濱蝉
特徴的なのは羽の部分で、羽の部分が今までにない柔らかい素材で作られているので、金属やプラスチックとは違った波動が出せる。
これは今年のお盆の釣行時に濱田さんから頂いた。
その時に使用してみたのだが、その日はシャローにバスはあまりいない感じで、この日は出ないだろうと判断してしまいほとんど使わなかった。
しかし、その時に同行していた山根氏が濱蝉で50アップをキャッチしたとのことであった。
全体的に納得のいかない感じだったこともあって数日後にリベンジしに行ってみた。
その日は更にシャローは厳しい感じで、しばらくトップウォーター等で浅いレンジを探ったが、バスが追ってくることもなかった。
朝からこれでは今日はシャローはないかな…と思った。
朝の湖面が静かなうちに、濱蝉の動きを確かめるために水面で微波動が出るようにシェイクしていた。
すると、いきなり出た。
出るのならと、しばらくキャストを続けてみた。
20~30分に1本ぐらいの出数であったが、出れば確実に40以上のバスであった。
この日出たバスは全て、浮きが消し込むように、濱蝉が一気に水中に引き込まれた。
バシャッと音がすることもなく、シュポッと吸い込まれた。
そしてバラすこともなかったので、完全に本気喰いといった感じであった。
濱蝉のソフトな羽が効いているのかを確認するために、他の虫や金属製の羽モノ等もキャストしてみたが、完全に無反応。
ちょっと今までの羽モノとは違ったことをしたのだが、今までの虫パターンと思っていた釣りを覆すような展開であった。
虫って軽視していた部分があったのかも…
虫の恒量を考えた場合、虫というのはバスが成長するのに非常に優れた食べ物だと思った。
この日は色々と得るものが多くて、リベンジに行って良かった。
そしてもうちょっと虫を意識してみようと思った。
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