2024年9月17日 (火)

濱蝉

Basslog20240917a THタックルの新作‘濱蝉’。

特徴的なのは羽の部分で、羽の部分が今までにない柔らかい素材で作られているので、金属やプラスチックとは違った波動が出せる。

これは今年のお盆の釣行時に濱田さんから頂いた。

その時に使用してみたのだが、その日はシャローにバスはあまりいない感じで、この日は出ないだろうと判断してしまいほとんど使わなかった。

しかし、その時に同行していた山根氏が濱蝉で50アップをキャッチしたとのことであった。

全体的に納得のいかない感じだったこともあって数日後にリベンジしに行ってみた。

その日は更にシャローは厳しい感じで、しばらくトップウォーター等で浅いレンジを探ったが、バスが追ってくることもなかった。

朝からこれでは今日はシャローはないかな…と思った。

朝の湖面が静かなうちに、濱蝉の動きを確かめるために水面で微波動が出るようにシェイクしていた。

すると、いきなり出た。

出るのならと、しばらくキャストを続けてみた。

20~30分に1本ぐらいの出数であったが、出れば確実に40以上のバスであった。

この日出たバスは全て、浮きが消し込むように、濱蝉が一気に水中に引き込まれた。

バシャッと音がすることもなく、シュポッと吸い込まれた。

そしてバラすこともなかったので、完全に本気喰いといった感じであった。

濱蝉のソフトな羽が効いているのかを確認するために、他の虫や金属製の羽モノ等もキャストしてみたが、完全に無反応。

ちょっと今までの羽モノとは違ったことをしたのだが、今までの虫パターンと思っていた釣りを覆すような展開であった。

虫って軽視していた部分があったのかも…

虫の恒量を考えた場合、虫というのはバスが成長するのに非常に優れた食べ物だと思った。

この日は色々と得るものが多くて、リベンジに行って良かった。

そしてもうちょっと虫を意識してみようと思った。

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2024年9月13日 (金)

Panorama Shad

6thセンスの新作‘パノラマシャッド’。

Basslog20240913-2 このワームは非常にリアルにできており、サイズのラインナップが2inから9inまで6種類と豊富だ。

そしてこのワームは既存のものと大きく違っているのが、ボディの厚み。

物凄く薄く成型されており、最初はどうやって使えばいいのか戸惑う程だ。

よくよく考えてみると、色々な使い方が出来そうだ。

これを考案したジョッシュジョーンズは最大の9inサイズをテキサスリグでスプーンのように使っているそうだ。

そんな使い方もおもしろそうだ。

小さいものはジグヘッドやDSで用いてFFSでの釣りに合っていそうだ。

Basslog20240913-1 この小さい2inサイズのものは最初観た時にスクガラスかと思った。

小さいサイズも非常に薄いボディなので、リグる時はかなり慎重にやらないと、泳ぎが変になってしまうだろう。

縦向きにフックセットしたくなるけど、縦向きにセットするのは結構大変そうだ。

ブルフラットのように横向きで使用するのがベストな気がする。

ボディの厚みはブルフラットの1/3ぐらいを想像するとよいと思う。

そのくらい薄い。

薄いのでヘッド部の強度はかなり弱そうな気もする。

ただのリアルなお魚型ワームと思っていたけど、実物を手にしてみたら、意外にもありそうでなかったワームだ。

この薄さが新たな可能性を感じる。

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2024年9月 6日 (金)

4in Fat SENKO

Basslog20240906a ヤマモトの新製品ファットセンコーの4inを入手した。

昨年リリースされた5inファットセンコーと比較すると、それほど一気に売れている感じもなくひっそりと追加された感じだ。

日本では最近になって5inファットセンコーが日本の代理店ゲーリーインターナショナルでも販売を始めた。

日本では5インチセンコーは不人気ということもあって、今回のアメリカでの4inのように5inファットセンコーはひっそりとリリースされた感じだ。

自分は4inセンコーはあまり使わないので、とりあえずファットは1パックだけしか買わなかった。

4inファットセンコーは自重が10gあるので、5inセンコーと同じ。

重さが同じで同じマテリアルということは、体積はイコールということになる。

そう考えると、色々な用途が頭を過った。

ヤマモトのトラディショナルなマテリアルを用いられている製品をノーシンカーで使う場合、自重は10~12gくらいがベストのような気がする。

この範囲よりも軽くても重くても、ゲーリーマテリアルが活きてこない。

他のリグでの使用にはよいけど、ノーシンカーとなるとこの範囲がベストだと思う。

4inファットセンコーはこの範囲に入っているので期待している。

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2024年9月 4日 (水)

Rumblade Jig

Basslog20240905a ケイテックからランブレードジグというチャターベイトが登場した。

ちょっと変わった形状のチャターベイトだ。

ブレードがアイに装着されているのではなくアームを介して装着されている。

既存品だとクリックベイトブレーデッドジグに似た形状である。

クリックベイトブレーデッドジグはフォーリングでも使用できるところが他のチャターとは違った利点を持っている。

ランブレードジグも形状からしてフォールでの使用も可能だろう。

それとこのワイヤーにブレードを通しているタイプはスナッグレス性能が通常のチャターよりも長けている。

それとチャターでかなり重要な部分となる立ち上がりの良さも、このタイプは非常に良い。

欠点としてはブレードの動きが制御されるので、ジャックハンマーなんかと比較するとバイブレーションは穏やかである。

ランブレードはどのくらいのバイブレーションなのだろうか?

クリックベイトがスクラウンジャーとチャターのハイブリッドと言っているように、その辺はスクラウンジャー寄りの性質が出ている感じなので、これも同じような気がする。

スナッグレス性能はチャター自体高いのだが、チャターって弱点となるカバーもあるけど、このタイプはブレードが大きく傾くことがないので問題なく通せる。

ランブレードはトレーラーキーパーがヘッドと一体成型されたカラータイプとなっている。

スキッピングさせることが多いチャターなので、ここはちょっとどうなのかなぁ…

特にスイングインパクトファットなんかを装着したらすぐにズレてしまいそうな気がする。

トレーラーキーパーはどれがベストなのか…

今のところEVOのキーパーが自分の中では一番良いと思っている。

まだ使っていないので実際のところどうなのか早く検証してみたい。

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2024年8月26日 (月)

Hover Minnow

Basslog20240826-2_20240826123501 グレートレイクフィネスの新作‘ホバーミノー’を入手した。

このホバーミノーはベリー部が非常に特徴的な形状をしている。

カンケーブベリーと呼ばれるベリー部は、直訳すると凹んだ腹となるが、確かに凹んだお腹と言えば凹んだお腹となっている。

ちょうど魚を捌いて内臓を取り除いて腹を広げたような状態の形状だ。

このベリー部に水圧を受けて水平方向に姿勢を保ちやすいというものだ。

水平方向というのは非常に効く場面があるので、最近ではそれに特化したホバストも非常に使われている。

ここ2年ぐらいの間にホバスト専用のジグヘッドやワームも多々発売された。

Basslog20240826-1_20240826123501 このホバーミノーは通常のジグヘッドでも水平姿勢を保ちやすくしている。

3インチ以下のワームと言えば日本製のものによいものが多かったが、これは逆に日本でもよさそうだ。

スモールマウスに特化しているワームということで、サイズ感も日本のフィールドに合っている。

成型も細かいところまで非常にきれいにできている。

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2024年8月23日 (金)

Perfect 10 Rogue FX series

Basslog20240823a パーフェクト10ログにニューカラーFXシリーズが加わった。

全てクリアボディにパールが吹き付けられたカラーラインナップとなっている。

クリアボディらしい膨張色を活かしつつ、表面にパールを多めに吹き付けて艶めかしさを醸し出しているというものだ。

ジャークベイトを使っているともっと大きいものが欲しくなる。

でも大きくなると動きが悪くなってしまいがちなのと、操作性は大きくなればなるほど落ちてしまう。

このパーフェクト10ログはちょうどよいサイズなのかもしれない。

もっと大きく見せたいというときにはこのようなカラーは良さそうだ。

ジャークベイトはテンログを使う率がかなり高いので、カラーが増えるとローテーションさせるのに重宝する。

パールやラメの入ったカラーは微妙に動かした時にもキラッと輝くので、低水温期はこれの有無は気にしている。

このFXシリーズのアイはトラディショナルなログのアイとは違ってただのペイントアイという点はちょっと残念。。。

あのアイこそがログらしさでもあるので、ちょっとこのアイの部分は変更してもらいたい。

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2024年8月22日 (木)

サカマタシャッド2.5in

Basslog20240822a_20240822060101 デプスのサカマタシャッドに2.5inが加わった。

ただでさえよく釣れるサカマタシャッドにこんな小型版が出た。

2inは自分にはちょっと小さすぎてほぼ使っていなかったけど、このサイズならクリアレイクでのディープや対スモールに良さそうだ。

FFSの普及で喰わせに特化させるためにどんどんワームサイズが小型化している。

でもサカマタシャッドは6inが最も釣れる気がする。

特徴でもあるフィンが小さいサイズのものだとあまり効果を発揮していないような気がする。

ジグヘッドのウエイトがあっていないだけかもしれないけど…

自分はよくノーシンカーで使用するけど、やはり6inが一番使いやすくてよく釣れる。

7inや8inも、一見デカいと思うけど、意外や意外小さいバスから大きいバスまで喰ってくる。

今回の2.5inは軽めのジグヘッドでの使用に合っていそうだ。

1g程度の軽量ジグヘッドでの使用が合っているだろう。

今年はサカマタシャッド1番の特徴でもあるフィンが付いたワームが他社から多々発売された。

ワームってマテリアルと形状が合致してこそ釣れるものなので、オリジナルを超えることは難しいだろう。

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2024年8月21日 (水)

小モコリー

Basslog20240821-3 ヤマモトの新製品‘カバートクロー’を入手できた。

モコリークローと全く同じとの噂もあったが、サイズは2.5inという表示通り一回り小さかった。

形状は細かいところまでモコリークローと全く同じ。

Basslog20240821-1 間違えなくサイズを変えただけのコピーだろう。

全く同じなので既に愛称は‘コモコ’と名付けた。

お盆中に使ってみたけど、モコリー同様に良く釣れる。

モコリークローはライトテキサスがよく合っている。

このコモコはライトテキサスよりもフリーリグが合っている感じだ。

テキサスもよいけど、実際に使ったところフリーリグがよく釣れた。

シンカーは1/8~1/4oz.ぐらいの軽めのものが合っている。

モコリー同様に一点シェイクして使うのが合っているようで、シェイクすると特徴でもある太い腕がいい感じで動く。

コモコのマテリアルはメガフローターフォーミュラを採用しているので、ワームは千切れにくい。

ただ、比重のあるモコリーの方が腕の動きはよい。

Basslog20240821-2 フックはスーペリオのCOフック#3か#2ぐらいがちょうど合っている。

まだネッドリグでは使用していないけど、しっかりと腕を上げてくれればネッドリグにも良さそうだ。

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2024年8月20日 (火)

Nuki Bug

Basslog20240820a ヤマモトの新製品ヌキバグ。

これはボディがファットイカぐらいの太さがある。

ボディにはフックスロットが設けられている。

フックスロットはフッキング率を上げるために設けられている場合が殆どだが、これを観て感じたのはフックセットがしやすそう。

ファットイカはパーティングラインに沿ってフックを刺すけど、最近パーティングラインが見えなくて刺しにくい。

このフックスロットがあれば刺しやすそうだ。

アームは一見ダブルテールチックな形状ではあるが、先端部に抵抗が掛かるようになったバタ足タイプ。

ヤマクローやレイジクローのようなキッキングアクションをするだろう。

そして肝心のマテリアルはヤマモト伝統のぎっしりソルトのトラディショナルなマテリアルが採用されている。

軽いリグでは高比重のボディが自発的にコロンコロンと動いてくれそうだ。

重いリグではシンカーのウエイトにこのボディウエイトが加わって、しっかりとカバーへ入りそうだ。

逆付けノーシンカーなどにも良さそうなので、色々なリグに合いそうだ。

 

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2024年8月 8日 (木)

GRAVEL DAWG

Basslog20240808a ストライキングの新作クランクベイト‘グラベルドッグ’を入手した。

ウイグルワート系のクランクベイトということでとりあえず入手してみた。

KVDが関わっているということで期待できそうだ。

ネーミングからしてグラベルやテトラといった硬いカバーをゴリゴリと巻いてみたい。

ワイドウォブリングアクションということでウイグルワートっぽい動きをすると思う。

ストライキング社のワイドウォブリングクランクベイトと言えばシリーズ4を思い出す。

これは非常に好きなクランクベイトで、これのブリブリ感は他にはない唯一無二のクランクベイトだ。

そんなストライキング社がリリースしたクランクベイトなので期待している。

ハンティングアクションは伴うようなので、これはシリーズ4にはないところなのでいいね。

ディテール読んでいると根掛かりの回避能力に長けているところを多々強調している気がする。

ウイグルワートって何度か言っているけど、ボディに対して大き目のリップで非常に回避能力に長けているように見えるけど、根掛かりしやすい部類に入ると思う。

その辺を克服できていたら、ウイグルワートを超えてると思う。

ただ、この手のクランクベイトは今までにも多々あったけど、能書きは素晴らしいこと書いてあっても…という場合が殆どなので、実際に使ってみないことにはこれらが本当に高次元で適っているのかは解らない。

非常に期待しているので早く使ってみたい。

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