2025年1月17日 (金)

グレムリンJ.B.

Basslog20250117a Zマンのグレムリンがいい感じなのでジュンバグも追加してみた。

グレムリンはエラストマーらしく形状に細工が施されており、フックの収まりもよく、スナッグレス性能に長けている。

複雑な構成をしているパーツ類がもつれ合うように動く様は他のクリーチャーとは一線を画す。

そしてエラストマーらしく浮力がしっかりと活かされているので、ボトムステイ時に僅かなロッドワークでボディを微妙に動かくすことができる。

同じZマン既存のターボクロー同様に時期によっては物凄い威力を発揮する。

ターボクローも最初はUVスピードクローでいいじゃんと思っていた。

しかしターボクローはスピードクローっぽいけど、スピードクローとは違ったシチュエーションで活躍してくれる。

それはエラストマーマテリアルゆえに可能なことで、これがなかなかいい感じである。

エラストマー製品に関しては今まであまりこのブログでも触れてこなかったので、ターボクローを話題に出したことはないかもしれない。

ターボクローの唯一の弱点と思っていた部分はグレムリンは解消されている。

やはりZマンはエラストマー製品に関しては1番進んでいるメーカーである。

エラストマーマテリアルをどんどん理解して改良してきている感じが窺える。

グレムリンはそんなことを踏まえて作り上げられた未来型クリーチャーといえるだろう。

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2025年1月12日 (日)

Big 3

先日ちょっとワームメーカー御三家の話題に少し触れた。

意外と反響があったのには驚いた。

どちらかというとハードルアーの話題の方が人気が多いかと思いきや、昨年のアクセストップも2.5inフラグラブとワームの話題であった。

え、そこ…って感じだが、この記事が断トツでアクセス数は多かった。

フラグラブといえば旧御三家の1つであるヤマモトの代表作の1つである。

アメリカでは未だに非常に人気があるのだが、日本では不人気ゆえに取り扱い中止となってしまった。

最近自分はフリーリグで使用するワームとしては1番良いと思って使用頻度は高いけど、ヤマモト製品自体が最近は不人気ということもあって世間一般的にはあまり使われていない。

Basslog20250112-2自分は5inセンコーの使用頻度は非常に高い。

それ以外のヤマモト製品はファットイカとフラグラブぐらいしか最近は使っていない。

5inセンコー、フラグラブ、ファットイカを使う人って昔の人…って感じのようで、昔は当たり前のように使われていたが最近では使う人もかなり減った。

更にヤマモトは買収されてからメガフローターフォーミュラマテリアルを採用するようになり、それからヤマモト製品自体イマイチ感が更に漂ってしまっている。

今のところメガに合っているのはネッドセンコーぐらい。

でも日本でネッドリグはほぼ使われていないというのが現状なので、これをセンコー感覚で使ったらイマイチ感が増してしまうだろう。

そりゃヤマモト製品売れなくなるなぁ…という道を辿ってしまっている。

Basslog20250112-1 ズームはUVスピードクローとZクローの2つは今でも使用頻度は非常に高いけど、他のものはあまり使わなくなってしまった。

ズームも最近の新製品はイマイチのものが殆どだし、ウイングフルークはかなり苦しまぎれ感が出てしまっていて残念。。。

バークレイはJB撤退と共に日本ではソルトワームメーカー感が強くなってしまい、バス用品からも撤退してしまった感じになっているけど、まだ日本でも販売は継続しているようだ。

バークレイは匂い頼りといった感じで、リリースしている数は多いのにイマイチなものが殆どだ。

パワーホグなんかは非常に良いワームで、今でも最終兵器ぐらいに思っているけど、それ以外ではクローファッティぐらいしか最近は使っていない。

5inセンコー、UVスピードクロー、パワーホグは絶対的な信頼があるけど、どれも20~30年前のものとかなり販売開始から時間が経過している。

これらを超えるようなものは未だに出てきていない。

旧御三家はマテリアルにかなり恵まれていると思う。

どんな形状のワームでもある程度は釣れてしまう。

でも最近は他社のワームがもっとマテリアルと形状が合致しているものを出してきているので、マテリアルだけの強みではこれらを超えられなくなっている。

今まで華やかしい時代を築いてきた旧御三家だが、現状はこんな感じなので、アメリカでも今後厳しい状況になりかねない。

その点新御三家は時代に合った非常に素晴らしい製品をリリースし続けている。

Basslog20250112-3 Zマンはエラストマー製品をどんどんリリースしていて、良い製品が幾つかあり既に外せないものとなっている。

殆どのZマン製品を試しているので、試すだけでも大変なくらいのリリース量だ。

Zマンは間違えなくエラストマー製品の先駆けとなっている。

デプスは既存にあるものを使いやすくした感じで、同ジャンルでは一番使いやすいようなものが多い。

ソフトスティックベイトではサカマタシャッドが最終形のように、これ以上に使いやすくて釣れるものはできないのではないかと思ってしまうぐらい群を抜いている。

そして一昨年からいきなりワームを始めたラパラは、後発の利点をうまく活かしている。

マテリアルを使い分け、塩の配合バランスも考えられており、全てがいい感じに仕上がっている。

最近は新御三家のワームを旧御三家を含め他社が真似するというケースが多々見受けられるので、既に追われる立場となっている。

新御三家はこれからもよいものを出してきそうだ。

これに追従してきているのがケイテックとストライキングかな…

馴染み深い旧御三家には頑張って欲しいところだが、今後どうなるのか…

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2025年1月 6日 (月)

Mooch Minnow

Basslog20250106-3 ラパラクラッシュシティシリーズの新作‘ムーチミノー’。

今年の夏に発表されたものの、発売は年末となったムーチミノー。

先行で発売されているフリーローダーの小型版でフィネスの釣りにマッチさせたものと思っていた。

実際に手にしてみると、やはり他のクラッシュシティシリーズ同様に成型は非常に奇麗に施されていた。

Basslog20250106-2 ただスモールライトを当てただけでなく、ちゃんとムーチミノーはムーチミノーでしっかりとデザインされていた。

ムーチミノーはネッドBLT同様にTPEマテリアルが採用されている。

これもソルトインで、これはこれでまた配合が変えられている。

クラッシュシティシリーズはソルトの配合バランスも非常に考えれていて、細かいところまで内面まで非常によくできている。

Basslog20250106-1 特徴的なのがテール部分の小さなフィン。

これによってテールが微妙に細かくバイブレーションするようになっている。

ジグヘッドでの使用が最も合っているだろう。

ネッドリグとしても使用可能だ。

このサイズのミノー型ワームと言えばストライキングのベビーZトゥが圧倒的によかったが、ムーチミノーはこの存在を脅かしそうだ。

最近のFFSでのジグヘッドやホバストによるシューティングやダミキリグといった使い方をする場合、間違えなくエラストマー製品が合っている。

後発だけあってこちらの方がそれらに照準を合わせてきている。

ラパラのクラッシュシティシリーズは発売以来一気にワーム戦線の最前線に入り込んできたと言えるだろう。

ここのところの市場を観ていると、今までの3大ワームメーカーがやや衰退してきている感じがする。

そして最近の市場ではラパラ、デプス、Zマンの新御三家が一気にシェアを広げてきた感じが窺える。

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2024年11月11日 (月)

Rattle Snaker

Basslog20241111-2_20241102123801 Zマンにラトルスネーカーという便利なものがある。

エラストマー製品だとネイルシンカーをインサートするのは非常に大変である。

そんな時にこのラトルスネーカーがあると簡単にインサートできる。

大きな注射針みたいなもので、その針の中へネイルシンカーやラトルを入れて注入できるというものだ。

注射と言えば液体を注入するものだが、これはラトルやシンカーを注入するもの。

Basslog20241111-1_20241102123801奇麗に真っ直ぐ射せるのでラトルを真っ直ぐに入れられるのも助かる。

ワームでもきれいに挿せるのと、ワームの中心部に挿したい時なんか非常に便利だ。

注射針状の中をラトルやネイルシンカーを通すので、太い注射針とはいえ中を通るサイズは3mmと細い。

もう少し太いものが注入できるとよいのだが、これ以上太いと無理があるのか…

ジンラルーのラトルに慣れてしまったので、この細いサイズのラトルだと音が物足りない気がしてしまう。

大きいサイズのものはこれを1度挿して誘導穴を作ればある程度楽に挿せる。

これはこれで便利だが、もっと大きいものを簡単にインサートする方法を何か見付けだしたい。

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2024年11月 7日 (木)

バスマスミノー

一時期よく使っていたバスマスミノーが出てきた。

非常に素直なビッグベイトで、ウエイクベイトとして水面直下を引く時の姿勢が凄く気に入っていた。

Basslog20241107-1 リップは下向きに少しベンドしている。

ウエイクベイトはワンマイナスのリップが凸面が上向きとなっているように、通常のクランクベイトに多い水を噛むようにするのとは逆に水を逃がすようなデザインのものによいものが多い。

このリップもそんな働きをしてくれているようで、水面へのコールアップ率は高い。

斜めに装着された胸鰭が特徴的な部分でもあるのだが、この胸鰭がスイム姿勢に貢献してくれているのか、他のビッグベイトよりも安定して泳いでくれる。

この斜めの胸鰭は今ではプラグだけでなくサカマタシャッド等ワームにも用いられているようになった。

小さなパーツだがこの胸鰭の効果は絶大だ。

そんなバスマスミノーだが、テールのワームが切れてから放置していてほぼ忘れかけていた。

テールのワームはギャンブラーのスタッドみたいな感じだったけど、ワームだったのかエラストマーだったのか…

バスマスミノーのペンシルに装着されているテールを観たらエラストマーだったので、これもエラストマーに間違いない。

Basslog20241107-2 ということで、スタッドと同形状のZマンのトラウトトリックを合わせてみるとちょうどぴったりだった。

トラウトトリックを装着しようと思ったけど、最近流行りのブラシやシリコンラバーの方が良さそうなきもしてきた。

どうしようか検討中。。。

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2024年8月30日 (金)

エラストマーバッグ

Basslog20240830a エラストマー製のワームも徐々に増え、今ではスピードバッグ1つ持っていくほど多くなった。

エラストマー製品はZマン製品の使用頻度が高い。

やはり塩入が圧倒的に釣れる。

最近では他社でも塩入のものも徐々に増えてきているので塩の必要性が浸透しつつあるのかもしれない。

塩が入っていないものが釣れない訳ではない。

これも既存のワームと同じで塩がない方がよいものもある。

エラストマー製品で塩が入っていない方がよいのは浮力を最大限に活かしたいもの。

EGのラストエースFなんかは浮力を活かして使うとラストエースの威力が最大限発揮でるので、塩が入っていない方がよい。

日本製でも塩入のエラストマー製品が少し出回り始めた。

日本で最初にエラストマー製品で塩を入れたのはDUOの忍虫だろう。

塩の入り加減は浮力を残しつつ適度に入っていて、よく解っているなぁ…と感心してしまった。

それに日本製らしく均一に塩が入っており、製品ムラがほぼないのは素晴らしいと思った。

ラパラのクラッシュシティシリーズのネッドBLTも均一に作られており、成型も非常にキレイだ。

セベージギアのネッドサラマンダーなんかは細かい手足まできれいに成型されていて、これも塩が混入されている。

エラストマーは普通のワームよりも細かいパーツ類も奇麗に成型できるので、これから更にエラストマー製品は高次元なレベルの製品がリリースされてくるだろう。

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2024年7月 8日 (月)

TRD Fattyz

Basslog20240708a Zマンの新作TRDファッティ。

これは既存のファッティワームをTRD仕様にしたもの。

ファッティ自体よく釣れるワームなので、このTRDも無難に釣れることだろう。

ネッドリグか軽いテキサスリグでの使用が合ってそうだ。

このTRDファッティは、ファッティやマグファッティ同様にポア成型なので、1面はフラットとなっている。

フラット形状をうまく活かした使用方法がベストだろう。

ファッティシリーズは全て塩入り。

Zマン社の製品でも塩入りのものは意外と少ない。

フィネスTRDを始め、塩入りのものが圧倒的に良く釣れる。

ただ、塩が入り過ぎているものは浮力が殺されてしまっておりあまりよくない。

フィネスなんかでも製品斑で塩が入り過ぎているものがたまにある。

そういった個体は少し揉んで塩を落としてちょうどいい具合の浮力に調整するとよい。

ファッティはポアだからか塩の入り具合は比較的均等となっている。

浮力だけを有効に使うシチュエーションだと塩の有無はあまり関係ないけど、それ以外の状況だと塩入ワーム同様にバスが放しにくいので、明らかにエラストマーでも塩入がよい。

塩が入っているエラストマー製品というのは非常に少ないのが現状だ。

TRDフィネスが圧倒的に釣れるのはこの塩の影響もあると思う。

最近流行りのセンテッドジャークシャッドも塩入り。

例えばストリークとベビーZトゥは全くの同形状でノンソルトとソルトイン。

ディープでジグヘッドなんかで使っていると明らかにベビーZトゥが釣れる。

その他で自分が好きなのはダーター。

エラストマーマテリアルで明らかに普通にワームのように使用するなら塩入りが釣れる。

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2024年6月13日 (木)

GOAT ToadZ

昨日のトードバズに関して鋭い質問が来た。

2年前に発売されたZマンのゴートトードはトードバズにどうなのか?という質問だ。

Basslog20240613a ゴートトードに関しては2年前にアップして以来何も触れていない。

触れていないということは、そういうこと…

自分もこれが発売された時は瞬時にトードバズはこれで決まりだと思った。

しかし、このゴートトードには2つ欠点があった。

トードバズに装着するのは他のエラストマー製品同様に靴下を履かせるように、開いてインサートすればさほど入れにくさは感じない。

そしていざ使ってみて問題だったのが浮力。

エラストマーということで、浮力が非常に強い。

既存のトードバズは普通のワームに合わせた仕様となっているので、ゴートトードだとバランスが悪くて使い物にならない。

これ用に重いものを作ればよいのだが、作らなかったのが2つ目の欠点があったからだ。

それは普通のワーム以上にヘッドが裂けやすいという点だ。

非常に強いエラストマーだが、ヘッドをインサートした状態で使っていると裂けやすい。

これは意外であった。

つまりこれ以上重いものにするとヘッドも大きくなってしまうので、更に裂けやすくなるだろう。

ということでゴートトード自体お蔵入りとなってしまった。

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2024年6月 8日 (土)

Baby BallerZ

Basslog20240608a Zマンのマイクロシリーズとは別のもので同クラスのシャッド型ワームにベビーボーラーというものがある。

これは2inだが実際には2inなく、ちょうど桧原湖のような山上湖のスモールマウスには非常に合っている。

1g以下の軽いジグヘッドでローリング重視で使う釣りが自分は好きだ。

重めのヘッドでスイミングさせるにもいい感じだ。

マイクロシリーズはちょっと小さ過ぎる感じがあるけど、ベビーボーラーはそんな感じはしない。

これからの時期はちょっと深いレンジの水通しの良い場所にバスは暫く溜まる。

そしてしばらくは小型のベイトを好むので、このくらいのサイズのワームがベストだ。

インチクローとかジャバスティック1インチ、アライブミノー1インチといったものが食いがよい。

これらは小さいのでDSで使わないとキャストしにくい。

でもこのベビーボーラーはジグヘッドでもキャストしやすい。

最近は極細PEがあるのでこんな小さいものでもかなり遠くへ飛ばすことが可能だ。

ジャバスティック1インチのジグヘッドも先日初めて使ってみたけど、PEならこれでも結構飛んだ。

軽いジグヘッドでスイミングさせるならジャバスティック、シェイクしてローリングさせるならベビーボーラーがいい感じだ。

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2024年6月 4日 (火)

ホワイトライトニング

自分がライトリグで使うワームは白っぽいものが多い。

一般的にはライトリグと言えばスローに攻めることが多いのだが、自分の場合はライトリグでも速い動きで使うことが多いのでリアクションを意識したパールホワイト系のものを使うことが多い。

ヤマモトでは#031パールホワイトシルバーを多用していて、他のメーカーのものもこの系統のカラーを使っている。

Basslog20240605a Zマンではホワイトライトニングを多用している。

最近ではスラムシャッディも同系統のものでちょっと違うものが加わったことでローテーションできるようになった。

とりあえずホワイトライトニングを使うことが多いので、ホワイトライトニングの消耗が一番激しい。

でもエラストマーなので、根掛かりしない限りはかなりの数のバスを釣っても切れることはない。

今のところ1本での最高は68本。

この時のワームは最後根掛かりでロストしてしまったので、根が掛からなければまだ釣れたはず。

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