以前にリペイントしたシャッティを今年少し使ってみた。
発売当初はベイトタックルでキャストしていたこともあり、あまり飛距離が出なかった。
でもこれがよく釣れたので、無理してキャストしていた。
シャッドラップよりは飛んだので、一時期はこちらの方が使用頻度は高かった時もあった。
このクランクベイトはフラットサイドクランクとは思っていなかったけど、今思えばサイドはフラットであり一般的なフラットサイドクランク以上に薄いボディをしている。
春先の富士五湖なんかでよく釣れたので、フラットサイドのような効果を発揮していたのかもしれない。
その当時はシャッドラップなんかと同じ括りのシャッドタイプとして捉えていた。
現在の判断だと、フラットサイドクランクになるかな…
クランクベイトといえば当時人気のあった元祖システムクランクのハスティよりもむしろこのシャッティの方が好きだった。
シャッドラップ同様にTVS-65ML/HGで使うと非常に飛距離も出せる。
この欠点でもあった飛距離に関しては、後発でウインディシャッティというちょっとボディの厚いタイプがリリースされた。
これもよかったのだが、今思えばノーマルのシャッティよりはあまり釣れなかった。
でもキャストしやすいことでウインディを使うことが多くなった。
よくよく考えるとこのウインディの登場でシャッティを使わなくなったような気がする。
その当時は2つの違いを投げやすい投げにくいぐらいの区別しかしていなかったけど、実は釣果には大きな差があったような気がする。
今年久し振りに使ってみて、シャッティの薄いボディは貴重だと思った。
これほどの薄いボディのクランクベイトって他にはないのでは?
この薄いボディで固定ウエイトという内部構造は唯一無二で非常によい。
昨日のラパラフローティング同様に、使いにくいけど動きに関しては非常に優秀なものになっている。
これに関してもTVS-65ML/HGで使うことで昔よりも使用範囲が広げられる。
シャッドラップと違って個体差もほぼないので、実はこのルアーって隠れた名品なのかもしれない。
このようなルアーって、欠点が解消された後発のものが色々と出てきて色々と使われてから、結局アレが良かったのではとなることがある。
既にかなり前には廃番となってしまったので、今更ながらシャッティって感じだが、これは素晴らしい発見のような気がする。
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