2025年1月15日 (水)

D.S.フック

ワームのリグでよく使うのはテキサスとジグヘッド。

一般的にはダウン(ドロップ)ショットを使う人が多いだろう。

自分の場合はDSはたまにしか使っていないけど必要性を感じる場面は多々ある。

DSを使う場合のワームセットはKVDやアーロンが実践しているノーズフックを使っている。

でもこのノーズフックに合ったフックがない。

しっかりとワームを水平方向に保ちたいので、色々とよい方法を探していた。

Basslog20250115-1 そして辿り着いたのがオフセットでのノーズフック。

ラインはアイに結ぶのではなくクランクした部分に外掛けで結んでいる。

これで水平姿勢を保てるようになり、フッキングも問題なくいい感じになった。

ラインを結ぶところはズレないように少し加工する必要があるのとアイの部分はそのままなので変だけど、これがベストであった。

クランク部分に結ぶという方法はこれで問題ないと判り、昨日のベリーウエイト仕様のオフセットにもクランク部分に結んでみた。

このオフセットでのDSをしばらく続けていたのだが、これ用によいフックを見付けた。

Basslog20250115-2それは西根さんのDSフック

正にこんなフックが欲しかったと思う理想形のフックであった。

なんとなくこの存在は知っていたけど、DS自体あまり使わないのでしっかりと観ていなかった。

先日ふとこれを観ていて、これってDSに良さそうだなぁ…と思った。

よくよくディテールを確認すると、そのまんまDS用フックで、それも外掛け仕様のフックということであった。

フックにラインを結ぶのはアイではなく軸に巻いて結んだ方が圧倒的に結節強度が出せる。

DSは結び目が傷みやすいので外掛けで結ぶのが最適である。

こんな素晴らしいものがあったとは知らなかった。。。

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2025年1月 7日 (火)

Shad Rap Elite

Basslog20250107a シャッドラップエリートを1つ買ってみた。

1つかよ…って感じだが、使うか分からないし、もしかしたらパッケージから出すこともないかもしれないので、とりあえず1つでいいか…といった感じで1つだけ購入してみた。

既存のシャッドラップよりもリアルになった以外に特に目新しいものもないので、既存のシャッドラップでいいかな…という感じで、今までスルーしていた。

シャッドラップを知らなかったらエリートを選んでいたかもしれない。

シャッドラップは今でも非常に優秀で好きなルアーの1つである。

これを超えるとなるとかなりのハードルの高さがある。

55を選んでみたが、ちょうどシャッドラップ6と同じ1/4oz.。

ということで使うとしたらスピニングタックルが合っているだろう。

まだ開けてもいないし、使っていない。

使う日は来るだろうか…

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2025年1月 6日 (月)

Mooch Minnow

Basslog20250106-3 ラパラクラッシュシティシリーズの新作‘ムーチミノー’。

今年の夏に発表されたものの、発売は年末となったムーチミノー。

先行で発売されているフリーローダーの小型版でフィネスの釣りにマッチさせたものと思っていた。

実際に手にしてみると、やはり他のクラッシュシティシリーズ同様に成型は非常に奇麗に施されていた。

Basslog20250106-2 ただスモールライトを当てただけでなく、ちゃんとムーチミノーはムーチミノーでしっかりとデザインされていた。

ムーチミノーはネッドBLT同様にTPEマテリアルが採用されている。

これもソルトインで、これはこれでまた配合が変えられている。

クラッシュシティシリーズはソルトの配合バランスも非常に考えれていて、細かいところまで内面まで非常によくできている。

Basslog20250106-1 特徴的なのがテール部分の小さなフィン。

これによってテールが微妙に細かくバイブレーションするようになっている。

ジグヘッドでの使用が最も合っているだろう。

ネッドリグとしても使用可能だ。

このサイズのミノー型ワームと言えばストライキングのベビーZトゥが圧倒的によかったが、ムーチミノーはこの存在を脅かしそうだ。

最近のFFSでのジグヘッドやホバストによるシューティングやダミキリグといった使い方をする場合、間違えなくエラストマー製品が合っている。

後発だけあってこちらの方がそれらに照準を合わせてきている。

ラパラのクラッシュシティシリーズは発売以来一気にワーム戦線の最前線に入り込んできたと言えるだろう。

ここのところの市場を観ていると、今までの3大ワームメーカーがやや衰退してきている感じがする。

そして最近の市場ではラパラ、デプス、Zマンの新御三家が一気にシェアを広げてきた感じが窺える。

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2024年10月28日 (月)

Micro Ultra Vibe Speed Craw

Basslog20241028-3 スピードクローにも小型版が登場した。

スピードクローは非常に使用頻度も高いワーム。

サイズは2.5inということで、1インチ小さい。

Basslog20241028-2 実物を手にしてみると、かなり小さく感じる。

そして思ったのがリグは何が合っているのか?

ノーマルのUVスピードクローはシンカーのウエイトは最低でも3/8oz.はないと手がしっかりとバイブしない。

このマイクロウルトラバイブスピードクローはもう少し軽くても動きそうだ。

1/4oz.ぐらいで動きそうだ。

とりあえず1/8oz.のジグヘッドに付けて落としてみたけど全く動かなかった。

フックはがまかつのワーム36の#1/0ぐらいが合いそうだ。

スピードクローはメリハリのある動きを出してこそのワームなので、フォールスピードも考慮すると3/8oz.がベストのような気がする。

スピードクロー自体コンパクトなので、更にコンパクトになった。

ライトリグで使うようなものではないので、ちょっと使い道があまりなさそうな気はするけど、ノーマルとの差はどんなものなのか気なる。

因みに以前に追加発売されたマグナムUVスピードクローは未だにあまり使い道がなく、未だにたまに使ってはいるけどうまく使いこなせていない。

Basslog20241028-1 それとこのマイクロのカラーラインナップにはグリパンチャートベリーというカラーがあって、これがなかなかいい感じだ。

このカラーは初めて観たので、新色なのかな?

グリパンチャートと言えばダーティサンチェス。

ダーティサンチェスは非常に万能なカラーで今や定番カラーとなった。

ズームからもこれに類似したカラーは幾つかある。

既存のカラーではサマークローがこれに近いけど、今回のグリパンチャートベリーの方が自分は好きな色合いだ。

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2024年10月25日 (金)

2.5" Double Tail Hula Grubs

日本では不人気ということで廃番となってしまったヤマモトのフラグラブだが、アメリカでは今でも非常に人気がある。

Basslog20241025-5 そんなフラグラブに新しいサイズが出た。

ちょうどコモコが発売された同時期にヤマモトからフラグラブの2.5inが追加リリースされた。

コモコ同様にサイズダウンということで、FFS人気に肖った喰わせ重視のサイズダウンだなぁ…と、思っていた。

Basslog20241025-3 実物はそんなに小さ過ぎずといった感じのサイズであった。(写真上4in、下2.5in)

小型のフラグラブは20年ぐらい前に自分で2inグラブを使って作っていた。

既存のヤマモトのフラスカートでは2inグラブとは合わないのでケイテックのリトルスパイダーのスカートを使っていた。

ケイテックのスカートはキメ細かできれいに成型されており、小型のワームに装着すると非常にいい感じで収まった。

Basslog20241025-1 タイニーホグやインチホグ等に装着したものは野尻湖や桧原湖のスモールには非常に効いた。

その1インチとか2インチ程度のイメージがあったからか、そんなに小さいとは感じなかった。

最近フラグラブでお気に入りのフリーリグでの使用を考えていたが、この小型サイズのフリーリグにはコモコが合っている。

この2.5inフラグラブは色々と試した結果、フットボールヘッドでの使用が合っていると感じた。

つまりフラグラブと言えばのオーソドックスなフットボールヘッドでの使用が合っているということだ。

Basslog20241025-2 ウエイトは1oz.がいい感じだ。

これからの時期は1oz.が活躍する時期なのでこれからがもっと活躍してくれそうだ。

その他では最近フラグラブで多用しているフリーリグ。

フリーリグには抵抗のあるフラグラブが合っているので、自分の中ではフリーリグ=フラグラブといった感じになっているので小型のフリーリグとしては非常に合っている。

この2.5inは既存のフラスカートとは違ってきめ細かくサイズに合わせてできている。

小型のジグヘッドでもしっかりとスカートが動くけど、1/2oz.以上のウエイトが合っていると思う。

マテリアルは既存のものと同様でボディ側はトラディショナルな塩ぎっしりのヤマモトらしいマテリアルが採用されている。

既存フラグラブ同様にスカートは塩なしで、本体とは炙って溶接されている。

細かいところで言うと、このフラグラブは5inの小型版といった感じだ。

ダブルテールグラブは4inと5inでテールの幅がちょっと違っている。

4inは細目で動きがサラサラ~とした感じで、5inは幅がありビラビラと動く。

グラブらしいビラビラは5inで、こちらの方が自分は好みである。

2.5inは5inのようにちょっと幅広なテールデザインとなっていることもあり、小さいながらもグラブのようなビラビラ感がある。

Basslog20241025-4 ただ1つ欠点はスカートに癖が付きすぎ。。。

1パック中10本入りで10本全て変な形状に癖が付いていたので、きれいに成型されたワームに慣れた日本人にはちょっと受け入れがたいかも…

スカートの癖は酷いけど、テールは成型時にロックされており癖が付きにくくなっている。

最近はサイズダウンモデルの方が定価が高いなんてことが当たり前のようにあるが、価格は現在の$1=150円で1パック1,000円程度なので、ちゃんと大きいサイズよりは抑えた普通な価格設定だ。

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2024年9月26日 (木)

RUNABOUT 210F-TW

前々回のJB桧原湖シリーズベイトブレスカップで峰さんが使っていたビッグベイトの‘ランナバウト’。

ランナバウトのディテールを読んでいて、このランナバウトはリップを替えることで3mダイブに変えることができるということを知った。

ビッグベイトを3mまで潜らせられるというのは気になると思い、ランナバウトを探した。

それからしばらく探していたけど見付からず、色々な人から聞いてみると、‘人気があるからない’‘人気がないから置いていない’といった両極端なよく解らない情報しか入らなかった。

峰さんに聞いたらキャスティングに売っていると教えてもらった。

Basslog20240926-2 Basslog20240926-1 キャスティングをラダーしてようやく南柏店で見付けた。

値段はちょっと衝撃的な金額であった。。。

このランナバウトには浮力が強いTWモデルがあったので、そっちにしてみた。

カラーは峰さんが使っていた白っぽいのがよかったけど、アユカラーしかなかったのでアユにしてみた。

実物は奇麗な作りで、目的でもあった3mダイブ用のリップも付属されていた。

それ以外にもこれに装着するブレードも付属品として入っていた。

テールも替えが入っていた。

ブレードを装着するためのハンガーも専用で標準装備されている。

ブレードを装着しても水面をしっかりと泳ぐ浮力を兼ね備えているとのことだ。

西根さんが初めてプラグにブレードを装着してから、ブレードを装着するというのも一般的になった。

ブレードを装着すると泳ぎがブレードの抵抗でマイナスになってしまうものが多いけど、ブレードクランクは非常に優秀でブレードの効果がしっかりとプラスされ相乗効果が得られている。

相乗効果が得られるプラグはよく釣れる。

色々と試してみたけど、アラシのウエイククランクに装着したものは非常に気に入っている。

このランナバウトもウエイクさせられるということで、ウエイククランクのような効果が得られることに期待している。

これだけの大きさがあればブレードがなくても単体で存在感があるとは思う。

まずは3mダイブでの使用感と実力がどんなものなのか検証してみたい。

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2024年9月17日 (火)

濱蝉

Basslog20240917a THタックルの新作‘濱蝉’。

特徴的なのは羽の部分で、羽の部分が今までにない柔らかい素材で作られているので、金属やプラスチックとは違った波動が出せる。

これは今年のお盆の釣行時に濱田さんから頂いた。

その時に使用してみたのだが、その日はシャローにバスはあまりいない感じで、この日は出ないだろうと判断してしまいほとんど使わなかった。

しかし、その時に同行していた山根氏が濱蝉で50アップをキャッチしたとのことであった。

全体的に納得のいかない感じだったこともあって数日後にリベンジしに行ってみた。

その日は更にシャローは厳しい感じで、しばらくトップウォーター等で浅いレンジを探ったが、バスが追ってくることもなかった。

朝からこれでは今日はシャローはないかな…と思った。

朝の湖面が静かなうちに、濱蝉の動きを確かめるために水面で微波動が出るようにシェイクしていた。

すると、いきなり出た。

出るのならと、しばらくキャストを続けてみた。

20~30分に1本ぐらいの出数であったが、出れば確実に40以上のバスであった。

この日出たバスは全て、浮きが消し込むように、濱蝉が一気に水中に引き込まれた。

バシャッと音がすることもなく、シュポッと吸い込まれた。

そしてバラすこともなかったので、完全に本気喰いといった感じであった。

濱蝉のソフトな羽が効いているのかを確認するために、他の虫や金属製の羽モノ等もキャストしてみたが、完全に無反応。

ちょっと今までの羽モノとは違ったことをしたのだが、今までの虫パターンと思っていた釣りを覆すような展開であった。

虫って軽視していた部分があったのかも…

虫の恒量を考えた場合、虫というのはバスが成長するのに非常に優れた食べ物だと思った。

この日は色々と得るものが多くて、リベンジに行って良かった。

そしてもうちょっと虫を意識してみようと思った。

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2024年9月13日 (金)

Panorama Shad

6thセンスの新作‘パノラマシャッド’。

Basslog20240913-2 このワームは非常にリアルにできており、サイズのラインナップが2inから9inまで6種類と豊富だ。

そしてこのワームは既存のものと大きく違っているのが、ボディの厚み。

物凄く薄く成型されており、最初はどうやって使えばいいのか戸惑う程だ。

よくよく考えてみると、色々な使い方が出来そうだ。

これを考案したジョッシュジョーンズは最大の9inサイズをテキサスリグでスプーンのように使っているそうだ。

そんな使い方もおもしろそうだ。

小さいものはジグヘッドやDSで用いてFFSでの釣りに合っていそうだ。

Basslog20240913-1 この小さい2inサイズのものは最初観た時にスクガラスかと思った。

小さいサイズも非常に薄いボディなので、リグる時はかなり慎重にやらないと、泳ぎが変になってしまうだろう。

縦向きにフックセットしたくなるけど、縦向きにセットするのは結構大変そうだ。

ブルフラットのように横向きで使用するのがベストな気がする。

ボディの厚みはブルフラットの1/3ぐらいを想像するとよいと思う。

そのくらい薄い。

薄いのでヘッド部の強度はかなり弱そうな気もする。

ただのリアルなお魚型ワームと思っていたけど、実物を手にしてみたら、意外にもありそうでなかったワームだ。

この薄さが新たな可能性を感じる。

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2024年9月 6日 (金)

4in Fat SENKO

Basslog20240906a ヤマモトの新製品ファットセンコーの4inを入手した。

昨年リリースされた5inファットセンコーと比較すると、それほど一気に売れている感じもなくひっそりと追加された感じだ。

日本では最近になって5inファットセンコーが日本の代理店ゲーリーインターナショナルでも販売を始めた。

日本では5インチセンコーは不人気ということもあって、今回のアメリカでの4inのように5inファットセンコーはひっそりとリリースされた感じだ。

自分は4inセンコーはあまり使わないので、とりあえずファットは1パックだけしか買わなかった。

4inファットセンコーは自重が10gあるので、5inセンコーと同じ。

重さが同じで同じマテリアルということは、体積はイコールということになる。

そう考えると、色々な用途が頭を過った。

ヤマモトのトラディショナルなマテリアルを用いられている製品をノーシンカーで使う場合、自重は10~12gくらいがベストのような気がする。

この範囲よりも軽くても重くても、ゲーリーマテリアルが活きてこない。

他のリグでの使用にはよいけど、ノーシンカーとなるとこの範囲がベストだと思う。

4inファットセンコーはこの範囲に入っているので期待している。

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2024年9月 4日 (水)

Rumblade Jig

Basslog20240905a ケイテックからランブレードジグというチャターベイトが登場した。

ちょっと変わった形状のチャターベイトだ。

ブレードがアイに装着されているのではなくアームを介して装着されている。

既存品だとクリックベイトブレーデッドジグに似た形状である。

クリックベイトブレーデッドジグはフォーリングでも使用できるところが他のチャターとは違った利点を持っている。

ランブレードジグも形状からしてフォールでの使用も可能だろう。

それとこのワイヤーにブレードを通しているタイプはスナッグレス性能が通常のチャターよりも長けている。

それとチャターでかなり重要な部分となる立ち上がりの良さも、このタイプは非常に良い。

欠点としてはブレードの動きが制御されるので、ジャックハンマーなんかと比較するとバイブレーションは穏やかである。

ランブレードはどのくらいのバイブレーションなのだろうか?

クリックベイトがスクラウンジャーとチャターのハイブリッドと言っているように、その辺はスクラウンジャー寄りの性質が出ている感じなので、これも同じような気がする。

スナッグレス性能はチャター自体高いのだが、チャターって弱点となるカバーもあるけど、このタイプはブレードが大きく傾くことがないので問題なく通せる。

ランブレードはトレーラーキーパーがヘッドと一体成型されたカラータイプとなっている。

スキッピングさせることが多いチャターなので、ここはちょっとどうなのかなぁ…

特にスイングインパクトファットなんかを装着したらすぐにズレてしまいそうな気がする。

トレーラーキーパーはどれがベストなのか…

今のところEVOのキーパーが自分の中では一番良いと思っている。

まだ使っていないので実際のところどうなのか早く検証してみたい。

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