2022年12月16日 (金)

Bone Head

何回か話題に出しているボーンマテリアルの件。

自分としては意外と衝撃的なことであったが、以前にも記したように意外と気にしている人は少ないようだ。

ただ、気にしている人は物凄くその重要性を解っているようで、なかなかコアな質問も来る。

Basslog20221216-1 ワンノッカーでは今のところボーンを使っているのが確実に判っているのがボーンヘッドというカラー。

なので、このボーンヘッドは幾つかストックしてある。

先日何気なくこれを観ていると、微妙に違う感じがした。

Basslog20221216-2 よく観てみると、口の部分の色が違っていた。

自分でエアブラシ使って塗装する人だと、この口の部分って気にするところだと思う。

手が込んでいるルアーだと、単色で赤やオレンジを軽く吹き付けるだけでなく、オレンジに赤を乗せたりしてグラデーションを付けたりする。

そんなことしても釣果に差は出ないでしょというのが大半の意見だと思う。

でも色塗りしていると細かいところにちょっと手を加えたくなる。

昔のハンドメイドルアーなんかはそんな細かいところまで色々と細工されていた。

知っている人はそんな細かいところまで観てしまう。

実釣にはどうでもいい部分ではあるんだけど、このワンノッカーの口は赤とオレンジの2種類が存在した。

口の部分のカラーが釣果に影響したと感じたことはないけど、ベリーの部分はカラーの違いで釣果は大きく変わることがある。

全体的にも色味の違いは若干あるけど、釣果に影響はないだろう。

それよりもマテリアルの違いの方がこのルアーは釣果に大きく影響する。

今後‘塗りボーンヘッド’になる可能性はあるけど、ボーンヘッドは今のところボーンマテリアルである。

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2022年11月22日 (火)

ザラとワンノッカー

ワンノッカーのマテリアルの話題を何回か出したのだが、あまり反響もないということを先日記した。

すると、こんなメールが届いた。

素材どうのこうのという以前にワンノッカーが売ってないということ。。。

それとこのワンノッカーのサイズをスパースプークJr.と同じサイズと思っている人が多いようだ。

Basslog20221122a このワンノッカーはザラスプークと全く同じサイズである。

解りやすく言うのであれば、ラトル入りザラスプーク。

リアに大き目のボールが1つ入っていて、このボールがその特徴であるラトル音を発するという仕組みになっている。

その他にはフックを装着するところがエイト管とフックハンガーの違い。

フックハンガーはラインが絡みにくい点は利点であるが、それ以外はエイト管の方が優れているので、実質ワンノッカーで改善された点ではないだろうか?

ザラスプークは、昔はちょっと日本には大き目で、スパースプークJr.位が合っていると思っていた。

でも最近のフィールドではバスが大型化しているのでこれくらいがノーマルとして使いやすい。

自分の使い方はアピールさせて誘い出すような速い動きの釣りが好きなので、ワンノッカーが自分には合っている。

より餌っぽく演出する日本らしい釣りにはザラの方が合っているかもね。

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2022年11月13日 (日)

似非ボーン

あまり気にしている人はいないのか、ボーンがボーンじゃないは意外と反響は薄かった。

でも自分は以前にも気付いてはいたけど、またかなりの衝撃を受けた。

偶々先日気になってストック分のスーパースプークなんかを観てみると、ボーンカラーは全てエセボーン。。。

Basslog20221113a スーパースプークJr.3個入りパックのボーンまでもが塗りボーン。

他のカラーもよくよく観てみると、塗装の厚みからしておそらくクリアボディ。

パッケージごと振ってみると、やはり籠った感じのラトル音は間違いなくクリアボディだろう。

クリアマテリアルのものはシーバス用にするとかという手もあるけど、シーバスも長い時間やっていると、クリアよりボーンの方が出る率は圧倒的に高いと判る。

海でシーバスやる時なんかは結構入れ食いになって飽きたりするので、そんな時に使えばいいのかもしれない。

いずれにせよストック用としては不要。

このマテリアルの違いによる出数の違いって、体感したことある人って意外と少ない。

おそらくトップウォーターを長時間投げている人ってそんなにいないからだろう。

ちょっと知恵のある人だと、ボディ削って同じウエイトにすればいいんじゃないか?と考える。

そのような発想は体感した人の大半は試したことがあるだろう。

しかし削っても生粋なボーンには敵わない。

以前にクリアボディの素材の硬さを硬くして、ボーン同様のラトル音がするというスーパースプークが販売されていたこともある。

しかしこれも純ボーンには敵わなかった。

微妙な違いなのだが、釣果には大きな差が出るのは紛れもない事実である。

今年はそんなことを再認識させられる場面も何回かあった。

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2022年9月29日 (木)

ボーンの見分け方

Basslog20220929-2 以前に記したプラグのマテリアルに関する「ボーンがボーンじゃない」に関しては、色々なご意見が多々…

ちゃんとしたボーンのものも存在するので、塗りボーンを間違えて買わないようにすることが大事。

ボーンとクリアのマテリアルは、パッと見では全く区別がつかない。

釣具店の店員なら見た目で塗りボーンは気付くんじゃないかな?

店員に聞くのも1つの手段かもしれないけど、そこまで理解できるレベルの店員は少ないかもね。

購入後であれば、慣れている人なら振った時のラトル音や、使用時の動きですぐに判別できるだろう。

よく判らない人はボーンカラーのもので判別すると良い。

Basslog20220929-1 見るのはアイの部分。

ここに乳白色の塗料が乗っているものは塗りボーンなのでクリアマテリアル。

素材がボーンのボーンカラーはここに塗装が乗っていることはないので、シルバーのままだ。

パッケージの外から判断するのはそれくらいかな…

自分が最近良く使っているボーンヘッドは、今のところクリアマテリアルを使ったものがあるといった話も聞かないので、よく分からない人はボーンヘッドを買うのが無難かな。

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2022年9月26日 (月)

出た!

先日初めて釣りをするという人に釣りを教えてほしいということで、少しだけ近所の川へ出た。

出たといっても、狙いはバスだけど、バス用のボートではなくクルーザー(笑)

なので操船はステアリングで船外機という、初の海釣り状態での釣りであった。

Basslog20220926a キャストもできるようになり一段落着いたところで、リアデッキからワンノッカーをテトラに向けてロングキャストした。

ロッドを上向きに捌き、カコンカコン…と早いペースでドッグウォークさせると、1投目から出た。

それも物凄い勢いよくいい感じで出たので思わず「出た!」と口から言葉が出てしまった。

それと同時に観ていた人達も「出た!」と発していた。

トップウォーターを使っていても、音もなく出ることも多い。

激しく出ることって、年に数回ぐらいじゃないかなぁ…

それなりのサイズのバスがルアーの進行方向を抑えるように出たので、なかなか気持ち良い出方であった。

サイズも48㎝と、まずまずのサイズであった。

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2022年8月 2日 (火)

ボーンがボーンじゃない

昨日のワンノッカースプーク‘Zシャッド’カラーのローリングマークを観て気付いた人はいると思うと言ったのは、傷跡が白くないという部分。

自分も使っていて動きの鈍さと、ちょっと籠ったラトルで、明らかにこの素材はボーンではないと感じてはいた。

一応テール部分をカッターで削ってみると、やはり透明樹脂のクリアマテリアルであった。

自重も測定してみると、やはりボーンヘッドよりも重かった。

Basslog20220802-2 そしてストックしていたワンノッカースプークのボーンカラーに目が行った。

このボーンカラーはなんとなく、今までのボーンとはちょっと違う感じがして違和感を感じていた。

パッケージを開けてウエイトを量ってみると、嫌な予感的中で、Zシャッドとほぼ同ウエイトであった。

よくよく観ると、このボーンカラーは塗装されたボーンカラーで、この微妙に違う色合いから違和感をなんとなく感じていたようだ。

まさかとは思ったけど、ボーンカラーにもクリアボディが使われているとは…

Basslog20220802-1 そして一応、テール部分にカッターを入れていると、やはりクリアボディであった。

過去にも何度か(マテリアル1,マテリアル2)この話題には触れたことあるけど、その例からすると、全く同じカラーでもどちらのマテリアルも存在する。

つまりカラーからのマテリアル識別は無理。

パッケージに入った状態では振ってもあまり解らない。

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2022年8月 1日 (月)

別物ワンノッカー

Basslog20220801-1 ワンノッカースプークのZシャッドという鍍金カラーを追加し使っていた。

そして先日使っている時に途中でボーンヘッドにカラーローテーションした。

すると、一緒に同船していた友人から「音が全然違いますね~」と言われた。

「全く同じワンノッカースプークだよ」と返答すると、「えっ!動きも全然違いますね~」と言われた。

傍から観ていても判る程の違いが、カラーの違いであった。

確かにZシャッドは動きが悪いなぁ…とは思っていた。

そしてこのZシャッドもボーンヘッド同様に5時間程キャストし続けてみた。

Basslog20220801-3 Basslog20220801-2 そして並べてみると、ボーンヘッドはローリングマークがかなりくっきりと入っているのに対し、Zシャッドは疎らに入っている程度であった。

ここで勘のいい人はローリングマークの跡をみて気付くことがあると思う。

その答えは明日にするとして。。。

まさかとは思ったけど、過去にもそんな経験はあるので、またやられた…程度のショックであったけど、腹立たしい。

フックは共にフージョン19の#3へ変更しているので、フックのウエイトに差はない。

この傷の差は明らかにボーンヘッドの方が左右へ動いている証だ。

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2022年7月18日 (月)

ローリングマーク

ローリングマークとかフックサークルとか言われているプラグの側面にできるフックの傷跡。

この傷ができるのは水中よりも、空中の方が意外と多い。

ルアーによっては使用中に付きやすいものもある。

その中でもペンシルベイトが最も付きやすい。

それ以外ではクランクベイトがモノによっては付きやすいのと、大きなフックが装着されているビッグベイトや、激しく動かすジャークベイトなんかは傷が付きやすい。

Basslog20220718a 先日、自分のワンノッカーの傷を観て、「使い込んでますね!」と言われた。

でもこのワンノッカーの使用時間って延べで5時間ぐらいしか使っていない。

なかなか5時間ペンシルベイトをキャストし続けている人っていないと思うし、おそらく年間通しても1時間もキャストしていない人が殆どだろう。

それにちょっと前に話題に出したように180度ターンがしっかりとできている人って更に少ないと思うので、このくらいのローリングマークが付くのは年単位で時間が掛かってしまうだろう。

ペンシルベイトの場合、このローリングマークがしっかりと出ることで、ちゃんとペンシルベイトを操作できているかの判断材料にもなる。

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2022年7月 8日 (金)

ワンノッカーの仕様

Basslog20220708-3_20220705055601 カラー違いで、他は全く同じワンノッカー。

この2つのパッケージに記されている長さと重さがそれぞれ違っていた。

ワンノッカーには重さが3/4oz.のものと5/8oz.の2種類の物があるとの噂が…

Basslog20220708-2_20220705055501 Basslog20220708-1_20220705055501 確かにパッケージでは両方存在している。

裏面の表記にはグラムとセンチに換算されての表記もあるのだが、3/4oz.が13g???

細かい仕様は気にしていないのか、ただの間違えなのか、あまりその辺は重要視されていないようで結構テキトーに記されているようだ。

実際の中身は全く同じものであった。

ではどちらが正しいのか計測してみると、ウエイトは多少個体差があり大体17.8gくらいで、長さは10.85cm。

ということで、5/8oz.,4.25in.が正しいのだろう。

でもヘドンのHPで確認してみると、3/4oz.,4.5in.となっているので、おそらくザラスプークと大体同じだからザラの仕様をそのまま記したのではないだろうか?

18g、11㎝と覚えておくのがよいだろう。

そしてこれらを計測している時に更に衝撃的な事実を知った。

その話はまたその内…

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2022年6月28日 (火)

2001年以前モノ

先日記したペンシルベイトの180度ターン

これをこなすのはなかなか難しいと思う。

これができるようになったら、これよりも更に難しいものに挑戦してもらいたい。

Basslog20220628a_20220628224201 それがジャイアントドッグXだ。

ペンシルベイトで一番登場しているのはこれだろう。

そのくらい多用しているのはよく釣れるから。

でもこれに関しては、釣れるという人は物凄い釣れると言うが、釣れないという人も多い。

やはりこれはしっかりと釣れるアクションを出せていないからだろう。

何度か言っているけど、このジャイアントドッグXって、製造年が2001年までの物がよく釣れる。

現行のものは内部ウエイトがタングステンのようで、2001年までのものは内部のウエイトに鉛が使用されているようだ。

これがよいのか、2001年までの物が明らかに良く釣れる。

普通に使うと2002年以降の現行の物が、ラトル音は出しやすい。

でも2001年以前のものを使って、しっかりと音を出すというのはしっかりとラインスラックを与えてあげないと出ない。

なので、しっかりと使いこなせている人は、古いものでもしっかりと音を出せているのだろう。

このウエイトのマテリアルの違いが釣れる要因と思っているのだが、これも何度か言っているように写真のアユカラーが圧倒的に釣れる。

カラーの謎はあるけど、この2001年度以前のものを使って、しっかりと首振り時にラトル音を出せたら、前回のワンノッカーを含め、他のペンシルの操作は容易だ。

ペンシルベイトの操作に自信がある人は2001年以前のジャイアントドッグXにチャレンジしてみて欲しい。

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