2025年6月 1日 (日)

ジョイントラパラ

Basslog20250601a 自分が初めて買ったプラグはラパラのジョイント。

これは小学生の時にそろばんの3級に合格した時、親に買ってもらった。

釣具屋ではなく大和市にあったダイクマというディスカウントストアで購入した。

当時はラパラが欲しかったのと、このジョイントボディは物凄く魅力的に観えた。

初めて泳がせた時は感動する程、衝撃的な動きに感じた。

普通にウォブリングするプラグでさえ見たこともなかったので、このジョイントの複雑な動きはただただ驚くほどのインパクトがあった。

何回泳がせてもその動きは不思議なもので、泳がせているだけでも至福の時間であった。

ただ、当時は近所にバスが釣れるフィールドがなかったのと、部活が忙しくなかなか釣りに行く機会がなかった。

結局釣りを始めてバスを初めて釣ったのは4年後だった。

その間に釣りに行った回数は年に1回くらいで、釣るということよりもルアーが好きで、ルアーを泳がせに行っていたようなものであった。

そして中学生の時に初めて津久井湖へ行き、初バスを釣ったのだが、その頃ジョイントラパラは使っていなかった。

というよりも、既にその時にはジョイントラパラの存在すら忘れていたような気がする。

最近になって気付いたのだが、ジョイントラパラって初めて買ったプラグであり、初めて泳がせたプラグということもあり非常に印象深いルアーである。

しかし、ジョイントラパラってほぼ使ったことがない。

そして釣ったこともない。

と、今更ながら気付いた。

オリジナルのフローティングなんかは未だにちょくちょく使っているのだが、ジョイントは持っていくこともない。

使い込んでもいないのに外している。

使ってみようかな…とも思うのだが、なぜか使うというよりは収集用のルアーのような気がしてしまい使う気になれない。

使ったことも釣ったこともないのに思い出深い不思議なジョイントラパラ。

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2025年4月28日 (月)

Eye make

DTのデーモンカラーのアイを立体アイに替えようと思った。

以前にシャッドカラーのアイを変えた時は結構いい感じにできた。

クローカラーのアイには入れたことなかったのでやってみた。

Basslog20250428-1 普通にゴールドアイにしてみたら、かなり違和感を感じた。

手抜きせずにアイの内側は軽く黒を吹き付けるべきであった。

仕方ないので一度外して内側を黒く塗ってからアイを入れるべきであった。

Basslog20250428-2 序にブラックのドームアイに替えることにした。

やはり黒が一番合う感じがする。

でもシャッド系のカラーよりは合ってないような…

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2025年4月21日 (月)

Classic Craw

ラパラのOGシリーズにはラインナップされているクラシッククローというカラーがある。

Basslog20250421-3 このカラーはDTシリーズにはなかったのだが新色として加わった。

ひっそりと地味に追加発売された感じだ。

このカラーのDTは欲しかったのでちょうどよかった。

赤系のカラーというのはあまりないのでこのカラーが出た当初からDTにあればいいなぁ…と思っていた。

特にDTの出番の多い春先は赤を必要とする場面が多いのでこれがあると重宝する。

既存のカラーで赤系とのカラーといえばアイクカスタムのデーモンがある。

Basslog20250421-1 デーモンは赤だけど、どちらかといえばフローセントレッドに近いちょっと目立ちやすい膨張色である。

これはこれで必要であるのだが、オーソドックスなレッドも欲しい場面がある。

デーモンは目立たせるアピール系の赤で、クラシッククローは馴染ませる地味系なカラーである。

それにこのクラシッククローは自分の好きなクローダッドとデーモンを足したようなカラーなので元々好きなカラーである。

そんなクラシッククローがDTに追加されたのは非常に嬉しい。

ただこのカラーは誰もが望んでいたようで、発売されてから即完売が続いていた超人気カラーとなった。

自分は最近になってようやく入手できた。

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2025年4月 6日 (日)

ウイグルワート系

ウイグルワート系のルアーが発売されるとその殆どを買っては試してきた。

Basslog20250406a その中にまだ使っていないものが1つだけあった。

それは端から相手にしていなかったというか、勝手に駄作と決め付けていたこともあって使いもしていなかった。

そんなウイグルワート系のルアーを先日初めてキャストしてみた。

最初はトゥルーチューンが必要な感じで右に逸れて泳いでいった。

やっぱりダメかと思いつつもトゥルーチューンして再度キャストすると目を疑うような動きをした。

えっ、何で???

といった感じであった。

ウイグルワートに極似しているボディ形状のそのルアー。

そんなルアーは今までたくさんあったが、その全てがただのクランクベイトといった感じであった。

そんなこともあってこれはないだろうと完全に思い込んでいた。

しかし、このルアーの不規則なイレギュラー感は正にアレに似ていた。

これは少し弄ればかなりいいものになりそうだと思った。

ルアー自体はちょっとスイムテストしていただけでボディに浸水してきてしまったくらいのチープ感漂うルアーだ。。。

そんなB級ルアーみたいなものだが、SA(スペシャルA)級ルアーに化けるかもしれない。

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2025年3月30日 (日)

オリジナルフローティング

桜が咲き始める頃を目安にミノーをサスペンドからフローティングに移行することが多い。

具体的にはパーフェクト10ログからARC1200へ移行するというパターンが多かった。

ただこれだとちょっと強い釣りとなるので逃しているバスも結構いる。

それは解っているけど、大型のバスを釣ることと、しっかりと釣った感のある釣りをしたいので、あえて釣ろうとは思わない魚も多い。

Basslog20250330a_20250330105201 桜が咲く寸前となった数日前にログではなく、少し弱くしてラパラのF-13を登場させてみた。

すると、非常に反応がよくいい感じで釣ることができた。

ラパラのオリジナルフローティングモデルは非常に飛距離を出しにくいというのが欠点であるが、最近のベイトリールならそんなに凄い距離を求めなければ十分な飛距離は出せる。

このルアーは浮力が強いゆえに、浅いレンジを狙いやすい。

これって意外とできるルアーが少ない。

軽くトゥイッチさせ続けて水面直下を泳がせたり、チョコンチョコンと軽くダイブさせるだけのトップウォーターのような使い方等が簡単にできる。

ジャークして止めて浮かせて水面で喰わせるといった一般的な使い方でもよいが、浮力を活かして色々な使い方ができる。

ABS製のルアーではここまで浮力が強いものはないので、バルサゆえの効果を発揮できる。

そんな水面付近で使う時はフローセントレッドバックのトラディショナルないわゆる赤金が視認性バッチリで使いやすい。

久し振りに赤金のフローティングを使ったけど、なんだか昔にタイムスリップしたみたいな気分になった。

ダイブさせて止めてオレンジの背中が水面にピョコンと出てくるあの感じは凄く懐かしく感じた。

ラパラのフローティングって我々世代にとってはルアーの原点みたいなものだ。

今年はオリジナルフローティングの使用頻度が多くなりそうな気がした。

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2025年3月 7日 (金)

ロングA

ボーマーのロングA。

このルアーはログと並んでジャークベイトの代名詞的存在。

ロングAの反射板の入ったクリアカラーは今も昔も味があって好きだ。

でも最近はロングA自体ほぼ使っていなかった。

ログへの信頼度が高いのでログの使用頻度が高くなりロングAを使わなくなってしまった。

昔はミノーといえばラパラのF11とロングAのどちらかだった。

そんなロングAを久し振りに使おうと思い、昔のロングAを引っ張り出してきた。

Basslog20250307a でも塗装が痛んでいたので剥がした。

再塗装しようと思っているのだが、どんなカラーが良いのか悩んでいる。

ロングAはテール部のフックハンガーがエイト管のものとヒートンのものがある。

ヒートン仕様は昔のもので、どちらかというとヒートンモデルが人気がある。

でも動きはエイト管仕様の方が良いような気がする。

あまりダートもしないログが釣れるように、これも動かない方が良いのかもしれない。

最近のジャークベイトを使ってからこれを使ったら拍子抜けしてしまうだろう。

でも、ログ同様に集魚力は強いルアーだ。

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2025年2月28日 (金)

Yopparai

Basslog20250228b ウイグルワートのカラーで通称‘酔っ払いカラー’というものがある。

これはチャートリュースベースにアイの周りがオレンジになっているというカラーだ。

このカラーもウイグルワートでは代表的で有名なカラーである。

最近は先日話題に出したクロー系カラーが人気だが、このような単調なカラーが好きな人も多い。

こんなカラーがルアーらしいし、ウイグルワートのボディ形状には似合っている。

ウイグルワートのリスペクトモデルといえばメガバスからもスプリガンというクランクベイトが発売されている。

自分も以前に使ってはみたけど、投げやすさ以外はそんなにピンと来るものはなかったような気がする…

といった感じでスプリガンがどんな感じだったのかよく覚えていない。

おそらく旧ワートには及ばずお蔵入りとなったような気がする。

このルアーも既に廃番のようなので、廃番という結果からも旧ワートの代用にはならなかったということだろう。

でもスプリガンも普通のクランクベイトとしては十分良いルアーであったと思う。

この頃メガバスだとラッキークラフトのCB200を進化させたようなDDグリフォン6ccというクランクベイトを気に入って使っていた。

元々のコンセプトは違うのだろうけど、自分の使い方にはこっちの方が合っていた。

メガバスのルアーというのは使い方と出し処がビシッと合うと、物凄い威力を発揮する。

ただ、それ故に万人向けな万能ルアーというものは少ない。

フック交換しただけでバランスが悪くなったりしてしまうものも多く、ある意味物凄い繊細でよくできている。

今年はBPモデルが発売されるようなので期待している。

Basslog20250228a スプリガンのカラーはプリラパラを意識したカラーが多い。

酔っ払いカラーもラインナップされている。

どんな動きだったのかよく覚えていないので久し振りに使ってみようと思う。

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2025年2月26日 (水)

Phantom Craw

ウイグルワートの人気色といえばクロー系のカラーだろう。

自分もファントムブラウンクローやファントムグリーンクロー、ナチュラルブラウンクレイフィッシュ、ナチュラルグリーンクレイフィッシュといったところは好きでよく使っている。

現行でもこのファントムクローやナチュラルクレイフィッシュカラーは存在する。

Basslog20250226a でもオールドスクールのものの方が味があっていい。

昔のものは同じカラーでも色の濃淡がかなり違ったりして斑はあるけど、それはそれで個々の個性みたいになっていた。

その中から自分好みのものがあったりしても、それと同じようなものを見付けるのは大変だったりした。

現行のクロー系カラーとの違いは何だろう?

現行品は奇麗に全部ほぼ同じにカラーリングされている。

でもクローパターンが機械的な感じなので味が出ていないのか…

それと昔は背中と腹にもしっかりとクローパターンのプリントが入っていた。

最近のナチュラルクレイフィッシュなんかはだいぶ昔のカラーに近づいた感じはするけど、やっぱり昔のものの方がいい味出している。

大まかには今も昔もほぼ同じカラーなので釣果にはそんなに影響はないだろうけど、オールドスクール方がなんかいい。

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2025年2月 5日 (水)

旧ウィグルワート・2

旧型のウィグルワートのマテリアルはどちらが良いか?

これに関してはよく話題に上がる部分である。

自分は何度か言っているけど、どちらもよいものがあると思うので、それよりも個々の動きの方が重要と思っている。

Basslog20250205-2 自分が使っている旧ワートで一番気に入っているものはクリア素材のもの。

これをクリアレッドベースで再塗装したものが最も気に入っている。

クリアとボーンを比較すると、他のルアー同様にボーンの方が動きのピッチは速い。

動きのピッチが速いから釣れるというものでもないので、ボーンがよいと言っている人はピッチを重視しているということではないだろうか?

バドやザラといったトップウォーターの場合、素材の違いで釣果に大きな差が生じるのは確かだ。

でもウィグルワートでは素材での違いはそんなに出ないと思う。

素材によって浮力は違う。

これもマテリアルの比重からすれば普通の事である。

自分の使い方はボトムに当てながらゆっくりと引くことが多いので、少し重いクリアの比重がゆっくり引きやすくて好きだ。

ボーンは若干比重は軽いので動きのピッチはクリアよりも速い。

ウィグルワートはDD22同様にロールがほぼ入っていないのでボトムに当てて引き続けても、激しいウォブリングを続けてボトムでもハンティングアクションを出せる。

人それぞれ使い方には癖があったり、よく行くフィールド、使うシチュエーション等で好みが分かれるのは必然だろう。

あと自分が旧ワートが良いと思っている部分の1つにラトル音がある。

Basslog20250205-1 オールドスクールは鉛がウエイトに使われている。

これのラトル音がちょっと鈍い感じでよい。

自分がよく使うジャイアントドッグXなんかも、タングステンの現行品ではなく発売当初の鉛のウエイトのものが気に入っている。

音自体は現行品の方が鳴るのだが、鉛の音の方が反応が明らかに良い。

ウイグルワートも鉛のウエイトの音の方が反応が良い。

ボディはクリアの方が良いようで、ボーンだとちょっと高い音がしてしまうからかあまりよくない。

通常、素材の硬さはボーンの方が硬くて甲高い音がして、ラトル重視のルアーだとボーンが良いとされている。

確かにこれに関しても出数で明らかになるトップのスーパースプークなんかで判断するなら、明らかにボーンが良い。

旧ワートだと鉛が酸化してしまい音が出なくなってしまうものがあったりする。

これはノンラトルでこれがまたいい感じで釣れたりするので、何が良いのか断定するのは無理。

素材や音に関するウンチクは肯定も否定もできるので、使い手の勝手な後付けにすぎないということ。

ウィグルワートの引き方は以前にも挙げたアーロンの引き方を参考にするとよいと思う。

この動画を挙げたのがちょうど10年前になる。

2015年といえば2014年で長年契約していたメガバスと契約が切れたアーロンであったが、エリート戦で2勝し、更にAOYを獲った年でもあった。

あの時の2勝は両方とも非常に印象深い試合展開であった。

ブラックバードのネストを狙っているバスを狙ったハバス戦、デッキから響く音を排除するために靴を脱いで釣っていたケサピーク戦

もう10年も経つんだね。

今もアーロンがいたらどのような試合展開をしていたのだろう…

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2025年2月 4日 (火)

旧ウィグルワート・1

先日も記したが、新旧ウイグルワートの見分け方に関する質問がこの時期になるとよく来る。

いつものようにその類の質問はスルーするかメーカーへの問い合わせを促している。

でも身近な人に聞かれたらそんなの自分で調べてとかメーカーに聞いてなんて言えない(笑)

何度かここでも記していると思うけど、新旧ウイグルワートに関して大雑把には一度記しておこうと思った。

まずよく言われている旧型のウィグルワートというのは、ストーム社がラパラの配下となる前に作られていたものを指す。

旧ワートとかオールドスクール、プリラパラといわれているものがそれに当たる。

因みにウィグルワートは1975年に発売開始されたものなので、今年で50年となる超ロングセラーなルアーである。

ウイグルワートの新旧の見分け方はリップ裏の印字。

Basslog20250204b WIGGLE WARTと印字されているものが古いオールドスクールである。

これも印字されている向きによっても年代が違ってくる。

リップ側から印字されているものが古く、ボディ側から印字されているものはちょっと新しい。

古いもの程ウイグルワートらしい強烈なイレギュラーな動きを起こすものがあると思うが、古ければ古いほどそれに比例してハズレが多いのも事実だ。

オールドのハズレを使うくらいなら現行のものの方がよっぽどよいと思う。

ウィグルワートには大きく分けて2種類のマテリアルのものがある。

他のルアーでもよくあるクリアとボーンの2つである。

細かいことを言うと硬さがちょっと違うものがあったりもするけど、その辺まで行くとマニアック過ぎる領域に入ってしまうので、それはまたいつか…

現行のものも同様に2種類のマテリアルが採用されているので、今も昔も同じである。

内蔵されているウエイトは昔は鉛だったのが現在はステンレスかスチール製に替わっている。

細かいことを話すと印字の文字もちょっと仕様変更があったり、リップのアイの部分がくぼんでいるものがあったりとか、幾つかまだ違いがあったりする。

とりあえずリップ裏の印字を確認すれば新旧はすぐに判る。

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