS規制による試合結果への影響はあったのか、今年は早速50代のベテラン選手が勝った。

そして休んでいる暇もなく今週の木曜日からは第2戦Champion Power Equipment Bassmaster Elite at Lake Okeechobeeが始まる。

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2025年2月23日 (日)

Day 3

Basslog20250223a セントジョーンズ3日目セミファイナルは昨年のルーキーであるジョンギャレットが31lb.6oz.のビッグバッグを持ち込んだ。

トータルウエイトを58lb.5oz.とし一気に2位に浮上しファイナル進出を決めた。

ビルローウェンは18lb.1oz.を持ち込み63lb.10oz.で首位をキープしている。

ローウェンとギャレットの差は5lb.4oz.となっている。

3位にはシュクラットゥとなっている。

この上位3名に優勝争いは絞られた感じだ。

ジョンギャレットの追い上げは凄かったが、どのような展開だったのか分からないので最終日の展開は非常に気になる。

その他では昨年のセントジョーンズ戦の覇者コリージョンストンが22lb.7oz.を持ち込み7位にジャンプアップし決勝進出。

10位には久し振りにGマンが決勝進出を決めた。

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2025年2月22日 (土)

Day 2

Basslog20250222a セントジョーンズ2日目はビルローウェンが24lb.4oz.を持ち込みトータル45lb.9oz.でトップに立った。

2位には初日の首位シュクラットゥが37lb.11oz.となっている。

7lb.14oz.差を付けたビルローウェンがかなり優位な感じだ。

それに今回のビルローウェンはかなりパターンがハマっている感じがあるので、2日目にして2勝目に手が届きそうだ。

未だ初戦の2日目が終わっただけだが、全体的にはFFSの規制の影響は少なからずあるような気がする。

注目の今年のルーキーでは現在5位にエヴァンカンが入っている。

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2025年2月21日 (金)

2025 FXR Pro Fish Bassmaster Elite at St. Johns River

今年もいよいよエリートシリーズが開幕した。

初戦はフロリダSt.ジョーンズリバー。

フロリダなのに初戦の朝の気温は35°F。

そんなこともあってか昼ぐらいからのキャッチ率が高くなっていたので、水温低下に伴う影響は出ていたのだろう。

初日のトップはシュクラットゥが24lb.15oz.でトップ。

やはり8パウンダー、6パウンダーを11時台にキャッチしていた。

今年からFFSに規制が掛かったことで次世代の若者達は苦戦すると予想されていた。

Basslog20250221a これによりベテラン選手の成績もどのように変わってくるのか気になるところだ。

でもFFSも使いこなしており、基本がしっかりできている若手選手は逆によく判るシーズンになると思う。

そんな中で出てくると思っていたのが初日首位のジェイシュクラットゥ。

彼は青木大介と同じ2022年からエリートに参戦しROYを獲得し、AOYランキングは10位でフィニッシュした。

2023年6位、2024年7位とここ数年では最も成績を出している。

何度か言っているが、藤田京弥とシュクラットゥの2人がこれからのエリートシリーズの顔になると思っていた。

ちょっと昨年のスタートは良かったのだが途中から藤田京弥は低迷してしまっているが、シュクラットは安定して上位に君臨している。

今年もこの2人は注目したい。

昨年のROYマッキニー、EQトップのフォザーギル、2位のコビーマイヤーにも注目したい。

それと今年のレジェンド枠はランディハウエルとクリフペースのクラシックを制している2人。

また実績のある選手が戻ってきたので全体的にも盛り上がりそうだ。

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2025年2月20日 (木)

トレブル12、13

自分が好きなフックであるがまかつのトレブル12とトレブル13というものがある。

Basslog20250220a 正しくは‘あった’かもしれない。。。

先日フックを交換していたらトレブル12も13も残りが少ないことに気付いた。

特に使用頻度の高いシルバーが少なくなっていた。

そしてネットで探してみると、なんとこんなスタンダードで使いやすいトレブルフックが何故か廃番となっていた。

最近はアラシのローテーテッドフックハンガーの様に横向きのフックハンガーのプラグがある。

それにフックを装着するとなると最近の主流であるセンターバランスの縦アイになっているフックだと向き30度ズレてしまう。

泳ぎのズレはトゥルーチューンすれば直せるのだが、ルアーによってはバランスが悪くなってしまうものがある。

真っすぐ泳いでもシビアなルアーなんかだと全然釣れなくなってしまうものがある。

なのでこのフックって一部のルアーには必要不可欠。

そんなに使うものではないけど、最も使用頻度の高いトレブル13の#4はあと5本。。。

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2025年2月19日 (水)

RED Hook

赤い色というのは、リザーバーや河川のフィールドでよく春にある白濁したような濁りの時によく効く。

それとバスがサスペンドしている時はよく効くことが多い。

Basslog20250219a では赤いフックは効くのか?

自分は赤いフックもよく使っている。

でも赤いフックをよく使っている人というのはあまり観たことがない。

なのでなぜ赤いフックを使うのか昨年辺りから何人かに聞かれた。

間違えなく赤いフックは釣れる。

でも黒やニッケル、シルバー、ブロンズといったカラーも間違えなく釣れる。

プラグを使っている場合は反射的に喰ってくることが多いと思うので、それほどフックのカラーに対してセレクティブな感じなはいと思う。

ルアーが動いている最中に喰ってくることが多いので、バスが気にしているかどうかはよく分らない。

フックの存在に関する有無で反応は変わるかもしれない。

いずれにせよ人間ほどはっきりとは見えていないと思う。

ルアーのカラーやビジュアルで判断したら、例えばログなんかは日本のルアーと比較したらリアル感はないけど明らかに良く釣れるように、それほど細かい部分までは見えていないか気にしていないと思う。

でもゆっくりと動かしていてバスが付いてきた時なんかは、フックの色で反応が変わることはある。

そのような場面を観てしまうと、フックのカラーは気になってしまう。

突き詰めたらフックのカラーが影響することはあると思う。

自分の経験からするとレッドやシルバーといったフックが良いような気がする。

そんなこともあって自分はレッドやシルバーを装着することが多い。

一般的にはブラックニッケルをデフォルトで使用しているルアーが多いので、これを使っている人が多いだろう。

交換するとなると自分は赤かシルバーを選ぶことが多いので、ブラックニッケルが付いたルアーは意外と少ない。

日本の場合プラグを使う人って少ないので、タックルボックスに入っていてもあまり使っていないピカピカに奇麗なものが多い。

そんなこともあってフック交換を頻繁にする人なんてほぼいないので、フックに関して深い話ができる人というのは数人程度しかいないので情報交換も大してできない。

使っている時間が長いと色々なことに気付いたり気になることが出てきたりする。

フックも拘りだすと結構大変なことになる。

いつでも躊躇せずにバックリと丸呑みするぐらいの勢いでバイトしてくれればそんなに拘らなくてもよいのだが、なかなかそうもいかない。

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2025年2月18日 (火)

ムーチミノー

Basslog20250218a ラパラのムーチミノーをジグヘッドで使ってみた。

やはりかなりいい感じであった。

テールの小さなフィンによるバイブレーションは非常に細かくテールを動かしてくれた。

既存にはない感じの細かいバイブレーションが、後ろ側のピンテールだけ動いているような感じで僅かに震えてくれる。

実際にはもう少しボディ側も動いているけど、ほぼテール側のみの僅かなバイブレーションである。

ソルトの混入具合もいい感じで、シェイク時のロール具合もいい。

ストライキングのベビーZトゥを使っていた場面ではこちらの方が出番が多くなりそうだ。

ベビーZトゥは昨年のトレイマッキニーが実践していた使い方で今年は使ってみたい。

少しやってみたが、あれもエラストマーならではといった感じで、普通のワームではできない。

同様にこのムーチミノーもノーシンカーで使ったら良さそうだ。

テールのフィンがこの使い方でもいい役目を果たしてくれそうだ。

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2025年2月17日 (月)

ナックルトルネード

Basslog20250217a 以前にナックルベイトにトルネードのブレードを装着したものが出てきた。

結局一度も使わないままとなっていた。

見ていたらなんとなく気になって使ってみたくなった。

トルネードは昔バスプロいショップスから発売されていたもので、スピナーベイトとバズベイトのハイブリッドといった感じのワイヤーベイトだ。

普通にスピナーベイトとして使っていてもよく釣れた。

これを使っていたのって30年以上前のこと。

バズベイトとして使ったこともあったけど、どんな感じだったかよく覚えていない。

そこが凄く気になったのと、普通にスピナーベイトとして使った時の音がいい音だった気がして再び使ってみたくなった。

このブレードはアルミ製ということもあって軽いのでちょっとした抵抗で回転する。

それでこのブレードを通しているワイヤーの後ろにはスイベルの破片みたいなものが装着されている。

これがブレードと干渉して良い音を奏でるという仕組みになっている。

スピナーベイトって音が欲しい時があるけど、プラグのラトル音の様に出せるものというのはない。

ラトルが装着されているものとかも過去には合ったけど、どれも鳴っているのかよく分からないようなものばかりであった。

トルネードはしっかりとカチカチ音がする。

それでいてブレードの回転を妨げないというのは素晴らしい。

今更ながらこのスピナーベイトで音が発するということは凄いことだったと思った。

ブレードに何か干渉させて音を出すというのは簡単そうだが、意外と難しい。

難しいというのはブレードの回転を妨げてしまうから。

回転の悪いスイベルのスピナーベイトって極端に釣れないように、回転が妨げられると明らかに釣れなくなってしまう。

色々と久し振りに使うのが楽しみだ。

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2025年2月16日 (日)

1oz.ヘッド

先日作ってみたフルオンススピナーベイト

ウエイトが1オンスオーバーの34gあったのはちょっと気になっていたので、1oz.スピナーベイトのヘッドを探してみた。

Basslog20250216a 3つ見付かったので、どれにしようか考えている。

デルタフォースの1oz.はちょっと忘れ掛けていた。

ブルドッグの1oz.は結構多用したので覚えている。

そして比較的新しいジンクス。

この3つの中からちゃんとヘッドが1oz.のシングルコロラドを作ってみる。

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2025年2月15日 (土)

STICKY 0

Basslog20250215-1 Basslog20250215-2 タックルボックスを整理していたらスティッキーゼロが出てきた。

昔は多用していたスティッキー0だが、最近はっ持っていくこともなくなってしまった。

スティッキージュニアのゼロだけは、結構長い期間外さなかったのだが、今は外れたままになっている。

スティッキーは一時期クラッチヒッターというものが復刻した。

このクラッチヒッターはボディに鱗目が入っており、少しデコレーションした感じであった。

実際に使ってみると、スティッキーゼロとほぼ同じなのだが、何故か出が悪かった。

その時にゼロからクラッチヒッターに替えてしまったので、この時点でゼロはタックルボックスから外れた。

出が悪いとなると出番も徐々に減り、いつの間にかクラッチヒッターは排除していた。

その後ゼロを一度戻したような気もするけど、結局今は使っていない。

一般的な考えからすると、後発のモデルの方が良いものになっていると思うのが普通だろう。

しかし実際のところは以前のものの方が良かったということはルアーの場合はよくあることだ。

先日のシャッティも同様であったように、後発のものがよくないと、元へ戻ろうとするのでなく、そのまま使うことがなくなってしまうことが多い。

ゼロを最近使っていないもう1つの理由は釣りが遅いからというのもある。

元々速い釣り主体なので、トップで丁寧にアクション付けるなんて面倒でやっていられなくなってしまった。

逆に昔はペンシルベイトはゆっくりと使うことが多かったので、ジャイアントドッグXを初めて使った時はダメだこりゃと思った。

でも最近のような高速での釣りにはジャイアントドッグXはぴったり合っている。

結局どんなルアーも使い方次第で合うものは変わるので、必然と好みというものは全然変わってくる。

またスローに釣りたい時はゼロを復活させるだろう。

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2025年2月14日 (金)

Post-Rapala

Basslog20250214a ラパラになった当初のウィグルワート。

不評だったことで姿を消してしまった後付けリップのウィグルワート。

プリラパラを求めている人からするとこの通称ポストラパラは納得いくものではないだろう。

何度かここでも登場しているこのウィグルワートは、普通のクランクベイトとしてはプリラパラよりも使いやすくて良いと思う。

意外と引き抵抗が強く急潜行する。

オールドスクールのウィグルワートの特徴を活かしつつ、もう少し攻め込んだ仕様といった感じだ。

ある意味素晴らしい出来として捉えることはできると思う。

このウィグルワートはリップのサイズ違いで幾つかラインナップされていた。

プリラパラの様に個々に微妙な違いのある味のあるルアーといった感じではなく、量産されたロボットのようなロボワートといった感じだ。

個体差もほぼなかったので、そこら辺もオールドスクールの欠点を克服されていた。

オールドスクールの当たり個体ほどではないが一応チドるので、現行ウィグルワート同様にオールドスクールのハズレよりはよっぽど使える。

浮力は若干弱めなので、先日話題に出したRkクローラーに近い使い方が合っていると思う。

ただ旧ウィグルワートを溺愛する人達が求めている部分はそこら辺ではなかったが故に不評となってしまった。

不評なのが先行してしまい、これすら使うこともなかったという人が多いと思う。

今となってはこの初代ポストウィグルワートも20年程前のルアーだ。

実釣では使っていなかった人でも、時の流れと共にコーモランルアーの様にコレクション用としての需要が出てきそうだ。

既に廃番なので中古で探すしかない。

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2025年2月13日 (木)

クランキーダーター

Basslog20250213a 昔ティムコから販売されていたクランキーダーターという懐かしいルアーが出てきた。

販売当時は和製ホッテントットといったイメージであった。

クリアでないことからちょっと違和感のあった金属リップは、ここにフォログラムシートなんかを貼って使ったりするのが当時は流行っていた。

これを使ったのは既に40年ぐらい前なので、どんな動きだったのかもよく覚えていない。

昨年このクランキーダーターは復刻した。

そこまでいいとは思ってはいなかったので何で今更といった感じがした。

これはベンドリップハイパー同様にリップを曲げて使っている人がいたからのようだ。

だったらデフォルトでベンドリップにしちゃえばよかったのに…と思う。

これらのように激しく動いて移動距離が少ないものがひそかに霞ヶ浦水系では流行っている。

今年はこのようなルアーが更に流行りそうな気がする。

それともう1つ同じようなものでひそかに流行りつつあるものがある。

それもある意味似ている部分があるので、これらのハイブリッド系ルアーもまた新たなものとして登場しそうだ。

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2025年2月12日 (水)

スプーンビル

スプーンビルとジャークベイトの違いを聞かれた。

解かっている人だとルアー自体が違うし、スプーンビルでもジャークすればジャークベイトだと思うだろう。

スプーンビルというのはスプーンの様に大きなリップが装着されたミノーの事を指す。

これをグリグリっと巻いて止めてを繰り返して使うというのがオーソドックスな使い方である。

何もない中層に誘い出すジャークベイトとの違いは、カバーがあるような場所を攻める時に用いるという点だ。

ジャークベイトはバスに寄らせる感じで、スプーンビルミノーはバスに寄っていくといった感じである。

最もよく使われるのがウイードエリア。

自分の場合は最近ウイードがあるような場所へあまり行かないので使用頻度は減ってしまったが、山中湖なんかへ行っている時は春に使っていた。

Basslog20250212a スプーンビルといえばレーベルのスプーンビルが有名だが、その後色々なものが発売され、現段階で自分の場合この使用方法ならキラービルが最も信頼を置いている。

ロッドのストロークで引いてグリグリっと潜らせて止めてを繰り返すという釣り方で、ポンピングのような反復動作ということでポンプリトリーブと言われたりもしている。

このスプーンビルの釣りが日本に伝わってのはかれこれ35年くらい前の事だ。

その35年前というのは自分が高校生の時で、その時にラリーニクソンが初めて来日して琵琶湖で釣りをした。

その時の釣りの模様はザフィッシングで放映された。

ラリーニクソンが来日するよりも前に来日したローランドマーチンの釣りも衝撃的であったが、ラリーニクソンの来日時の釣りもかなり衝撃的であった。

彼らの来日は日本のバスフィッシングに大きな影響を与えたのは紛れもない事実だ。

ラリーニクソンが来日したは35年ぐらい前の3月くらいのまだ寒い時期であった。

当時日本の3月の釣り方は、まだ水温が低いからボトムでバスはジッとしているからジグなどでカバーを狙ってゆっくりと動かして釣るというのが、本にも記されていた基本的な釣り方であった。

そんなこともあり誰もがそのような釣りが正解だと思っていた。

しかし、ラリーニクソンは水温は表層付近から温まるからバスは中層に浮いているので、中層を釣るルアーがいいと言い放ったのだ。

そして彼がその時に使っていたのがレーベルの大きなリップを備えたサスペンドするスプーンビルミノーであった。

これをシングルグリップのロッドに8lb.のナイロンラインのタックルでキャストし始めた。

そしてこのミノーを引くのに用いていたのがポンプリトリーブ。

9時から12時ぐらいまでの位置までゆっくりとロッドを立ててミノーを潜らせ、12時から9時までロッドを戻しながらリールを巻いてラインを軽く緩んだテンションの状態を保ちルアーがポーズした状態を保たせつつバイトを感じ取っていた。

どうってことないような単純な作業であったが、一緒に釣りしていた日本人アングラーとは雲泥の差であることは一目瞭然であった。

でもその当時には何が違うのかがよく解らずVHSのテープが切れるまで何度も見返してラリーニクソンの釣りを見た。

今では当たり前のことだが、その当時はぶったまげる程驚いた。

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2025年2月11日 (火)

SPチューン

プラグをサスペンドにチューンするには幾つか方法がある。

一番多用されているのが板状のオモリをボディに貼り付けるという方法だろう。

Basslog20250211a 自分の場合はフックに糸オモリを巻いて調整することが多い。

フックやスプリットリングの調整等も使うけど、糸オモリが一番慣れているのでこれを使うことが殆どだ。

ジャークベイトはフローティングとサスペンドが両方ラインナップされている時はフローティングを選び、それをサスペンドにチューンすることが多い。

フローティングをサスペンドにチューンした方が、最初からサスペンドのものよりも動きが良い。

ウエイトはなるべくボディから離れている方が動きがよくなるものが多いので、内部ウエイトで最初から調整されているサスペンド仕様より、後付けで外部にウエイトを付けた方が動きは良い。

最近はボディのギリギリ外側へメインウエイトを配置するプラグも幾つかある。

バークレイはフリッツサイド、マネーバッジャー、ヒットスティック、ダイムと、ウエイトを外側へ配置するフラッシュディスクシステムを連続で採用している。

ジャークベイトの場合止めた時の姿勢も釣果に大きく関わることも多いので、この調整って結構慎重に行う必要がある。

糸オモリの場合は細いものの方が調整しやすい。

ちゃんとサスペンドさせる場合ラインは絶対にナイロンラインを使う。

フロロカーボンだとラインの重さでルアーが沈んでしまうので、ジャストサスペンドさせたいシビアな状況下ではルアーが沈みバスに見切られてしまう。

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2025年2月10日 (月)

JB 2025

2025年度のトーナメントブックが届いた。

Basslog20250210a 今回の表紙は昨年の大きなタイトルを獲った江尻悠真、加木屋守、冨沢真樹の3名。

実はこの3名の釣りをまだ観たことがない。

というよりも江尻君以外は会ったこともないので、試合の結果等はJBのHP等で見た情報でしかない。

客観的には冨沢真樹の昨年度の成績は強烈にインパクトがあった。

ここ最近では藤田京弥、青木唯の2人がJBの記録を次々と塗り替える凄まじい勢いだったので、この2人を超えるインパクトを与えるというのはかなり難しい。

昨年の彼の成績はJBマスターズ戦2勝、クラシック優勝。

これだけでも凄いことなのだが、彼が昨年出場した試合はこの3試合のみ(ローカルシリーズ除く)。

つまり出場した試合全て勝ったということだ。

マスターズ戦は参加人数が100名弱と、JB戦では参加人数が多いシリーズということで、それだけでもここで勝つのは大変なこと。

更に参加者はフィフティ選手を含む全国から集まったトーナメントに手馴れた選手ばかりである。

その中でこの成績は素晴らしいし、世間に強烈なインパクトを与えた。

マスターズのAOYを獲得した加木屋守に関しては結構有名な選手のようだが、申し訳ないことに自分はほぼ知らなかった。

でも彼の名前は何となく聞いたことがあった。

その聞いたことあるというのが、良い噂で耳にすることが何度かあった。

色々とよくできた素晴らしい人物だと、知っている人の誰もが口を揃えて言う程だ。

よく言う人もいれば悪く言う人もいるというのが、よくあるパターンだが、彼に関しては同じシリーズに出場している選手からも良い話しか出てこない。

それでいてJBマスターズの頂点に立ってしまうのだから、人間もできていて釣りもうまいということだ。

彼がどんな釣りを展開するのか是非見てみたい。

そして昨年度のTOP50の頂点に立った江尻悠真。

彼は元々共通の知人がおり以前から知っていて、桧原湖でもいつも同じ宿なので、彼だけはよく会うし知っている。

よく知ってはいるけど、彼の知らない部分は彼の釣り。

湖上でもたまに見掛けたりするけど、実際にはどんな釣りをするのかはよく解っていない。

でも試合結果などから推測すると、攻めの釣りも守りの釣りも卒なく熟すといったイメージだ。

フィフティで年間優勝するのだから、その偏りのない多彩な釣りは高次元でこなすことができている証だろう。

若手としては今後の活躍が非常に楽しみな選手だ。

トーナメントブックの中を覗いてみると、JBトップ50JBマスターズの選手の半分以上は知らない選手となっている。

今は運営側としての目線からも選手を観ているので、なるべく覚えるようにはしているけど、年々知らない人の数が増加している。。。

B.A.S.S.も20代の活躍が目立っているが、JBも同様にいつの間にか自分の子供達と同年代が活躍する時代になった。

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2025年2月 9日 (日)

フェイバリット

DD22を観ていて思ったこと…

好きなカラーはどれかなぁ…という想いで幾つかのDD22を観ていた。

Basslog20250209a 昔多用していて、元々好きなカラーであるチャートリュースは好きなカラーだ。

単純なチャート一辺倒のカラーだが、これがよく釣れる。

芦ノ湖なんかだとこれをフルキャストしてグリグリ巻いて5mぐらいまで潜らせてもまだ見えていた。

着水してからグリグリ引いてくると軌道は真っすぐなのだが、バスがバイトすると軌道が逸れてルアーが左右に揺れる。

芦ノ湖だとそんなシーンまで丸見えであったこともあり、未だ鮮明に頭の中にその時の映像が残っている。

コレクター目線で観るとやはりオールドのルアーはピカピカに鍍金されたメタリック系が好きだ。

バグリーズとはまた違った質感のメタリックが、何とも言えないいい味を出している。

鍍金カラーってメーカーによってそれぞれ風合いが違っていて、それぞれのいい味を醸し出している。

最近の奇麗なルアーを見慣れている人からしたら、昔のルアーはどれもB級品みたいなものにしか見えず何を言ってんのか分からないだろうね。。。

実際に使うとなるとノーマンの定番カラーであるダズラー系のラメラメカラーが好きだ。

昔のバスボートを彷彿させる厚塗りのラメラメカラーはいいねぇ~

なんだかんだ好きなカラーって色々ある。

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2025年2月 8日 (土)

Respect Wart

ウィグルワートのリスペクトモデルは多々ある。

旧ワートの動きを出そうとしていると思われるが、出せているルアーというのはおそらく存在しない。

Basslog20250208a ウィグルワート系のものが発売される度に試しているけど、どれもウィグルワートには及ばない。

でも全くダメという訳ではないので、別物として使えるものはそのまま使っている。

どうしてこのようなものになってしまうのか?

それとも別のところを目指していたのか…?

旧ワートのイレギュラーな動きを求めていると思うのだが、そうではない場合もあるのかもしれない。

Rkクローラーなんかは正にその代表格といった感じで、元々コンセプトが違っていると思う。

アメリカでも人気のあるRkクローラーは、絶対に旧ウイグルワートの動きを再現できたものだと思っていたので、初めて泳がせた時はただのクランクベイトじゃんって思った。

その後Rkというのはロックの略だと知り、なるほどと思った。

形状からすると当初のコンセプトはウィグルワートだったような気もするけど…

ウィグルワートにしても使い方次第では別物になるので、使い手によって感じるものは違っていたりする。

製作者がそのルアーのどの部分が好きかでも、似たようなルアーを作る時に変わってくる。

そのルアーが持つ性能の中で好きな部分を更に強化したものとなる場合が必然だろう。

ルアーってちょっとした動きの違いで得意とするシチュエーションも変わってくる。

人によって使い方には癖があるので、その辺からも使い手によって感じるものは人すれぞれ。

なんだかんだ言ってもワート系のクランクベイトは今後も出続けるだろう。

そしていつか旧ワートを超えるものが出るまで自分も試し続けるだろう。

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2025年2月 7日 (金)

パノラマシャッド

Basslog20250207a 6thセンスのパノラマシャッド。

結局あまり使わないままとなっている。

リアルなワームというのはちょっと使うのに気が引ける部分があるからなのか、しっくりと来る使い道が判っていないからなのか…

Youtubeを観ると色々な使い方が紹介されているのを知った。

観ていたらなんか使ってみたくなってきた。

意外と普通に普通のワームの様に使っている。

あまり深く考えすぎていたのかもしれない。

スティックベイトなんかをジグヘッドにする時は、普通にジグヘッドに挿して使っている。

でも最近あるようなリアルなスティックベイトをジグヘッドで使うとなると、装着した時にジグヘッドの一体感を気にしてしまう。

そんな感じでビジュアルを気にしてしまっていたのかもしれない。

今年こそしっかりと使ってみようと思う。

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2025年2月 6日 (木)

Magic Swimmer

Basslog20250204a バークレイの新作スイムベイトであるマジックスイマー。

これってどこかで観たことあるような気がした。

色々と検索してみたら以前にラッキークラフトから販売されていたポインタースマッシャーに似ていた。

このポインタースマッシャーはスキートリースが手掛けたスイムベイトであった。

その後トレモロスマッシャーというネーミングで日本ではシーバス用として逆輸入されて販売されていたようだ。

でもこのマジックスイマーに似ていたルアーってラッキークラフトではなかったような気がする…

更に検索してみたらセビレのマジックスイマーが出てきて、画像を観た瞬間に‘コレコレ!’と思った。

そしてこのマジックスイマーってどこかで聞いたことあるようなネーミングだなぁ…と思ったら、今回のバークレイのマジックスイマーじゃんと気付いた(笑)

つまりバークレイが復刻させたということのようだ。

マジックスイマーもポインタースマッシャーも使ったことがないので、どのような動きをするのか知らない。

日本ではシーバス用として人気があるようなので、どんな感じなのかなんとなく想像が付く。

シーバスに限らずバス以外の魚というのは、ある程度釣っていると予想が付いてしまう部分が多い。

これは結局バス以外の魚は食性でしか口を使わないということなので、素直で釣りやすいのだが、ある程度釣ると飽きてしまう。

その点バスは空腹だけでなく、威嚇、好奇心、反射等でも口を使ってくれるところがエンドレスな面白さになる部分である。

このルアーのパッケージを開封する日は来るかなぁ…?

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2025年2月 5日 (水)

旧ウィグルワート・2

旧型のウィグルワートのマテリアルはどちらが良いか?

これに関してはよく話題に上がる部分である。

自分は何度か言っているけど、どちらもよいものがあると思うので、それよりも個々の動きの方が重要と思っている。

Basslog20250205-2 自分が使っている旧ワートで一番気に入っているものはクリア素材のもの。

これをクリアレッドベースで再塗装したものが最も気に入っている。

クリアとボーンを比較すると、他のルアー同様にボーンの方が動きのピッチは速い。

動きのピッチが速いから釣れるというものでもないので、ボーンがよいと言っている人はピッチを重視しているということではないだろうか?

バドやザラといったトップウォーターの場合、素材の違いで釣果に大きな差が生じるのは確かだ。

でもウィグルワートでは素材での違いはそんなに出ないと思う。

素材によって浮力は違う。

これもマテリアルの比重からすれば普通の事である。

自分の使い方はボトムに当てながらゆっくりと引くことが多いので、少し重いクリアの比重がゆっくり引きやすくて好きだ。

ボーンは若干比重は軽いので動きのピッチはクリアよりも速い。

ウィグルワートはDD22同様にロールがほぼ入っていないのでボトムに当てて引き続けても、激しいウォブリングを続けてボトムでもハンティングアクションを出せる。

人それぞれ使い方には癖があったり、よく行くフィールド、使うシチュエーション等で好みが分かれるのは必然だろう。

あと自分が旧ワートが良いと思っている部分の1つにラトル音がある。

Basslog20250205-1 オールドスクールは鉛がウエイトに使われている。

これのラトル音がちょっと鈍い感じでよい。

自分がよく使うジャイアントドッグXなんかも、タングステンの現行品ではなく発売当初の鉛のウエイトのものが気に入っている。

音自体は現行品の方が鳴るのだが、鉛の音の方が反応が明らかに良い。

ウイグルワートも鉛のウエイトの音の方が反応が良い。

ボディはクリアの方が良いようで、ボーンだとちょっと高い音がしてしまうからかあまりよくない。

通常、素材の硬さはボーンの方が硬くて甲高い音がして、ラトル重視のルアーだとボーンが良いとされている。

確かにこれに関しても出数で明らかになるトップのスーパースプークなんかで判断するなら、明らかにボーンが良い。

旧ワートだと鉛が酸化してしまい音が出なくなってしまうものがあったりする。

これはノンラトルでこれがまたいい感じで釣れたりするので、何が良いのか断定するのは無理。

素材や音に関するウンチクは肯定も否定もできるので、使い手の勝手な後付けにすぎないということ。

ウィグルワートの引き方は以前にも挙げたアーロンの引き方を参考にするとよいと思う。

この動画を挙げたのがちょうど10年前になる。

2015年といえば2014年で長年契約していたメガバスと契約が切れたアーロンであったが、エリート戦で2勝し、更にAOYを獲った年でもあった。

あの時の2勝は両方とも非常に印象深い試合展開であった。

ブラックバードのネストを狙っているバスを狙ったハバス戦、デッキから響く音を排除するために靴を脱いで釣っていたケサピーク戦

もう10年も経つんだね。

今もアーロンがいたらどのような試合展開をしていたのだろう…

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2025年2月 4日 (火)

旧ウィグルワート・1

先日も記したが、新旧ウイグルワートの見分け方に関する質問がこの時期になるとよく来る。

いつものようにその類の質問はスルーするかメーカーへの問い合わせを促している。

でも身近な人に聞かれたらそんなの自分で調べてとかメーカーに聞いてなんて言えない(笑)

何度かここでも記していると思うけど、新旧ウイグルワートに関して大雑把には一度記しておこうと思った。

まずよく言われている旧型のウィグルワートというのは、ストーム社がラパラの配下となる前に作られていたものを指す。

旧ワートとかオールドスクール、プリラパラといわれているものがそれに当たる。

因みにウィグルワートは1975年に発売開始されたものなので、今年で50年となる超ロングセラーなルアーである。

ウイグルワートの新旧の見分け方はリップ裏の印字。

Basslog20250204b WIGGLE WARTと印字されているものが古いオールドスクールである。

これも印字されている向きによっても年代が違ってくる。

リップ側から印字されているものが古く、ボディ側から印字されているものはちょっと新しい。

古いもの程ウイグルワートらしい強烈なイレギュラーな動きを起こすものがあると思うが、古ければ古いほどそれに比例してハズレが多いのも事実だ。

オールドのハズレを使うくらいなら現行のものの方がよっぽどよいと思う。

ウィグルワートには大きく分けて2種類のマテリアルのものがある。

他のルアーでもよくあるクリアとボーンの2つである。

細かいことを言うと硬さがちょっと違うものがあったりもするけど、その辺まで行くとマニアック過ぎる領域に入ってしまうので、それはまたいつか…

現行のものも同様に2種類のマテリアルが採用されているので、今も昔も同じである。

内蔵されているウエイトは昔は鉛だったのが現在はステンレスかスチール製に替わっている。

細かいことを話すと印字の文字もちょっと仕様変更があったり、リップのアイの部分がくぼんでいるものがあったりとか、幾つかまだ違いがあったりする。

とりあえずリップ裏の印字を確認すれば新旧はすぐに判る。

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2025年2月 3日 (月)

WEE WART

Basslog20250203a_20250202234701 何度かここでも登場させたことのあるウィワート。

ウイワートはストームのクランクベイトでウイグルワートの小型版である。

以前ウイグルワートはマグナム、オリジナル、ウィワート、ピーウィワートと4サイズのラインナップであったが、現行はオリジナルのみとなっている。

ウィワートはウィグルワート以上に激しいウォブリングアクションで、ウイグルワート以上に激しいハンティングアクションである。

サイズ的にも日本ではウイグルワート以上にこちらの方が話題になっても良さそうだが、何故かあまり話題にも出てこない。

ゆえにウイグルワートが騒がれてはいるけど、ウイグルワートの何が良いのかを理解している人って少ないということだろう。

このウイワートはメチャクチャ暴れ馬という名が相応しいぐらいの落ち着きのなさのエラティックアクションを普通のストレートリトリーブで出せる。

これに関してはちょっとフックサイズを替えると非常に使いやすくなるけど、それでも結構な暴れ馬。

このルアーの動きを初めて観た人は必ずルアーでこんな動きが出せるんだぁ…と、驚く。

それくらい普通ではない動きをする。

ただこのルアーの弱点は、飛ばない、あまり潜らない、操縦しづらいといったところだろう。

飛ばないという部分は最近のタックルの向上でカバーできるようになった。

操縦のしづらさも最近はフックを替えることでかなり操りやすくなった。

あとは潜りにくさを解消できれば、ウイグルワート以上に活躍してくれること間違えなし。

潜行深度もフロロカーボンや極細PEでかなり解消はできたけど、もう少し潜ってくれればかなり重宝するのだが…といったところだ。

ちょっとこれに関してはよい方法を思い付いたので、今春は試してみたいと思っている。

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2025年2月 2日 (日)

赤ブレード

以前に知ったF.Redブレードが春に効くという定説を2019年から試している。

フロントに蛍光赤ブレードを付けたスピナーベイトが春の低水温期に効くという定説を5年間試してきたが、実際のところ効くというのは判った。

ただ、春は赤が効くと言われているのと同様に色々と条件が必要となる。

春はザリガニを喰っているから赤が効くというのは真っ赤なウソ。

この赤が効くという状況は水温が~12℃くらいのような低水温期なので、その水温で冬眠から出てきているザリガニはいない。

Basslog20250202a 今年も色々と試してみたいことがあるのでフロント用の#2サイズのコロラドブレードを用意してみた。

装着するスピナーベイトのリアブレードはコロラド、インディアナ、ウイローの何が合っているのかも検証してみたい。

自分はほぼインディアナなので、コロラドとウイローを主に試したい。

スカートのカラーなんかも何が良いのかを突き詰めてみたいところだが、結局使い慣れているというか自身の持てるチャートやホワイト系のカラーを選んでしまう。

そういったカラーでないと長い時間投げ続けられないし…

赤ブレードでなく赤スカートはどうなのだろう?

通常の赤はスカートにあるけど、蛍光の赤スカートというものは見たことないなぁ…

蛍光赤なのか、ただの赤でも同様なのかという部分も気になる。

フロントブレードに関してはフローセントレッドではなくただの赤を採用しているメーカーもある。

釣れないことはないだろうけどどの程度の効果が得られるのかは不明。

結局フロントに蛍光赤のブレードがあることで、どんな作用があるのか?

目立つからという訳ではないし、リアルになる訳でもなければ、生命感が増す訳でもない。

このようにルアーだからこそできる効果的な作用というのは、ルアーだからこその面白い部分である。

赤というカラーは時によって物凄い反応するカラーとなるのは間違えない。

チャートリュースが突出的に釣れる状況下というのは味わったことがある人も多いと思う。

同様に赤も突出した効果が出る場面がある。

今のところ自分がこの状況下では確実に効くというシチュエーションは2つある。

赤は水中では見えないとかとも言われているけど、それはちょっと語弊がある。

赤い光は最も水中に入り込みにくく、水深10mぐらいで全く入らなくなってしまう。

赤い光が入らないと、赤いものは水中で黒く見えるようになる。

でも10mぐらいまでは赤い光は入るので、バスを釣る場合の水深って10mよりも浅い場合が多いので、有光層である限り大丈夫ということになる。

赤だけ突出した釣果が出ることがあるので間違えなくバスは赤を認識しており、他の色と識別できているのは間違えない。

色々な実験をして赤をもっと効果的に使えるようにしていきたい。

この赤ブレードを使って他のルアーでも幾つか試したいことがある。

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2025年2月 1日 (土)

Wriggle ND Slim

Basslog20250201a_20250201220901 昨年発売されたネッドリグ用のリグルNDスリム。

日本のメーカーのワームであるが、日本では未発売のようだ。

やはり日本はネッドリグが浸透していないから販売していないのだろう。

日本で販売されているネッドリグ用のワームってヤマモトのネッドセンコーくらいではないだろうか?

日本初のネッドリグ用ワームでヤマモト製品なのに、ほぼ売れていないし、ヤマモト製品愛好家からは酷評となってしまっているという酷い現状がある。

そんなこともあるので日本での販売はネッドリグが浸透しない限りないかもしれない。

既にネッドリグヘビーユーザーであり、ネッドリグ用ワームはほぼ全部使ってみた自分からすると、このリグルNDスリムは良い部類に入る。

マテリアルはエラストマーを採用しているので高浮力となっている。

そしてマテリアルには塩が入っている。

ソルトインのエラストマーというのは日本製ではここDUOが一番最初に始めただけあって、ソルトの入れ具合も浮力を殺さずいい感じで混入されている。

元祖ネッドリグのZマンフィネスTRDに匹敵するぐらいのよさがある。

品質に関してはTRDよりもよく、さすが日本製というだけあって塩の入り具合も均一であり成型も奇麗だ。

リグルNDスリムはこの太さでありながら歪なボディ形状でボディが少し曲がる。

これによって軽いシェイク時にロールするだけでなくボディが少し曲がる。

曲がるといったほどではなく歪む感じなので、ただのローリングだけのものよりもアピール力が強い。

ジグヘッドはフックサイズが小さめなZマンのシュルームヘッドとの組み合わせがこのワームのメリットが活かせてベスト。

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