2024年11月30日 (土)

ガイド交換

いつものことながらまたバッドガイドが壊れてしまった。

今回はTVC-68Mのバッドガイドが壊れてしまった。

シングルフットのKTガイドだと、リング径は5よりも小さいものでないとすぐに曲がってしまう。

既に既定の角度も分らないぐらい何度も手で元に戻したりしていた。

早くダブルフットに替えればよかったのだが、たまにしか使わないロッドということもありそのまま放置していた。

バッド側の3つはLKWTGの8、7、6に交換した。

そしてロッドの全体を観てみると、バッド側から3番目と4番目のガイドサイズに違和感があった。

このロッドは4番目から先のガイドはティップ以外全て径が4.5のT-KTSG4.5となっている。

Basslog20241130a 6から4.5はちょっと差があるので、4番目だけT-KTTG5に交換した。

既存のガイドはチタンフレームのSiC仕様だが、家にストックしてあったガイドがトルザイトだったので全てトルザイトにしてみた。

以前にも少し触れたが、トルザイトは一長一短のところがあって万能ではない。

トルザイトは富士工業の最上位ガイドリングであることから、これが一番良いと言われているけど実際のところはどうなのだろうか?

以前にあったゴールドサーメットの時のように、徐々にまたSiCに戻る流れになりつつある気がする。

トルザイトがよいと言っている人って、理論的なことを言っているけど、結構言っていることが辻褄の合わないことが多い。

大体言っている人ってメディアプロとか釣具屋さん関連の人でしょ。

今のところライトロッドのティップにはトルザイトはよいと思う。

ただ最近はライトロッドにもPEラインを用いることがあるので、その場合はSiCの方が安心。

このロッドもライトアクションのロッドなのでティップはトルザイトにしてある。

表記はミディアムになっているけど、実際のアクションは軽量リグに適したライトアクションのロッドだ。

このロッドも発売当初は小口径リングのティップガイドが富士工業になかったこともあって既存のティップガイドはリング径が大きいので、径は小さいものに替えた方が感度は格段によくなる。

SiCリングのトップガイドに替えるならT-KGST4.5、トルザイトの場合はT-KGTT4.0がよい。

SiCよりもリングの内径はトルザイトの方が大きいので、トルザイトにするなら一回り小さいサイズが合う。

T-KGSTとT-KGTTではウエイトがT-KGTTの方が軽い。

トップガイドは軽ければ軽いほど感度は上がるので、T-KGTTにした方が感度はよくなる。

既存のものを同じT-KGSTに替えてもリング径が小さくなれば自重も軽いので感度は上がる。

SiCとトルザイトの比重はSiCの方が若干軽い。

でもトルザイト製品の方がリングが薄いので質量の差が出ることで、同じリング径でもトルザイトの方が軽い。

それもあって同じ外径でも内径はトルザイトの方が大きいということ。

ガイド交換をすると色々とガイドの違いによって変わることを体感できるので面白い。

このロッドで交換した5つのガイド代だけで6,250円と、ちょっと高いけど富士工業にはガイドセットがあるので、それを使えば少し安く替えられる。

やり始めると色々と交換してみたくなって、ガイドの数も物凄い数になる。

そして知識も増えるので、訳の解らないような領域に足を踏み入れてしまうことになる。

先日某釣具店でガイドのことを知っているものだという前提で話しかけたら、全く理解しておらず全く話が通じなかった。。。

KT、LKT、KTTGだとか知らない人には何が何だか全く分からないと思う。

リングとフレームのマテリアルはそんなに数はないので、それくらいは知っておいても色々と役立つと思う。

ロッドを弄るのもバスの楽しさの1つ。

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2024年11月14日 (木)

62FM/HYBG

Basslog20241114-1 ロッドの整理をしていたら‘62FM/HYBG’と表記されたロッドが出てきた。

こんなロッドあったっけ?と、ほぼ記憶にないロッドだった。

後ろに‘(1st.-A)’と記されてあったのでテストしていたプロトロッドなのは間違えない。

グリップの汚れ具合などから実際に使い込んだ感じがあったので、実際に使っていたのだろうけどほぼ覚えていない。

ロッドティップには鉛シートが貼ってあった。

こんなことをするのは間違えなく自分なのだが、ほぼ記憶から飛んでしまっていた。

振ってみると、いい感じであった。

ティップの鉛を剥がすと、ちょっと張りが出てカーボンチックな風合いが強くなった。

結局これもTVC-65M/HGの時に最終的に辿り着いたものと同じで、トップガイドをMNガイドを装着することで全てが解決すると思った。

Basslog20241114-2 そして実際にトップガイドをMNトップ、具体的には少しウエイトのあるステンレスフレームにSiCのPMNSTに交換してみた。

すると想定通り鉛を貼った仕様と同じようなフィーリングに仕上がった。

ティップを重くしたことでティップが振られやすくなり、小さいクランクベイトやタイトウイグリングのようなものに使いやすくなった。

軽量のルアーでもキャストする時ロッドにルアーのウエイトが乗るのと同じ感覚になるのでキャストも非常にしやすくなった。

クランクベイト等の巻物を巻いた時はティップがブルブルといい感じに振れてくれるので、巻き感度はかなり向上した。

トップウォーター操作時はグラスらしくボヨンボヨンとして、グラスロッド同様にトップウォーターの性能を引き出してくれる。

トップウォーターの操作性は現在使用しているNAZ-62MLに引けを取らないぐらい抜群の操作性となった。

ロッドの自重が若干軽いのとバッドのパワーからすると、こちらの方がバスで使うトップウォーターロッドとしては合っているかもしれない。

そういえばグラスコンポジットロッドやグラスロッドは感度が悪いとよく言われているけど、最近になって気付いたことがある。

感度が悪いという人はジグやワームの釣りでの想定で話をしているということ。

グラスコンポジットやグラスロッドって巻物で使うのが当たり前と思っているのは解っている人で、感度が悪いと言っている人ってその辺から解っていないということ。

日本の場合はジグとワームの釣りを主体にする人が多いので、巻物をキャストするのは朝の内のほんの数等程度で、プラグ自体持っても行かないなんて人も結構いる。

それに殆どの人が使ったこともないので、本などで得た‘グラスロッドは感度が悪くて重い’という間違った情報を受け売りにして喋っているだけの場合が多く、突っ込んだ話をすると返答もできない人が殆どである。

巻物を使っていたらグラスの方が断然ルアーの動きも判るし、ルアーの動きもよくなる。

それでいて独特の弾性がバスの吸い込みもよくしてくれるので必然と掛かりはよくなるといいこと尽くしなので、巻物でグラスコンポジットやグラスロッドを使うのは必然の選択となる。

ルアーのウォブリング幅も大きくなるし、ティップはカーボンよりも大きく振れるので、必然と巻いている時に感じられる情報量は多くなる。

このグラス系ロッドの感度に関する質問は永久に来そうな気がするので、最近は感度に関してはグラスロッドの場合はあえて‘巻き感度’と表現するようにした。

巻物を使う際にリールのハンドルを握る指先に力は入っているか?

最低限の力でハンドルを握っていた方が巻物を使用していたら巻き感度は上がる。

ジグやワームではハンドルを握る指の力で感度が変わるってことはないように、巻物とジグ&ワームの釣りは根本的に別物なので、使うものも違えば使い方も違う。

今回のこのロッドはトップウォーター等の操作を必要とするプラグや小型のクランクベイト等の軽量プラグに敵している。

ひょんなことから出てきた忘れ掛けていたロッドだが、これからトップや軽量プラグのメインロッドとなりそうだ。

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2024年11月12日 (火)

鏡面磨き

THクローラーJr.の羽を磨いてみた。

何気なくゴム砥石で羽を研磨してしまったのがきっかけ。

ゴム砥石だと表面が滑らかになってある程度きれいになるけど、輝くところまではいかない。

Basslog20241112-1_20241102123801 Basslog20241112-2_20241102123801 輝かせようと思いルーターのフェルト研磨棒に青棒を付けて研磨してみた。

1ヶ所だけ集中的に研磨してみると、鏡のようになった。

ルーターサイズで研磨するには結構時間が掛かった。

全体をしっかりと研磨し続けてみると、最初とはかなり違った見栄えとなってきた。

最後は微粒子コンパウンドで仕上げてみた。

これだけのサイズの羽1枚を研磨するのに1時間近く掛かってしまったが、羽は鏡のように反射する程輝いた。

Basslog20241112-4_20241102123801 片面だけではおかしいのでもう片方も磨いてみた。

やはり1時間ぐらい掛かった。

簡単にできるのであれば内側も磨いてもよかったけど、外側だけで今回は終わりにした。

ルーターではなくグラインダーくらいのもので研磨した方が早くて良さそうだ。

これだけ輝くと結構フラッシング効果が得られる気がする。

今までと同じように水面で微波動させていても、今まで以上に深いレンジからコールアップさせられるだろう。

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2024年10月14日 (月)

ズレ止め

ストレートフックのズレ防止には、シャンクにPEラインをグルグル巻きにして抵抗を付けている。

Basslog20241014-1 この方法で十分止まるので非常に気に入ってる。

ただバレットシンカーのウエイトが大きいものだとワームがズレてしまうことがある。

具体的にはシンカーが3/4oz.より重くなるとズレやすくなってしまう。

重いとそれなりの負荷が掛かるので仕方ない。

ということでヘビーウエイトの場合はズレ防止の方法を変えようと思う。

色々と試してみようと思い、まずは太いラインをズレ防止で付けることにしてみた。

Basslog20241014-3 Basslog20241014-2 1本だと不安定そうなので2本にしてみた。

ラインはフロロカーボンの30lb.を使ってみた。

あまりズレ防止がしっかりと効きすぎてしまうとフッキングに影響してしまうので、適度なものがどのくらいなのか?

実際に使用してみないと判らないので、とりあえずこれを試してみようと思う。

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2024年10月13日 (日)

スクイークMAX

バズベイトのペラが接触部の金属摩耗で壊れた。

今年はこれで3つ目。

今回のはペラ側が削れてペラのホールが崩壊した。

Basslog20241013a ペラを観てみると、ワイヤーが通っている部分に少し擦れた跡が残っていた。

これってペラがワイヤーと接触しているということだ。

でもペラとワイヤーの間には2~3mmの隙間がある。

これを意図的にもう少し感覚を詰めてしまえばワイヤーとペラの干渉する部分は増えるはず。

摩擦で回転に支障が出そうな気もするが、これがうまくいったらスクイーク音が増しそうだ。

耳障りなぐらいのスクイーク音がでるのでは?と、勝手に妄想している。

ということでペラを弄っているのだが、頭の中の構想では簡単だったはずが…

意外と手こずっている。

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2024年9月20日 (金)

ベントリップハイパー

Basslog20240920a 以前にリップを曲げてみたハイパークランク

何気なくやってみたものだったのだが、これ泳がせてみたら意外といい感じであった。

そして確かにシャローを引いていると、バスが意外な場所から湧いてくる。

ただ、掛かりが悪いのとバレやすいというところが欠点。

まだやってはいないけど、ダックビルのようにスイベルを入れたら少しは軽減するかもしれない。

このリップ曲げは簡単にできるからか、これをやってみたという人が結構いるのには驚いた。

そしてその評判は物凄くよいのにはさらに驚いた。

リップとボディが一体化している感じがないので、リップが反射板のように誘ってくれて、それでいてボディサイズが適度な感じでよいとのこと。

水面直下を引いてくるといい感じで、非常に反応も良いと評判が良い。

元々このハイパークランクをゆっくりと引いて使うというのが、この手のルアーの最近の流行りの始まりなので、ベントリップハイパーは好評なのかもしれない。

どこで使えば効果的なのかと聞かれることもあったけど、自分自身もそんなに使い込んでいないのでよく解らない。

普通にシャローをスピナーベイトやシャロークランク等をキャストするような場所で使えばよいと思う。

独特な動きなので、まだまだ可能性は多々あるような気がする。

とりあえずはシャローで泳ぐ姿を観ながら引いてくるとよいと思う。

逆に他の人から教わったのが、リップの曲げる角度は自分が適当にやった角度くらいがベストのようだ。

これ以上曲げてしまっても泳ぐのだが、不規則感が減るからかあまり出なくなってしまうとのこと。

このリップは簡単に曲げられるので、色々と曲げて自分のベストな角度を見付けるとよいと思う。

他にもリップ全体をカーブさせたりすれば、また違った質の泳ぎとなるので、色々と試してみると面白いと思う。

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2024年9月16日 (月)

スイングヘッド+ラバー

スイングヘッドにラバーを装着したものをたまに使用することがある。

その際のラバーの巻き位置は動きに影響を与える。

Basslog20240916-1 使い方にもよるが、スイングヘッドを使用している場合は、フック側に装着した方がスイングヘッドの利点を活かせる。

昨日のシリコングリッパーにラバーを巻いたものをスイングヘッドに装着すると容易にラバー付きのスイングヘッドができる。

今まではフックに直接巻いたり、ヘッド側の根元に巻き付けていた。

Basslog20240916-4 Basslog20240916-3 シリコングリッパーがあるとどちらも簡単に装着可能だ。

脱着も容易になる点も非常に便利だ。

このスイングヘッドにラバーを装着したものは、ただ単にボリュームを出したい時に使っている。

Basslog20240916-2効果はどちらも変わらないようにしか見えないラバー付きスイングヘッドだが、何故ラバーの装着位置に拘るかというと、フォール時の角度が変わるから。

通常のジグヘッドとスインギングヘッドにワームを装着した場合、リフト&フォールさせた場合のフォール角度が違う。

スインギングヘッドでリフト後にフリーフォールさせると、ワームの抵抗が掛からない状態からヘッドから落ちるので垂直近い状態で落ちる。

秋と冬はこの違いが大きな違いになることが多い。

ラバーが付いていると、通常のラバージグよりは垂直に近い状態でフォールするけど、ラバーをフック側に付けるだけでもっと垂直に近い状態でフォールする。

 

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2024年9月14日 (土)

シリコングリッパー

Basslog20240914-3 デコイのシリコングリッパーというものを入手した。

これは色々なものに使えるという便利な小物。

これを観た瞬間に溝のところにラバーを巻いてみたいと思った。

何かにラバーをプラスしたい時なんかには簡単に装着できる。

他には色々なフックに装着したワームのズレ防止とかにもなるようだ。

フリーリグやキャロライナリグのシンカーが結び目に当たるところのショックアブソーバーとしても使える。

自分はソフトビーズをアブソーバーとして使っているけど、フリーリグにはこっちの方が小さくてしっかりとショックを吸収してくれそうだ。

キャロの場合はある程度の大きさが絡み防止の役目も果たしてくれるのでソフトビーズの方がよさそうだ。

このシリコングリッパーはせっかく溝があるのでラバーを巻いて使ってみようと思う。

とりあえずメガトンロックに装着してみた。

Basslog20240914-2 Basslog20240914-1 メガトンロックはアイからクランクまでのシャンクスロートが長い仕様となっているので、これを装着してもまだ余裕がある。

これならワームを装着する余裕がある。

フロントシャンクスロートが長いオフセットフックはワームが切れやすいという欠点があるけど、これなら浅く挿せるのでワームの消耗も抑えられる。

フロントシャンクスロートが長い方がワームに入っている部分が長いのでワームは長持ちしそうな気がするというのは机上の考えで、逆にワームのヘッド部分が裂けやすく切れやすくなる。

それと、昨日よりオープンミシシッピリバー戦が始まっている。

Basslog20240914-4 初日はなんと江川悟史がミックスバッグでウエインし、初日のビッグフィッシュ賞となる1本を含め17lb.2oz.で10位といい位置に付けている。

江川君はもうすぐ帰国してしまうので最後に一花咲かせてほしいところだ。

その他は注目のEaston Fothergillを始めCody Meyer、Tucker SmithとEQ上位陣はいい位置に付けている。

ここのところFFSやNIに関するルール変更でゴタゴタしているB.A.S.S.。

FFSに関しては日本も含め全世界に影響を与えそうだ。

来年の試合はどのようなことになるのか…

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2024年9月10日 (火)

木製ビーズ

バズベイトのペラの後ろには通常アルミのリベットを入れる。

これを入れた後にリベットを加締めて、ペラとリベットの干渉によりスクイーズ音が鳴る。

以前にも触れたことがあるが、ここの部分で奏でるスクイーズよりも、自分はペラとアームの干渉で鳴るスクイーズ音が重要と思っている。

なので、後ろのリベットはリベットでなくてもよいのではないかと、ふと思った。

Basslog20240910a たまたまペラを交換している時にリベットが見当たらなかったので、間に合わせで木製のビーズを入れてみた。

スクイーズ音もしっかりと出ているので音の面では問題なし。

後は耐久性等が気になるところだが、今のところ削れてもいないので問題なさそうだ。

ペラ側の摩耗もないので、むしろこっちの方がいいかもしれない。

もう少し長い時間使ってみないと判らないけど、今のところ問題なし。

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2024年9月 2日 (月)

フックチューン

あまり使わないオフセットフック。

なんとなく思い付いたことがあって弄ってみた。

Basslog20240902a クランクしているところにKB-F UVシステムを1滴たらして固めた。

使おうとしている使い方だとここに結構な力が加わりそうなので、もしこれでは強度不足だと他の方法を考えなければいけない。

フックのシャンクみたいにツルツルしているところへ何かを固定するのは意外と大変だ。

だからといって溶接したりするとラインに傷が入ってしまったりするので使えない。

手間を掛ければよいのだが、面倒なのでUVシステムで足りることを願いたい。

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