2024年12月14日 (土)

デカペンシル

ビッグベイトが流行り始めてからかれこれ20年近く経過した。

バスを釣るのにビッグベイトは1つのジャンルとして確立して、今ではビッグベイトも多様化している。

ビッグベイトが出始めの頃はその反応の良さは衝撃的であった。

それも今では落ち着いて、適材適所で使っていかないと釣ることすらできなくなった。

そんなこともあって市場には売れ残ったビッグベイトも多々ある。

そんな状況の救世主として現れたのが、シーバスのビッグベイトゲーム。

これが凄い人気のようで、先日も釣りではない用事で東京湾に出た時にシーバスのガイド艇を観ていたら、みんな派手なカラーのビッグベイトをバンバンキャストしていた。

傍から観ていると物凄く撓るロッドをぶん回して、他の人をそのでっかいルアーで引っ掛けてしまわないかヒヤヒヤ。

Basslog20241214a 先日荒川へ出たら、そんなシーバス用と思われるデカいペンシルベイトが引っ掛かってきた。

正にあの時にみんな投げていたようなルアーだとすぐに解った。

川でたまに対岸にまで届いてしまうのではと思ってしまうぐらい物凄いロングキャストしている人を見掛けるけど、こんなデカいのを使っていたんだぁ…と納得。

こんなデカいのをキャストするのはいいけど、ただ巻きで使うものではないので操作するのは大変そうだ。

釣りの効率という観点では悪そうだが、運動がてらという観点に切り替えると良さそうな気もした。

マラソンが好きな人はただ走っているのは苦にならないけど、マラソンが好きではない人はただ走っているのがつまらないと言う人が多い。

もしかしたら出るかもしれないという想いでゴツイタックルを運動がてら同じリズムで振っているのは面白いかもしれない。

実はそういう感じで運動がてらペンシルをチョイスしているのかもしれない。

ビッグベイトでもシーバスという魚を踏まえて効率の良さでチョイスするなら別のビッグベイトの方がいい。

そういった考えで釣りしていれば釣れなくても運動ついでなのでいいのだと思えるのかも?

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2024年12月 5日 (木)

Zara Spook

2024 L.O.Y. 【Pencil Baits】

Basslog20241205a_20241203104101 ペンシルベイトはオリジナルザラスプーク。

ペンシルベイトはトップウォーターの中でもよく使う。

同じペンシルベイトでも浮き姿勢やアイの位置、内部ウエイトの配分、そして形状によっても物凄く違いが出る。

ザラと同じ形状で同じヘドン社のワンノッカーもザラとは効果が変わる。

使い方次第では全く同じものでも全く別物と化する。

操作するようなルアーというのは使い手によって変わるので、同じルアーを使っていても釣果は雲泥の差となることもある。

ペンシルベイトも最近では多種多様となり、細かく状況に応じて細分化できる。

トップウォーカーとジャイアントドッグXなんかは、括ってしまえば同じペンシルだけどかなりの別物。

ザラは昔からある非常に素直なペンシルベイトで、使いやすいからこそ色々なことができる。

これで色々なシチュエーションで長い時間使っていると、もう少しこうしたいとか、こうなったらいいのに…といったものが頭に思い浮かぶようになると思う。

単純なところではラトル音を入れてもっとアピールさせたいとなればワンノッカーにすればよいといった感じだ。

今年はザラを久し振りに多用した。

春から使いや始めて、久し振りにザラを使ったからか改めてザラってよくできたルアーだと実感した。

今年はフックハンガーを排除したこともあってか掛かりはかなり良くなった。

バズを通して出なくても、バスがここには居るだろうと感じた時なんかにザラを入れるとドカンと出るなんてことが何回かあった。

同じ水面でもバスの状態によって反応するものは変わってくる。

自分の場合基本速い動かし方で使用することが殆どで、状況によってたまにストップを入れる。

そんなこともあって首振りは結構高速でピッピッピと左右に振る。

高速とは言っているけど、自分の中でザラはスローな部類に入る。

トップウォーカーなんかは大きさでアピールさせたいのでザラよりも遅いペースで使うけど、おそらくこれを使う時が一般的な早引きくらいじゃないかな?

ジャイアントドッグXなんかはザラなんかよりも全然速く引いていて、ペンシルベイトの中では最高速で使っている。

初めて自分がザラを使っているところを観た人は必ず「そんなに速く引くの!?」と驚く。

それがジャイアントドッグXだと「そんなスピードで喰うの?」となる。

そんなスピードに反応するバスを探していて、たまにストップさせるのはバイトさせるためのきっかけ作り。

途中で止めを入れるのは効果的な時もあるけど、逆にUターンさせてしまう場合もあるのでその辺の見極めも大事。

断続的に動かしている時はスローからファースト、ファーストからスロー等スピード変化も効果的な時がある。

適当にシャカシャカロッドを煽って使っているように観えるかもしれないけど、しっかりとラインスラックは与えるように動かしている。

Basslog20240704a_20241203111501 ザラを使用するのにもロッドはNAZ-62MLを使用しているので、これができるのもグラスロッドのゆとりのお陰である。

ラインスラックはしっかりと出してあげないとトップウォーターは釣れる数が激減してしまう。

ゆっくりとドッグウォークさせても釣れるのだが、あまりゆっくり使わないのは、ゆっくり引いて釣れるバスは他のルアーでも釣れる時が殆どだから。

何にでも反応するバスならワーム入れてしっかりとバイトさせてフッキングした方が確実に取れるでしょ。

ペンシルベイトでないと反応しないようなバスを狙うためにペンシルベイトを出す。

オーソドックスなザラはそんなペンシルベイトのことを覚えるのにちょうど合っている。

今年は久し振りにザラを多用して改めてペンシルベイトのことを色々と知ることができたと思う。

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2024年10月22日 (火)

Top Walker

昨日のザラの話題の中で少し出ってきたトップウォーカー。

先日のアラシのラトリンディープ10を記している時に現行のアラシシリーズを調べてみたら、トップウォーカーが消えているのに気付いた。

Basslog20241022a ということで幾つか買い足しておいた。

現在使っているペンシルではトップウォーカー13が最大。

大きいながら非常にクイックに動いてくれる。

180度ターンなんて簡単に熟してくれる。

何より気に入っているのがターンの時のサイド面での水はじき。

ポッパー並みの音を奏でる。

それにプラスしてラトルボールもワンノッカー並みの良い音を出してくれる。

スローに動かしてもいい音が鳴る。

非常に気に入っているペンシルベイトなので廃番になったのは残念だ。

大きさでアピールしたい時はこれの出番で、その他ではポストの時期は最も多用している。

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2024年10月21日 (月)

オリザラ

今年はオリジナルザラスプークが調子よい。

調子が良いので使用頻度も高くなり更に釣れる数は増える。

フックハンガーを排除してヒートン仕様にしたものに改造してからバラシの数も激減した。

Basslog20241021a 今年一年でフックサークルも深く刻まれた。

ヘドンのルアーは肉厚なので削れてボディに穴が開くことはないだろう。

ワンノッカーよりも今年はザラの使用頻度が高くなっていた。

ワンノッカーはどちらかというと速く引きたい時に用いている。

速く引く時はとにかくアピールさせたいといった思いがあるので、音が出るもので更にアピールさせたいと思いワンノッカーをチョイスする。

ザラはゆっくりと引いて、止めて喰わしたい時に用いている。

ゆっくりと動かして存在感をアピールさせたい時はザラの登場となる。

更に遅く誘いたい時は、これまたなんとなくラトルインが欲しくなる。

このような時はトップウォーカーを用いている。

まだ今年は1ヶ月くらいはペンシルベイト等トップウォーターの出番が多くなりそうだ。

ここ最近は水温が下がりつつあるので、ポッパーとペンシルを使い分けている。

この時期のトップはある位に簡単だけど、ある意味難しいと思う。

場所とルアー、アクションが合っていれば連発もする。

でもルアーの動かし方で入れ食いにもなるけど、同じルアーを使っていても動かし方が合っていないとノーバイトなんてことも起こる。

暖かい時期だと小型のバスなんかは簡単に反応するけど、秋になるとしっかりと合っている場所とアクションが必要になる。

これが判ってしまえばあっさりと釣ることができる。

今年ももう1度ぐらいザラでビシッと釣った感のある展開をしたい。

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2024年7月 4日 (木)

オリジナルザラスプーク

先週はバズベイト以外にペンシルベイトも取り入れてみた。

最近はワンノッカーやジャイアントドッグXを高速で使うことが多かったが、そんなにバスの活性は高い感じではない日が多いので、スローに探るためにオリジナルザラスプークをチョイスした。

Basslog20240704aそのオリザラをゆっくりとノンストップで断続ドッグウォークさせて使ってみた。

すると、明らかにバズに出るバスとは違うバスが反応してきた。

1キャストにバズより時間は掛かるし、小バスは出ないので出率は下がるけど、明らかにデカいバスが好反応であった。

そしてこの日は10時ぐらいまでで上がる予定で、ラストキャストと思ってテトラにザラをキャストし、ゆっくりとしたペースで水面をスイスイスイとドッグウォークさせると、明らかに50を超えるデカくて真っ黒な魚体がテトラの奥からスッ飛んできた。

バッチリフッキングは決まり、すぐにNAZ-62MLが根元から曲がった。

その直後ラインブレイクしてしまった…と思ったら、スナップが開いてしまっていた。。。

フッキングはしっかりと決まったと思ったけど、数秒後にザラだけプカンと浮いてきたのでよかった。

今回は昨年改造してフックハンガーを排除したザラを使ってみた。

やはりザラのフッキング率とバラシの率にはフックハンガーが原因だったような気がした。

パーフェクトまではいかないが、今回は掛かりがよかったのでこれからはこれにしようと思う。

ちょっと心配だったラインの絡みは数回程度で、体感的な確率は3%ぐらいかな…

しっかりとカウントしていないので正確ではないが30キャストぐらいに1回ぐらい絡むぐらいの感覚だった。

やっぱりザラは動かしやすいしよく釣れるルアーだと再認識した。

ザラなんてペンシルベイトの基本中の基本となっているような定番アイテムだが、これで釣ったことある人って意外と少ない。

ジャイアントドッグXだと釣ったことがある人は多いのだが、ザラとなるとその数は少ない。

ちょっと若い世代の人だとザラの存在すら知らなかったりする。

ザラとかワンノッカー、スーパースプークといったヘドンの名品ペンシル達を使いこなせると、ジャイアントドッグXなんかももっと有効に使えると思うのだが、やはりベイトっぽい和製ルアーに最初から手を出してしまう人が多いようだ。

NAZ-62MLのようなグラスロッドを使用することでペンシルベイトの性能が物凄く発揮されるというのも、使ってみた人でないと理解できないだろう。

ザラのようなルアーを使いこなして、これぞルアーの威力というものを味わってほしい。

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2024年6月21日 (金)

定番ペンシル

ペンシルベイトはある程度決まったものばかり使っている。

Basslog20240621a そのペンシルベイトの定番の1つであるジャイアントドッグX。

これはかなり使っているし、ここにもよく登場する。

ただこのジャイアントドッグXって、何年か前から仕様が変わっている。

中のウエイトがタングステンシンカーに変わった。

自分が使用しているのはそれ以前のもので、アユカラーのみ。

長年使っていて判ったのは、自分にはこの年代のアユカラーしか釣れないということ。

同じ年代の他のカラーも使ったけど、このアユが圧倒的に良く釣れる。

これ以外のカラーはキラキラとしたカラーが多く、自分はあまりキラキラしたカラーは好きではないので、それで釣れないのかもしれない。

内部ウエイトは絶対に重さは同じはずなので、動きに変わりはないと思う。

このウエイト違いで何が違うのか、使っていて思うのが音の違い。

左右に首を振る時に、内部ウエイトが発する音が大きくなるように心掛けて動かしている。

明らかに音は違う。

どちらかと言えばタングステンの方がいい音が出る。

しかし結果は…

釣れる要因はどちらなのだろう…

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2024年6月 7日 (金)

Fast Pencil bait

水温も20℃を超えるような水系が多くなった。

ポスト期のバスも少なくなり活発に動いているバスも多くなってきた。

速いペースでペンシルベイトを使ってバスが反応するようになると、ポスト期の終わりを感じる。

Basslog20240607a 先週はワンノッカーの速引きにも反応したので、これからは速いリズムで引くことが多くなる。

ペンシルベイトもバズ同様にプリスポーン期は速いリズムでも反応するけど、スポーニングが始まりポストの時期まではゆっくりとしたリズムに反応がよくなる。

トップウォーカー13のような大型ペンシルをゆっくりと動かし釣る釣りがベストだ。

その時期を過ぎるとまた速い動きに反応がよくなる。

この時期になると小型のバスも結構反応するようになる。

そんなこともあってこの時期が1年で1番ペンシルベイトで釣れる時期だと思う。

ワンノッカーやジャイアントドッグX、スーパースプークJr.を使うことが多いけど、トップウォーカー13のような大型ペンシルで速いリズムで使えるものってないのだろうか?

大型のペンシルになるとどうしても速いスピードに合わないのか、自分の操作方法がダメなのか、うまく泳いでくれるものがない。

結局ワンノッカーが1番大きなもので、これを多用することが多い。

これよりも大きいものを使いたいと思う時があるけど、大型のものにするとどうしてもそんなに速いペースには合わないのでゆっくりとしたペースで引くことになってしまう。

特にこの切り替わりの時期にそんなことを感じることが多い。

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2024年4月 9日 (火)

ボーンマテリアル

昨日も話題に出したボーンマテリアル。

スーパースプークJr.のボーンもそろそろ出番なのでフックを交換がてら用意した。

Basslog20240409a この3つはボーンマテリアル。

ボーンマテリアルというのはクリアマテリアルよりも軽い。

ただ単に軽いというのがよいのであれば、浮力が強い方が釣れるということだと思う。

そう考えるとフックは軽いものの方が良さそうだ。

でもフックを軽いものにしてしまうと動かしにくくなってしまう。

軽すぎて水をしっかりと嚙まないような感じで、速めにアクションを付けるとルアーが飛んでしまう。

なのである程度の重さは必要である。

スーパースプークに限らずヘドン製品は個体毎のウエイトもバラつきがあるけど、そのウエイト差による釣果の違いは感じたことはない。

それならマテリアルが硬いことによる音の違いなのかもと考える人もいると思う。

でもこれは以前に硬質のクリアマテリアルを用いたスーパースプークJr.というものがあったけど、これも出数はボーンの比にならない程であった。

スーパースプークJr.を使っていて思うのは、バス以外のフィッシュイーターもボーンへの出数が多いということ。

比較的クリアマテリアルでも喰ってくるのがシーバス。

それでもボーンとの比は自分の感覚的には10:1くらい。

実際にはよく判らないけど、どんな魚もボーンの方が出るのは明らかな事実である。

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2024年4月 8日 (月)

ボーンヘッド

クラシックの時にジェイソンクリスティがキャストしていたワンノッカーのカラーはボーンヘッドだった。

Basslog20240408a やはりボーンマテリアルはボーンヘッドしかないのではないだろうか?

明らかにマテリアルによる釣果の差が出るルアーなので、ボーンを使うのは必然。

でもボーンマテリアルがボーンヘッドしかないというのが現状のようだ。

ボーンヘッドが売ってないという質問がたまに来るけど、解っている人はボーンヘッドしか買わないので、なくなるのは当然の事でしょう。

ボーンカラーすらボーンマテリアルではないという不思議な事態になっている。

このボーンに関する話題は何度か出しているけど、ワンノッカーはおそらくボーンヘッドしかボーンマテリアルではない。

その他のスーパースプークなんかは製造時期などによって同じカラーでもボーンだったりクリアだったりする。

最近のヘドン製品はクリアマテリアルが多いので、よく探してみましょう。

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2024年3月18日 (月)

トップスタート

そろそろ鯰のシーズンイン。

Basslog20240318a ということでバドの用意をしてみた。

鯰は相変わらずバドばかり使って釣っている。

鯰を釣るのは今から約1ヶ月ぐらいのみの短い期間でだけ。

鯰を釣っているとたまにバスも釣れる。

真冬にトップで釣ったこともあるけど、主に使うのは5月ぐらいからである。

そんなこともありその前の時期にトップを使うことはほぼなかった。

でも鯰をこの時期に釣るようになって、この時期でもトップだからこそ出たと思うバスもいるので、使用頻度が上がった。

バド同様にウエイクベイトや、クランクベイトを水面で使うような釣りが合っていることが多い。

夕方なんかだとペンシルベイトなんかも反応がよい時がある。

水温が10℃を超えると、マッディなフィールドだとバズなんかも有効になる。

今年もそろそろトップで釣れそうだ。

 

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