2024年11月27日 (水)

形状記憶合金

水温が10℃を下回るフィールドも出てきた。

水温が12℃を下回ると形状記憶ワイヤを使用したスピナーベイトが使えなくなる。

12℃を下回ると形状記憶しなくなってしまうので、使い物にならなくなってしまう。

ちょっとここのところ急ピッチで水温が下がっているので小型のスピナーベイトを多用していた。

Basslog20241127-1 その1つが自分で作っているフィーンディッシュスピン

スピナーベイトを作り始めたのが高校生の時なので、かれこれ35年になる。

徐々にクオリティも上がっていたけど、最近は全然作っていないので停滞中。

写真はもう15年ぐらい前に作ったもの。

ウエイトも後方にもバランスよく分散させてある。

これは壊れたラビッシュから形状記憶ワイヤを取って作ったもの。

ヘッドにはフォイルも貼ってコーティングも何度も繰り返して時間を掛けて作ったものだ。

スカートに隠れた部分にもフォイルを貼ってあり、スカートレスでも違和感なく使える。

ヘッドは3/8oz.なので、結構小さいヘッドだが、細かく塗装してある。

ただ、今の視力ではここまで細かい塗装はちょっと厳しい。

このヘッドを塗るだけで7色使用している。

かなり凝って自分で塗装している人でないと、どこに7色使っているかは解らないと思う。

例えば分かりにくいところの1つにアイの下地に少しブラックを入れてアイを引き立たせている。

Basslog20241127-2 アイを入れる前に軽く黒を吹き付ける。

老眼が入ってからこれをやったら、塗装している時は同じようにやってうまく塗れたつもりが、後々よく観たら黒を吹き付けてあるのではなく黒のドットの集合体になっていた。。。

そんんこともあって最近は細かい塗装はやっていない。

このスピナーベイトは形状記憶ワイヤとブレードもラビッシュのものを移殖してある。

暖かい時期に使うと30㎝ぐらいまでの0~1歳児バスもかなり釣れるので、暖かい時期は封印している。

なので使用できる時期というのは非常に限られた期間となっている。

最近はラビッシュも同様に春と秋の一時ぐらいしか使っていないのであまり使っていない。

自分は小型のスピナーベイトを必要とする場面って少ないけど、霞水系などではなくては困る場面もある。

既製品でこのフィーンディッシュやラビッシュを上回ると思える小型スピナーベイトはない。

やはりこれらは形状記憶合金のメリットがしっかりと活かされているからだろう。

形状記憶ワイヤを使ったスピナーベイトは今まで幾つかあったけど、どれも駄作ばかりであった。

そんなこともあって形状記憶ワイヤ自体が敬遠されるようになり、今では形状記憶合金を使用したスピナーベイト自体なくなってしまった。

エラストマ―と同じで既存のものと全く同じものでなく、ちゃんとそれに合った製品を作らないとよいものはできない。

うまく使えば形状記憶の弾性は素晴らしい効果を発揮するんだけどね。。。

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2024年8月 7日 (水)

スピナーベイトフック

マスタッドのスピナーベイト用のフックを幾つかオーダーした。

Basslog20240807-1 今回はレッド、ブラックニッケル、シルバーと3色頼んでおいた。

ブラックニッケルを観ていて思ったのだが、これって普通にストレートフックとして使用できるということ。

軸もしっかりとしているので全く伸びることもない。

今は殆どがまかつの310ばかり使っているけど、310は不人気ということもあって入手困難でさらに最近は1本当たりの単価も高い。

それに対しマスタッドは10本$2程の価格なので安い。

Basslog20240807-2 そして今回オーダーする時に気付いたのが、フックサイズに#6/0があるということ。

6/0は今までに入手したことはなかった。

スピナーベイトやチャター等のフックはデカいものが好みなので、この6/0はいい感じだ。

 

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2024年7月27日 (土)

ジグスピナー

ジグスピナーを最近使うことってめっきり減った。

時代と共に使わなくなってしまうものというのはある。

それは仕方のないことだけど、ジグスピナーはなぜ使わなくなったのか…

シングルのスピナーベイトも使う頻度は非常に多くなったけど、これに近いものがあるような気がする。

シングルのスピナーベイトやジグスピナーというのは自在に操れるスピナーベイトといった感じで使い勝手はよい。

シングルのスピナーベイトを使わなくなった大きな原因の1つに挙げられるのが、フォーリングでのバイト率が低くなったこと。

でも思い起こすと非常に役立ったことが多々ある。

ディープウォーターでは抜群に使いやすいし、スローでもファーストでもどちらも活躍してくれる。

そんなジグスピナーを最近使うきっかけになったのが小さなジャバロン。

サイズは幾つだったかよく解らないけど、合うフックがないので使わないままになっていた。

そして先日出てきたジャバロンを観て、使えそうなフックを探した。

やはり合うフックが見付からず、ジグヘッドはどうだろうかと合わせてみたところちょうどいい感じに収まった。

Basslog20240727a ジグヘッド単体で使おうかと思ったけど、そこにまたちょうどカハラのジグスピナーが出てきた。

これを合わせたところベストマッチで、実際の使い勝手もいい感じであった。

ちょっとまたジグスピナーの使用頻度が上がりそうだ。

それと昨日の3inザコはこれ同様にジグスピナーに合わせたら良さそうだ。

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2024年7月22日 (月)

TITAN DIVER

Basslog20240722-1 昨日のリトルディッパーに合わせて使っているBKKのチタンダイバーというフックがある。

このフックはなかなかいい感じだ。

最近小型のスピナーベイト代わりによく用いている。

比較的クリアな水系だとリトルディッパーを用いて、マッディ寄りな水系ではスイングインパクトファットを用いている。

このフックはベリーにウエイトがあり、そこに小型のブレードが付いている。

このブレードを装着するのに細いワイヤーが少し挟んであるのだが、このワイヤーはトラブルの原因にもなるので最初は要らないと思った。

スキッピングさせるとフックに絡まったりしてしまう。

Basslog20240722-2 でもリトルディッパーを使う場合、このワイヤーがあるとディッパーらしくヨタヨタした感じの動きを保ちながらもブレードがしっかりと止まることなく回転してくれる。

フック形状が独特な感じで、ボディに対して垂直に刺すというシンプルなセットスタイルも使いやすくていい感じだ。

ボディ部分には垂直に刺さっていて、フック形状もその部分は真っすぐだが、ズレを防止するためにシリコンストッパーが付いている。

このシリコンストッパーの具合もいい感じで、ズレ難さとフッキングのしやすさのバランスが絶妙なところで取れている。

ズレてもギュッと押し上げるだけで元に戻せるのも手返しにロスが出なくてよい。

小さめのスイングインパクトファットと合わせるとスモールマウスには非常によく効く。

桧原湖や野尻湖のようなハイランドレイクでロングキャストして広範囲を探るのであれば、もはや小型スピナーベイトよりもこっちの方がいい。

特にピンクマジックはスモールマウスに効く。

それとこれもスナップを使うことで動きが更によくなるのでスナップを使っている。

シャローを撃つ時は直結の方がよいが、長い距離引くにはスナップを介した方がよい。

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2024年5月31日 (金)

スピナーベイト弱

軽いスピナーベイトが必要な場面というのはたまにある。

軽いスピナーベイトは小型のコンパクトなものが殆どである。

軽量にしたいけどシルエットは逆に大きくしたい時というのがある。

タックルボックスの中を観ると、フラッシースイマーにスイングインパクトが装着されているものがあった。

これだとちょっと強いので、ワームを少し弱いものにしようと考えた。

そして横にあったジャックハンマーに装着されたヤマモトのザコに目が行った。

Basslog20240531aJHから外したザコにフラッシースイマーを付けてみた。

ザコは単体で使うとテール側はほぼ動かないので、この組み合わせだとI字のように真っすぐ泳いでくる。

フラッシースイマーに装着したらやはりボディは真っすぐとブレずに泳いできた。

そしてフラッシースイマーの小さなブレードがベリー側でチラチラと回転する。

着水音もソフトにできるし、1m切るような浅いレンジを引きやすくいい感じであった。

以前はスピナーベイトを使っていてルアーのシルエットを大きくしたい時はトレーラーを装着することが多かった。

でも最近はスイングインパクトとフラッシースイマーをスピナーベイト代わりに用いることも多い。

これと同様なもので軽量のもので少しアピール力を落としたい時はこれがいいかもしれない。

今の時期は軽量でコンパクトなスピナーベイトをスローに引く釣りが効果的である。

ちょっとシルエットを大きくさせたい時はこの組み合わせがよさそうだ。

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2024年4月27日 (土)

フック折れ

Basslog20240427a_20240426061401 先日釣りをしていたらラビッシュのフックが折れた。

ラビッシュのフックはよく折れるのだが、今回折れたラビッシュは長年使っていたものだった。

フックの軸が細いのと平打ちしていないフックなので、掛かりはよいけど、その反面フックは折れやすい。

これまでにかなり折ってしまったものがある。

でも今回折れたラビッシュは長年折れずに使っていたもの。

ヘッドも1度塗りなおしたりしていたものなので、ちょっと愛着がわいていたもの。

何本も釣っていると、どうしても金属疲労が起こってしまうので仕方ない。

ラビッシュの場合ワイヤーは形状記憶合金なので、こっちが折れることはない。

以前はこのワイヤーだけ取っておいて、このワイヤーを使ってスピナーベイトを作っていた。

時間がある時にまた再生しようと思う。

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2024年2月23日 (金)

赤ブレード

Basslog20240223a 春なので、赤ブレードのスピナーベイトも用意した。

用意というか、毎年使っている溺愛のブリングなのだが、どうしても今まで使っていたものが見付からず新しいものを出した。

ワイヤが0.9mmと細いので、なんだかんだ消耗は激しいのでストックもそこそこは持っている。

フロントの蛍光赤ブレードの効果はここ数年感じているので、既に低水温期に使うスピナーベイトは赤ブレードでないと集中力が続かない。

ブリング探していたらこんなのも出てきた。

これこそが最強スピナーベイト。

昨年の春の低水温期が終わった頃に何気なく作ったので、ちょっと忘れ掛けていた。

今年の春のスピナーベイトは面白くなりそうだ。

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2023年12月29日 (金)

Bling

2023 L.O.Y.【Spinnerbaits】

Basslog20231229a_20231227081201 今年もスピナーベイトはブリング。

スピナーベイトもブリングを知ってからはこればかりとなっている。

ただ今年はドビンズのDブレードの使用頻度も高かった。

関東の湖や河川ではコンパクトサイズのスピナーベイトが活躍することも多いので、Dブレードの出番も多かった。

Dブレード等の小型スピナーベイトもここ最近はちょっと使うこともあるが、やはり全体的にはブリングをチョイスすることが多い。

圧倒的な立ち上がりの早さ、スピードレンジの広さは圧倒的でここら辺はこのスピナーベイトのストロングポイント。

ワイヤの太さがちょっと細いので、折れることが度々あるところはちょっとこのスピナーベイトのウイークポイント。

まだまだ良いものができるとは思うけど、ここ数年リリースされているスピナーベイトでこれを超えるものは日米共にない。

スピナーベイトって逆に退化しているのでは?と思ってしまう程だ。

発売当初のバイブラシャフト、デルタフォース、ラビッシュ、クレイジーコロラドといったものが他のスピナーベイトとしては気に入っているが、これら全て発売時期はかなり前のもの。

バイブラシャフトは発売から30年以上経っているし、デルタフォースも30年ぐらい経つ。

バイブラシャフトは現在も販売されている現行品だが、発売当初のものとは違っていて昔のモノの方がよかったように、なんだかスピナーベイトって退化しているような気がしてしまう。

ディープクランクなんかは明らかに時代と共に進化して良いものになり、過去によいとされていたものが使われなくなってきている。

それに比べるとスピナーベイトは…

そろそろ良いものが出てきても良さそうな気がするので、来年はブリングが外れるかな?

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2023年10月 6日 (金)

Jungle Walker

Basslog20231006a エバーグリーンの新しいスピナーベイト‘ジャングルウォーカー’。

最近発売されたようで、ちょっと気になったので買ってみた。

エバーグリーンと言えばデルタフォース、SRミニの2つはかなり溺愛していてよく使った。

そんなこともあってエバーグリーンのスピナーベイトということで気になった。

3/4oz.ということでウエイトも非常に気になるサイズであった。

スピナーベイトって1/2oz.を超えるものになるとよいものはあまりないというのが現状だ。

最近使っている重めのスピナーベイトはアクセントのジェイコブカスタムとグリーンフィッシュのバリスティックHD。

どちらもちょっと物足りなさは感じる部分がある。

その辺をこのジャングルウォーカーは補ってくれると嬉しい。

ディテールを読んでみたら、ブレードは拘って作ったオリジナルのようなので、ここはかなり期待している。

スカートの本数もしっかりと拘っている感じなので、結構細部まで拘って作り上げている感じだ。

ワイヤーは1mmというのはちょっと細い気もするけど、最近のスピナーベイトとしては太目になるのかな?

フックはパッと見た時、買うのを止めようかと思ったけどどうなのだろうか?

今年の秋はこれをシャローからディープまで色々と試してみたい。

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2023年9月12日 (火)

HydroSpin

カンバーランド社と言えばヘアジグのプレイヤージグが有名だ。

Basslog20230912a そのカンバーランドのスピナーベイト‘ハイドラスピンスピナーベイト’を入手した。

とりあえず気になったので入手してみたのだが、結構しっかりとした作りでありながらオーソドックスで使いやすそうなスピナーベイトであった。

ワイヤは最近よく使われている0.9mmを採用している。

アメリカ製のスピナーベイトにはよく採用されている赤ビーズも入っている。

ヘッドはフィッシュライクでありながらオーソドックスなデザインとなっている。

フックは信頼できる‘がまかつ’フックを採用している。

特に際立っているものと言いうのはないけど、非常に使い勝手の良さそうなスピナーベイトであった。

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