THタックルの新しいクランクベイト‘グーニー50’が本日より発売開始となるようです。
いつもながらTHタックルのクランクベイトは明確なコンセプトに沿って素晴らしいものができている。
このグーニーもカバークランクとして今までにない性能を発揮している。
年末のLOYシャロークランクの中で少し触れた、今年度シャロークランクの刺客となるだろうといったクランクベイトがこれだ。
外見はサーキットボード仕様の大きなスクエアリップが特徴的なシャロークランクといった感じである。
リップの大きさがカバーに対しての強さと比例すると思っている人が多いけど、それは肯定も否定もできる。
分かりやすい例で挙げるならウイグルワート。
ウイグルワートってボディに対して大きなリップであるけど、スナッグレス性能は低い部類に入るように、リップの大きさはある程度はカバー回避に貢献するけど回避に必要なのはそれだけではない。
このグーニーを初めて巻いた時にまず感じたのが、今までにないようなバイブレーションの感覚であった。
電動仕掛けのようなブルブル感は明確というか電動マッサージ機の様にビリビリと痺れるかのような振動であった。
これは3Dプリンターで製造するから可能な肉薄ボディゆえの動きなのだろうと思った。
視覚ではただのハイピッチな動きにしか見えないけど、手元に伝わる振動から只者ではないと感じた。
濱田さんの記したグーニーの説明文を読んで、この振動はカバーを予知する感知能力のためとのことでやはり意図的に解りやすくしていたということを知った。
この振動は電動マッサージ機のような振動が手元に明確に来るので、振動の変化はそのまま手で感知できる。
確かにその変化が分かればカバーを回避しやすくなる。
そういうことだったんだぁ…と思ったけど、このクランクベイトは普通にカバーへコンタクトさせても全然引っ掛からない。
1m以浅の浅いところで何かに引っ掛けようと思い引いてみたけど全く引っ掛からなかった。
そしてこのクランクベイトってロール交じりのクランクベイトなのに、何かに当たってもボトムを切らずに泳ぎ切ってくれる。
ロールが入っていないようなウォブリング重視の動きのプラグだと、ボトムノックさせたまま巻き続けてもスラロームするようにボトムの小さな石等も躱して泳ぎ切ってくれる。
でもこの動きでこれだけきれいにボトムを泳ぎ切れるものというのは今までになかった。
それもかなりのファーストリトリーブでも全く問題なく泳ぎ切ってしまうのには驚いた。
自分はそんな使い方をよく用いるので、これには一発で気に入った。
潜行深度は1.8mあるそうだが、潜行角度が緩いのでそんなに潜る感じはしなかった。
ボトムコンタクトさせての泳ぎがあまりにもよかったので、このクランクベイトはボトムに当ててこそだと思い浅いところでしか使っていなかったから潜行深度はよく解っていなかった。
頭部の窪みやバックのTHtackleの文字は水噛みの為に意図的に入れられたものだそうだ。
テールの下側にはフィンが装着されている。
このフィンは暴れる動きを制御するためのものだそうだ。
ということはこのフィンは水を掻くので後方の水を攪拌してくれる。
これってデヴィットフリッツの良いクランクベイトの理論と同じ効果をもたらしてくれるということになる。
よく釣れるクランクベイトって共通する部分があるけど、このクランクベイトもその共通点を持ち合わせている。
このクランクベイトはシャロークランクの釣りを間違えなく今までよりも進歩させる。
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