2023年3月22日 (水)

ハイブリッドスパイベイト

スピンベイトのスクリューは結構小さいものが標準装備されている。

このスクリューはよく回転するので、おそらく想像している以上に音も出ていると思う。

特にスモールマウスなんかにはちょうど合っているような気がする。

ただラージマウスに使用するとなると、ちょっと物足りない感を感じる場面がある。

ということで、ホバリンブライスのプロップをスピンベイトに装着したらどうなのだろうかと思ってやってみた。

Basslog20230322a スピンベイト100にホバリンのプロップを装着してみた。

スピンベイト90はフロントのアイが一体成型なのでアイが外れない。

100はスクリュー式のヒートンを採用しているので簡単に外すことできる。

前後のヒートンを外し、ホバリンブライスのプロップに交換してまたヒートンをねじ込むだけの簡単な作業でチューニングは可能だ。

スピンベイトの沈下速度からすると、プロップには結構な抵抗が加わると思う。

そうなると非常に薄いプロップなので、少しプロップがしなると思う。

これは新たな何かが生まれそうな気もする。

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2023年3月21日 (火)

プロップベイトの速度

Basslog20230321a スパイベイトで最近よく使っているのはスピンベイトとホバリンブライスの2つ。

浅いレンジならホバリン、中層ならスピンベイトといった具合で使い分けている。

この2つはどちらも分類でいったらスパイベイトではあるけど、ちょっとこの2つは別物でもある。

アメリカでは定番となっているスピンベイトはファーストシンキングであるので、ちょっと日本のプロップベイトとは違う。

自分の感覚としてはスピンベイトはどこのレンジでも使えるスピナーといった感じで、キャストしてサッと巻いてといった具合で手返し良く使っている。

ホバリンブライスは特徴的なプロップで、プロップが回転しているのにホバリングしているかのように通常のプロップベイトよりもゆっくりと使えるので、この特徴を活かしてじっくりゆっくりと誘って使っている。

つまりこの2つの使うスピードってかなりの差がある。

どちらのスピードも効果的な場面は多々ある。

ただ、それらにバイトしてくるバスはそれぞれ違っているので、同じ状態のバスを釣っている訳ではない。

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2023年3月13日 (月)

元祖スパイベイト

今ではアメリカにも広まったスパイベイト。

Basslog20230313a これの始まりになったプロップベイト。

このプロップベイトって最近は話題にあまり出てこなくなったけど、未だにクリアウォーターの早春では圧倒的な強さを発揮してくれる。

状況によってはビッグベイトに匹敵する集魚効果がある。

低水温期はとにかく可能な限りゆっくり引くと効果が増す。

このスペシャルエディションでこの釣りを覚えたこともあって、アワビプレート入りが効果的な気がするけど、アワビ効果はそんなに感じたことはない。

派手目なカラーが効くとは思うので、アワビでもなんでも目立たせることが重要だと思う。

あとはしっかりとペラが回転しているというのは絶対条件。

ペラが回っていないと不思議と寄ってこない。

少し水温が高くなってくるとただのI字にも反応がよくなってきたりして、状況に応じて使い分けするのがベストになる。

でも低水温時はペラ付きがいいようだ。

ちょうどスピナーベイトのフロントブレードの蛍光赤が効く時期と一致している気がする。

透明度の度合いによってスピナーベイトとプロップベイトを使い分けるといい感じだ。

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2022年12月29日 (木)

i-Waver74

【Spy Baits】 2022 L.O.Y.

Basslog20221229a スパイベイトはアイウェイバーに決定。

今年はこのルアーの良さを今更ながら痛感した。

根本的にルアーを動かすスピードが速いので、今までは速いスピードで使い過ぎていた。

今年は放置しておくぐらいの勢いで超スローに使ったら驚いた。

ワームの様にバスが咥えて、すぐに放さないのは意外だった。

ただ、よく観ていると、バイトしてきたバス以上に観に来ているバスがいるので、それらをどうやったらバイトにまで至らせることができるのかが今後の課題。

今年は特にSSSが活躍してくれた。

このルアーの沈下速度は本当にスーパースローシンキングで、ラインが弧を描くことがない。

フロロカーボンをリーダーに使用していれば、ラインの方がむしろ先に沈むほどなので、ラインの重さで引くことが可能だ。

ノーシンカーワームでも同じような気がするが、ワームだとこの進化速度を出すための調整は難しいし面倒だ。

そういった面から考えると、プラグのメリットをしっかりと出せていて素晴らしい。

来年は一歩進んだ使い方ができるようになりたい。

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2022年7月21日 (木)

桧原湖のハードルアー・7

6月に入るとスポーニングも始まり、桧原湖のスポーニング期はネストの数が多いので普通に釣っていてもネストを守っているオスがバイトしてくることから、かなりイージーに釣れるようになる。

ちょうどこの時期ぐらいからスポーニングと関係のない、昨年生まれた25㎝ぐらいの小バスも活発に喰い始める。

このくらいになると水温も10度台後半となり、トップウォーターへの反応もよくなり、他にもどんなルアーでも釣れるようになる。

前回のI字系のルアーは引き続き反応が良いのだが、このくらいになるともう少し早めに引いた方が効率よく釣れるようになる。

Basslog20220721a 同じI字系のルアーでもこの頃になるとプロップの付いたスパイベイトがよくなる。

プロップの回転が良いものが圧倒的に釣れるので、プロップは回転しやすいものを選ぶと良い。

これらのルアーをリールのハンドル1回転を2~3秒ぐらいのスピードで引くとよい。

レンジに合わせて比重を調整したり、最近は沈下速度の速いファーストシンキングのタイプもあるので、狙う水深によって使い分ける。

この釣りは目で見て釣ることができるので、キャストした場所のバスの有無もすぐに判る。

これでショアを流していると、バスの密度の濃い場所も見付けやすい。

Basslog20220721b_20220721171501 これらのルアーが出始めた頃は物凄い反応が良く、桧原湖なんかではほぼ毎キャスト釣ることができた。

最近はそこまでは釣れなくなったが、でも不思議とバスが湧いてくるように引き付ける力は健在だ。

リミテッドエディションのプロップベイトから始まった日本生まれのI字の釣り。

日本でもI字系のルアーを発売していないメーカーはないと言えるほど当たり前な存在となった。

今ではアメリカに逆輸入されスパイベイトとして、アメリカでも特にスモールマウスには欠かせないジャンルのルアーとなっている。

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2022年7月13日 (水)

桧原湖のハードルアー・6

5月中旬ぐらいになると水温が15度を超える。

そうなるといよいよスポーニングに入るバスも出始める。

この時期はプリスポーンのバスが荒喰いする時期でもある。

Basslog20220713a イージーな時は前回のフローティングミノーが良いが、ちょっと喰いが悪い日はI字系のスパイベイトが活躍する。

水面や水面直下をただ巻きして、真っ直ぐに進んでくるだけのルアーだが、これが異常に反応がよい。

リールのハンドル1回転を5~10秒ぐらい掛けて引いてくるぐらいの、かなりスローなリトリーブが有効だ。

リールで巻くというよりはラインスラックだけを巻き取って、ラインのテンションだけでルアーが引き寄せられる感じで引く。

ルアーはフローティングから超スローシンキングがよい。

ある程度は後付けの貼るウエイトやスプリットリング等を調整して比重を変えると良い。

この時期になるとスポーニングに関係のないバスも活発にベイトを追うようになる。

これらが出始めると1秒に1回転ぐらいのスピードでもバスの反応はよい。

タフな状況になればなるほど、ただ真っ直ぐ進むだけのI字でもルアーによって反応の良さに差が生じる。

五十嵐誠が手掛けたIウエイバーは反応が未だにタフッたらこれがベストだ。

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2022年5月25日 (水)

アイウェイバー

Basslog20220525a_20220525113101 今までアイウェイバーってあまりしっかりと使ったことがなかった。

I字が釣れる状況下だと、どのI字を使っても大差ないというのが本音だった。

そんなこともあり、アイウェイバーも釣ったことはあるけど、突出したものがあるとは気付いていなかった。

でも先日アイウェイバーをしっかりと使ってみて、このルアーは凄いと今更ながら感じた。

特にSSSスーパースローシンキングの凄さを感じた。

五十嵐誠の細かい部分までの想いがしっかりと製品に反映されているのだろう。 

ハイランドレイクのスモールマウスバスとなると、非常にセレクティブなバスが多い。

釣りをしていると感じるのが、スモールが捕食するような状況下ではラージモードの時とトラウトモードの時がある。

ラージモードの時はスイッチが入っているような感じなので、それほど食わせに繊細さは要らない。

これがトラウトモードになると、物凄い繊細な部分までこだわる必要がある。

虫ルアーなんかはちょっとでも動かすと釣れないのに、提灯釣りにすると激しく動かしても釣れるという経験をしたことがある人は多いと思う。

あれってスモールがラインを感じているている証だろう。

そんな状況下ではルアーの姿勢等も非常に重要となる。

色々と気になる部分を消去法で試していくと、このアイウェイバーってよくできているなぁ…と感心させられる。

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2022年4月21日 (木)

Under Spin Head mini

がまかつの新作アンダースピンヘッドミニ。

Basslog20220421a このヘッドは非常に使いやすい。

このようなアンダースピンタイプのジグヘッドは、以前はノリーズのものを多用していた。

ただ全体的にコンパクトな設計なのでフックが小さいのとワームがズレやすいという欠点があった。

それとフォール時のバランスもあまり納得はいっていなかった。

それから自分で作るようになり少しアンダースピンが解かり、ダーティジグのタクティカルバッシンスイムジグヘッドを改造したものが気に入って使っている。

Basslog20220421b ちょうどそれと同様な感じのヘッドで少しコンパクトにした形状のものがアンダースピンヘッドミニだ。

ビジュアルから気になりすぐに入手して使ってみた。

やはり想像通りいい感じであった。

このようなスイムヘッドは低水温期もよく使うので、ちょっと軸が細めのフックも低水温期に多い弱いバイトでも掛けやすい。

この手のヘッドに装着するブレードは少しアームで伸ばして装着するとバランスよく泳ぎ、フォール中のバランスもよい。

1つだけ自分が弄ったスイムヘッドの方が優れているのは、アームに使用しているワイヤが形状記憶合金という点だ。

オープンウォーターで使用するなら問題ないが、ショアを撃っていくと、何かに当たってアームが曲がってしまうことがある。

それを形状記憶だと回避できる。

でもこれで使うワームのサイズや使う時期やシチュエーションによってローテーションできるようになったことは大きい収穫だ。

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2020年10月28日 (水)

プロップイモ

ダブルスクリューのプラグは今ではスパイベイトとして世界中で必要不可欠な存在となった。

そんなスクリューをワームに付けたら更に良さそうだ。

という発想は誰にでも思い浮かぶだろう。

Basslog20201028a とりあえずイモグラブをベースに作ってみた。

思った通りには泳いだのだが、なぜか釣れない。。。

このようなことというのはたまにある。

何がいけないのか…謎が深まる。

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2020年7月 1日 (水)

60&72

幾つか購入してまだ使っていないままのDUOのスピンベイト。

Basslog20200701a これには60や72といったサイズもあり、これらも気になり追加してみた。

72は体高が他の物よりもあるボディが特徴である。

ボディをロールさせるようなので、この72は良さそうだ。

60はテールにフェザーが純正で装着されており、フックとの干渉を防ぐ役割をするのかな?

これらはサイズが小さいので、桧原湖のスモールマウスなんかに効きそうだ。

自粛期間が過ぎたが、まだ釣りには行ってないので、これらもまだ使ってないまま。。。

でも自粛期間中にタックルを買い漁っていた人は多いようで、これらのスパイベイトを買ったという話は多々聞いていた。

ここで紹介した物をあれこれ買ったみたよ、あれ良かったよ…とかという話はよく聞くのだが、ここ最近ではこのスパイベイトの反応は桁違いで多い。

これらを出した時のアクセス数も通常よりもかなり多いことからも、これに対する注目度は高い。

そして使った人からは良い反応ばかり。

ということで、期待大。

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