2024年12月30日 (月)

ブリング

2024 L.O.Y. 【Spinnerbaits】

Basslog20241230a_20241230151601 スピナーベイトはブリングに決定。

スピナーベイトもここ数年はブリングの独壇場となっている。

立ち上がりの良さとゆっくり引けるという自分が重視している2点が圧倒的に優れているので、このスピナーベイトの使用頻度が非常に高い。

立ち上がりの良さは他のスピナーベイトよりも圧倒的に早い。

最近は立ち上がりの良いスピナーベイトも幾つかあるけど、それらよりも群を抜いて早い。

感覚的には立ち上がりの早いと言われているもので着水から立ち上がりまで0.3秒で、ブリングは0.1秒といった感じだ。

そんなの解らないような領域ではあるが、使って比べてみるとこの言っている意味が解ると思う。

ブリングを知ってしまうと他のものが3~5倍ぐらい立ち上がりに時間が掛かっていると感じる。

このスピナーベイトの引ける最低スピードも圧倒的に他のスピナーベイトよりも遅い。

プロップの付いたスパイベイトを使っていると、ゆっくりと引けるもの程よく釣れるという状況に当たったことある人って多いと思う、それと同様に最低速度が遅ければ遅いほどよい時というのはどんなルアーにでもある。

ブリングは圧倒的にスピナーベイトでは最低速度が遅い。

これに関してはどんなルアーにも当てはまる。

それとブリングは最高速も群を抜いている。

自分は両極端なスピードで使うので両刀のブリングは非常に重宝する。

スローリトリーブはフロントフローセントレッドのコロラドを用いた低水温期に効果的で、この時期は特にブリングの圧倒的な強さが光る。

暖かい時期だと着水してロッドに抵抗が伝わってきたような瞬間にはもうバイトしてきているということが多い。

この瞬間に喰っているバスって、立ち上がりのスピードが影響していると思うので、これが他のスピナーベイトだとバイトしてこなかった可能性は高い。

プレッシャーが高いフィールド程落ちた瞬間にバイトしてくることが多い。

ほんの一瞬でも間があると見切られてしまうでしょ。

だからこそこのコンマ幾つかのスピードって大事。

 

※栃木県水産試験場でスモールマウスに関するアンケートを取っているようなので答えてあげましょう。

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2024年12月29日 (日)

EVO

2024 L.O.Y. 【Bladed Swim Jig】

Basslog20241229a ブレーデッドスイムジグはイーヴォに決定。

‘チャターベイト=ジャックハンマー’と完全にジャックハンマーの独壇場となっていたけど、今年はEVOの方が活躍してくれた。

元々これって同じものじゃないの?といった感じがあった。

Zマンのオリジナルチャターブレードは自社の様々なチャターベイトに使われている。

他社のものでも全く同様のブレードを装着しているものも幾つかある。

ヘッドの形状違いだけの既存のものは多々ある。

その中でもジャックハンマーとちょっとした違いはあるものの非常に似ているEVO。

実際に今年使ってよかったのがシャロー撃ち。

自分がシャローを撃つテンポだとジャックハンマーよりもEVOの方が合っている感じであった。

シャローをスピナーベイトを撃っていくような感覚で撃っていく。

昔は着水してからゆっくりと引くことの方が多かったが、最近はちょっと速めに引いてしまうことが多い。

そんなちょっと速めのテンポにイーヴォは合っており使いやすかった。

今年はスピナーベイトの出番が減ったのはこれが原因。

これを使うタックルはTVC-65M/HGが間違えなくベスト。

キャストのアキュラシー性、掛かりの良さ、取り回しの良さ全てにおいて抜群に合っている。

昔チャターにはジグロッドのようなスティッフなロッドが合うと聞いたので、それを信じていた。

しかし全然掛からないし大して釣れないし、その当時はFECO仕様のものがなかったこともあり一時期は匙を投げてしまった。

それからモグラジグが出た当初に再度使ってみようと思った時に、巻物なのになぜ高弾性の硬いロッドが合うの?と疑問に思った。

そこからグラスコンポジットを使うようにしてみた。

そしてたらチャターの世界観が一気に変わった。

チャターは巻きものなので、他の巻物同様にグラスの弾性が絶対に必要と実感した。

ラインはフロロかナイロン。

シャローのみであれば傷が入りにくいナイロンの0.38mmくらいが使いやすい。

 

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2024年12月28日 (土)

UVスピードクロー

2024 L.O.Y. 【Worms】

Basslog20241228a ワームはウルトラバイブスピードクローに決定。

ワームこそ多種あるのでジャンルを幾つかに分けた方がよいのかもしれない。

今年の候補としてはセンテッドジャークシャッド、ハドルスイマー、Zクロー、センコーといったところがあった。

結局UVスピードクローは使用頻度が高かったのと、50アップも釣っているのでこれにした。

スピードクローは3/8~1oz.のバレットシンカーとの組み合わせでテキサスリグで使うことが多い。

このワームは腕のバイブレーションを活かすためにシンカーは3/8oz.という重さは絶対に不可欠。

昔、少し煮て柔らかくして1/4oz.程度の重さでも動くようにして使ったことがあるが、ただのクローワームのようにしか釣れなかった。

動けばいいってものでもないんだぁ…と痛感した。

あのメリハリがあってこそスピードクローだろう。

最近は軽いシンカー自体をあまり使わなくなってしまったので、自分がよく使う重さとしては3/8oz.が軽い部類で重いものは1.5oz.まで使っている。

そんなこともあって自分のテキサスリグの釣りにはちょうど合っているワームだ。

今年の50アップは1oz.シンカーでのテキサスリグで仕留めた。

自分の使う中では3/8~1/2oz.ぐらいのシンカーは軽めなウエイトなのだが、このくらいのウエイトは世間一般的にはヘビーウエイトとなるようで使う人が殆どいない。

亀山とか桧原といった湖だと更に使う人がいない。

むしろこのような湖だとこれくらいのウエイトがヘビーウエイトと呼ばれているようだ。

そんなこともあってそのような湖で自分のタックルにリグってあるテキサスを観るとたまに言われるのが「リアクションテキサスですか?」

何だリアクションテキサスって?

1oz.ならまだしも、1/2oz.で…

1/2oz.程度じゃあウエイトの動きでのリアクションは無理だと思うけどね。

1/2oz.くらいのウエイトが重いと思っているような人こそ、1oz.クラスの重いシンカーを取り入れて欲しい。

 

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2024年12月25日 (水)

IK-500R2

2024 L.O.Y. 【Deep Diving Crankbaits】

Basslog20241225a_20241224162901 ディープクランクはIK-500R2に決定。

今年もよく釣れたIK-500。

このジャンルもIK-500になることが多くなっている。

IK-500R2は2008年から使い始めたので、かれこれ16年も経つ。

まだ最近出た新しいルアーのような気がするけど、もうそんなに経っている。

今年は秋にバスを探すのに役立った。

キャストしてもドラッギングしてもどちらもよく釣れる。

今年はニーリングで使用した時の印象が強く残っている。

最近はライブスコープがあるのでどのくらい潜るのかは一目瞭然である。

今まではラインの太さ別にこのくらい潜るとか把握していたけど、そんな手間の掛かる作業もしなくてよくなった。

GPS、サイドスキャン、FFSと魚探の進歩は、今まで色々と時間が掛かっていた作業を楽にしてくれる。

ルアーを捉えて引いていれば、追ってきたバスに対して色々なアプローチもできる。

今年FFSを観ながら引いていたら、へぇ~って思うことが幾つかあった。

そしてクランクベイトとというのは必要不可欠なものだと感じた。

星の数程あるクランクベイトだが、ディープクランクはまだまだ数としては少ない。

でも、ディープクランクは優秀なものが多いので、全体的に良いものの割合が高いと思う。

最近思ったのだが、ディープクランクをキャストして巻いている時って一番好きかもしれない。

来年もIK-500は活躍してくれることでしょう。

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2024年12月24日 (火)

ダイグルーバー300R

2024 L.O.Y. 【Middle diving Crankbaits】

Basslog20241224a ミドルダイブのクランクベイトはダイグルーバー300Rに決定。

やはりこのクランクベイトは非常に使いやすくてよく釣れる。

300Rになってからも非常に使い勝手がよく、ミドルレンジのクランクベイトはこれを使うことが殆どとなっている。

何かに当てても、中層を泳がせても、スローリトリーブでも、ファーストリトリーブでも、ドラッギングでも…と、超万能クランクベイトである。

水温が1桁の時はDTシリーズを用いることが多いけど、2桁に入ってからはこれを選ぶことが9割を超えている。

プロゴルファー猿のように1本のクラブで全てを熟してしまうように、このクランクベイトはこのレンジのことは何でも1つで熟してしまう。

そんなルアーが理想だけど、そうはいかないからPTOに応じでルアーを使い分けるのが普通であり、それがルアーの面白いところである。

なのにこのルアーは全てできてしまうという、ある意味理想形。

悪く言うと使い分ける面白さを半減させてしまうルアーではあるけど、カラーローテーションしたり、使い方を変えるということで色々な状況に対応してくれるので重宝する。

持って行くルアーの中でもこれが一番多い。

今年最も釣っているクランクベイトでもある。

よく釣れるルアーを、このルアーは餌だと表現する人がいるけど、ルアーって道具なのだから餌よりも釣れてこそルアー。

餌よりも効率よく釣るためのツールなのだから、餌程度の釣れ具合ではルアーらしい突出した威力というものはあまりない。

ルアーより餌の方が釣れるなら餌使えばいいじゃんと思う。

初めて行くフィールドで色々と確かめるのに餌とルアーどちら使う?

絶対にルアーで探った方が効率いいでしょ。

星の数ほどあるルアーの中からその状況に応じたベストなルアーを探し出すというのは面白い作業だ。

ダイグルーバーは300の時から数えるとどのくらいこのLOYで選出しただろう?

まだまだこの領域でのダイグルーバーの独壇場は続きそうだ。

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2024年12月18日 (水)

Perfect 10 Rogue

2024 L.O.Y. 【Jerkbaits】

Basslog20241218a ジャークベイトはパーフェクト10ログに決定。

ジャークベイトはこの10ログを使用することが非常に多いのと、なんだかんだ最も釣っている。

フローティングのジャークベイトもARC1200が今年はよかった。

やはりログの集魚力は圧倒的に強さを感じる場面が多かった。

ポインターやワンテンもよいのだが、これらとは大きく違うのが集魚力。

バスがベイトを追い回しているようなスイッチが入っている状況下であればポインターやワンテンのような軽い力でも奇麗にダートするジャークベイトが強い。

これらのジャークベイトを激しく動かして不規則感を出すくらい激しく動かすほどよく釣れると思う。

そんな動きが容易に出せるパニッシュなんかは今年一番ジャークベイトでは釣っている。

それらのジャークベイトとは違った効果を発揮してくれるのがログで、特に5inサイズのものが気に入っている。

SPはパーフェクト10ログ、フローティングはARC1200の2つを使うことが多い。

低水温期等のバスの動きがスローな時は圧倒的に10ログへの反応が良い。

ジャークしても移動距離は少ないし、引っ張っても大してよい動きをしないのだが、これがよく釣れる。

10ログは移動距離を少なくするために意図的にログの特徴である鱗模様が埋まるほどの厚いコーティングが施されている。

この移動距離の少なさがよいのかよく解らないけど、よく釣れるのでいつの間にか外せないルアーになっていった。

人間の目で判断すると、他によいと思うものはたくさんある。

動きだけでなく、見た目も最近のリアルなものと比較したらお世辞にも小魚っぽいとも言えない。

でも釣れるとどんどん気に入って、いつの間にか可愛らしく思える。

昔ながらの典型的なミノーといった感じの風貌が今となっては凄い気に入っている。

ただ、自分が気に入っている5inサイズのログはあまり売ってないけど、10ログは比較的入手しやすい。

水温も1桁に突入したフィールドが多いので、そろそろ10ログの力を発揮する季節となった。

そんなこともあって毎年ハードベイトでの1本目はこれで釣ることが多い。

カラーは幾つか使っているけど、レモンライムクラッシュが水の色に関係なく万能に良く釣れる。

レモンライムクラッシュのように比較的ラメの入ったカラーがよく釣れることが多い気がする。

ARCにも同様のカラーが欲しいけどない。

ラメ入りは厚いコーティングを施しているからこそできるのかもしれない。

低水温期の定番カラーとして有名なクラウンも10ログにはラインナップされているけど、実はこのカラーのテンログでは釣ったことない。

クラウンはちょっとコーティングが薄いので、移動距離がラメ入りカラーよりも大きい?

それが原因なのかな?

来年は昨年追加されたFXカラーも試してみたい。

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2024年12月16日 (月)

イナバズ

2024 L.O.Y. 【Buzz Baits】

Basslog20241212-4 バズベイトはイナバズに決定。

バズベイトもここ数年こればかりになっている。

今年は非常にバズベイトで釣ったので、数は3桁を超えている。

その中でも一番釣っているのはイナバズで、それ以外はオリジナルのトードバズ。

やはり日本のフィールドにはサイズやサウンドが一番合っている。

サウンドはペラの当たり具合で調整するのだが、軽く微かに当たるくらいの調整がベストだ。

今年はトードバズも結構使った。

トードを使う時の方が若干スローに引きたい時で、普段はイナバズで通してしまうことが多かった。

今年のバズでの釣果はほぼこの2つ。

イナバズ単体、トレーラー付き、トードといった順で使うことが多かった。

トードは装着するものでスピード調整している。

バズベイトのスピードって個々にほぼこれがベストというものがあると思うので、リトリーブスピードではなくバズ自体で速度を変えている。

今年はとにかくよく釣れたので、面白い釣りがたくさんできた。

バズベイト自体の使う頻度も高いので、壊してしまうバズも多い。

特にペラは金属摩耗で壊れる頻度は高い。

ヘッドが壊れることも多く、使っているうちにアームとフックがゆるゆるになってしまう。

Basslog20241212-3 写真の2つは全く同じカラーのもので、1つは新品、1つは今年使っていたもの。

スカートも釣れる度に切れたり抜けたりしてしまうので、かなり少なくなっている。

テトラで使うことが多いのでヘッドの塗装も剥げ剥げになってしまう。

こんな感じでも全く問題なく釣れる。

バズを使う時はロッドはTVC-65M/HGに、ラインは0.38mmぐらいのナイロンラインを使うことが多い。

これでとにかくマシンガンキャストを繰り返す。

時間を計ってみると、7~8秒/投ぐらいのスピードでキャストしているので7~8投/分ぐらいのピッチでキャストしている。

このペースでキャストしているので、1時間ぐらいの釣行でもかなりの数のキャストをしている。

来年も今年のようにバズが好調であって欲しい。

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2024年12月10日 (火)

G87 20A

2024 L.O.Y. 【EX.Deep Crankbaits】

Basslog20241210a エクストラディープクランクベイトはレアリスクランクG87-20Aに決定。

クランクベイトは多用するルアーの1つなので、シャロー、ミドル、ディープと3部門にいつもは別けている。

今までディープクランクと言えば1oz.クラスの5mダイバーくらいまでであったが、最近はビッグクランクの登場で更に潜るエクストラディープクランクも幾つか登場した。

ということで今年は初めてEXディープクランクも入れた。

この領域の火付け役と言えばストライキング社の10XD。

2oz.クラス7mオーバーダイビングという10XDのデビューは衝撃的だった。

あれから早12年経過した。

それからは他社からも同クラスのEXディープダイビングクランクも多々発売された。

10XDは既存のディープクランクよりも一気に何もかもが増したのだが、この12年の間にその中間を埋めるサイズのクランクベイトも多々発売された。

色々と使ってみた結果、幾つか気に入って使っているものがある。

その中の1つがこの20A。

EXディープクランク自体必要とするフィールドと、活躍する時期というのは少ないこともあり、出番も少なかったので、20Aはこれはいいと思いつつもあまり出番がないままであった。

これのサイズ違いで4.5mダイバーの15Aというものもある。

ただこの15Aは20Aとは別物。

これを先に知ってしまうと20Aに手を出すことはなかったと思うぐらい20Aとは違う。

20Aは非常に動きが良い。

クランクベイトをよく解っている人なら使えば一目瞭然だと思う。

このクランクベイトは非常に飛距離も出るので、6m潜らせるのは結構容易だ。

0.33mmのフロロカーボンラインを使うことが多いが、この太さでフルキャストしてロッドティップは水中に入れなくても6.6~6.8mぐらいは潜る。

ロッドは一般的にはちょっとキャパオーバーと思われるTVC-71MH/HGで使用しているので、飛距離は普通以上に飛ぶ。

グラスコンポジットのロッドの場合カーボンロッドのルアーキャパと違って、表記されているものより少しぐらいキャパオーバーでもキャストできる。

このロッドは若干スローテーパー寄りなので、このサイズのクランクベイトはロッド全体にしっかりとウエイトが乗ってキャストしやすい。

そして驚愕の飛距離が出せる。

クランクベイトリトリーブ時に重要となるロッドティップの動きもこのロッドのテーパーはビッグクランクに非常に合っている。

通常であればもっとヘビーなロッドを用いる人が多いと思うが、そうすると必然にロッドティップの動きは小さくなる。

このくらいのロッドが非常に合っている。

20Aは硬いロッドでキャストしても結構飛距離は出せるので、このロッドでキャストすることで更なる距離を稼げる。

このクランクベイトはニーリングすれば簡単に7mラインに達するので、7mボトムのボトムバンピングも普通にこなせる。

このクランクベイトの特徴としてリップの形状が他社製品よりも細長い。

このリップ形状も他のクランクベイトとは違った味を出してくれる。

日本製のクランクベイトは巻き抵抗が少ないものが多いが、このクランクベイトは意外と抵抗が強い。

同クラスのクランクベイトと比較すると若干引き抵抗は軽いけど、日本製という目線から観ると強い部類に入る。

その抵抗ゆえのエラティックアクションはいい感じだ。

ストップ&ゴーをすると更に不規則感が増してこのクランクベイトの良さを最大限に引き出せる。

ボディもしっかりとしており結構頑丈な作りとなっている。

フックはコーティングされた若干内向きのフックが採用されている。

これは非常に刺さりがよい。

ただ耐久性はイマイチだが、DUO製品は純正フックと同じものが販売されているので全く同じものに交換しやすい。

今年は一気にこの20Aへの信頼が増したので、来年以降は今まで以上に使用頻度は上がるだろう。

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2024年12月 6日 (金)

濱蝉

2024 L.O.Y. 【Noisy/Crawler baits】

Basslog20241206a_20241203104101 ノイジーは濱蝉。

ノイジーはあまり使わないジャンルということもあって2019年以来6年振りの選出。

2019年は同じTHタックルのTHクローラーであった。

大型の羽モノルアーは一時期物凄い流行って色々なものがリリースされた。

その中でもTHクローラーは非常に使いやすく、今でも使用頻度は一番高い。

あまり使わないというか、全体的なキャスト数が非常に少ない。

あまりキャストしない原因は1キャストに時間が掛かるから。

元々速いテンポで釣りをすることが多いので、1キャストに時間が掛からないものを多用してしまう。

でも要所要所で入れることはよくあるので、釣りに行く回数と使った回数での比率は高い。

トップウォーターでも最遅の速度で使っているので、最終的に入れるライトリグみたいなもの。

ピンスポットで絞り出すような点の釣りに近い感覚で使用している。

今回の濱蝉も同様で、非常にスローに使用する。

今年はこの濱蝉での釣れ方が非常に衝撃的であった。

それとその使い方が、今まで以上に更にじっくりと攻めるような時間の掛かる釣り方であった。

そんなこともあって自分の中では今まで以上にスローなルアーといったイメージが強くなった。

でもこれでしか喰わないバスが喰ってくるので、時間が掛かっても避けられない存在となった。

濱蝉は軽量ということでスピニングタックルで使用している。

ちょうどTVS-64Lがベスト。

このロッドの64という長さは操作重視するとなるとちょっと長いし、飛距離重視するとなると短いし、テーパーはファースト、パワーはライトということで使用する幅が非常に狭い玄人向け仕様。

日本のプレッシャーの掛かったフィールドでのトーナメント等だとこのような何かに特化したようなロッドが必要になるけど、普段使いにはちょっと用途の幅が狭く出番は少なかった。

最近はTVS-65ML/HGで使うものよりも更に小さいシャッドやミノー等に使っていた。

レギュラーテーパーよりも若干ファースト寄りのテーパーは小型プラグの操作性には非常に向いており、軽いトゥイッチや断続的な操作をするには非常に合っている。

巻きとジャークだけならTVS-65ML/HGがよいが、5g程度の軽量プラグを細かく操作するにはこれの方が使いやすく、今回の濱蝉のような軽量でロッドでの操作を必要とするプラグにはベストだ。

64というレングスは飛距離も十分に出せてアキュラシー性もあり、かつ操作性もありと、ライトリグには中途半端なレングスが正にこの釣りにはベストマッチしている。

ラインはPEの0.6号、リーダーはナイロンの8lb.くらいがベストな感じだ。

このセッティングだとかなり飛距離も出せるのでクリアレイクでもかなりのディスタンスを取って攻められる。

ラインスラックを軽くゆするくらいの感じで、ソフトな羽をうまく利用して微波動させるといい感じだ。

このソフトな羽こそがこのルアーの最大の特徴で、一見柔らかすぎに感じるいまだかつてない素材がいい波動を出してくれる。

ルアー自体が小型なのでフッキングは大型のクローラーベイトと比較すると比較にならないほど良い。

バラシも今年は1度だけだった。

バラシが多いならグラスコンポジットも試してみようかと思ったけど、今のところカーボンで問題なさそうだ。

濱蝉の釣れっぷりは衝撃的だったことで、虫パターンというものの認識が自分の中で変わった。

水面でチョコチョコと微波動で動かすのならフローティングマテリアルのワームや最近ではエラストマー製品のようなソフトルアーの方が優れていそうな感じがする。

それはそれで今まで何回もやったことはあった。

そんな経験もあったからこそこのハードルアーでの水面微波動がソフトベイト以上に効果的だったことで衝撃度が増したというのもあるだろう。

バスから濱蝉が何に見えていたかは定かではないが、釣ったバスの全てが本気喰いだったのは紛れもない事実。

今までにないマテリアルで作られたソフトな羽というのはまだ見ぬ展開をこれからも与えてくれそうだ。

ノイジーやクローラーベイトというのはまだまだ可能性があると感じた。

他のルアーと比較したら使い込んでいる時間は非常に少ない。

これからもっと色々なシチュエーションで出してみたい。

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2024年12月 5日 (木)

Zara Spook

2024 L.O.Y. 【Pencil Baits】

Basslog20241205a_20241203104101 ペンシルベイトはオリジナルザラスプーク。

ペンシルベイトはトップウォーターの中でもよく使う。

同じペンシルベイトでも浮き姿勢やアイの位置、内部ウエイトの配分、そして形状によっても物凄く違いが出る。

ザラと同じ形状で同じヘドン社のワンノッカーもザラとは効果が変わる。

使い方次第では全く同じものでも全く別物と化する。

操作するようなルアーというのは使い手によって変わるので、同じルアーを使っていても釣果は雲泥の差となることもある。

ペンシルベイトも最近では多種多様となり、細かく状況に応じて細分化できる。

トップウォーカーとジャイアントドッグXなんかは、括ってしまえば同じペンシルだけどかなりの別物。

ザラは昔からある非常に素直なペンシルベイトで、使いやすいからこそ色々なことができる。

これで色々なシチュエーションで長い時間使っていると、もう少しこうしたいとか、こうなったらいいのに…といったものが頭に思い浮かぶようになると思う。

単純なところではラトル音を入れてもっとアピールさせたいとなればワンノッカーにすればよいといった感じだ。

今年はザラを久し振りに多用した。

春から使いや始めて、久し振りにザラを使ったからか改めてザラってよくできたルアーだと実感した。

今年はフックハンガーを排除したこともあってか掛かりはかなり良くなった。

バズを通して出なくても、バスがここには居るだろうと感じた時なんかにザラを入れるとドカンと出るなんてことが何回かあった。

同じ水面でもバスの状態によって反応するものは変わってくる。

自分の場合基本速い動かし方で使用することが殆どで、状況によってたまにストップを入れる。

そんなこともあって首振りは結構高速でピッピッピと左右に振る。

高速とは言っているけど、自分の中でザラはスローな部類に入る。

トップウォーカーなんかは大きさでアピールさせたいのでザラよりも遅いペースで使うけど、おそらくこれを使う時が一般的な早引きくらいじゃないかな?

ジャイアントドッグXなんかはザラなんかよりも全然速く引いていて、ペンシルベイトの中では最高速で使っている。

初めて自分がザラを使っているところを観た人は必ず「そんなに速く引くの!?」と驚く。

それがジャイアントドッグXだと「そんなスピードで喰うの?」となる。

そんなスピードに反応するバスを探していて、たまにストップさせるのはバイトさせるためのきっかけ作り。

途中で止めを入れるのは効果的な時もあるけど、逆にUターンさせてしまう場合もあるのでその辺の見極めも大事。

断続的に動かしている時はスローからファースト、ファーストからスロー等スピード変化も効果的な時がある。

適当にシャカシャカロッドを煽って使っているように観えるかもしれないけど、しっかりとラインスラックは与えるように動かしている。

Basslog20240704a_20241203111501 ザラを使用するのにもロッドはNAZ-62MLを使用しているので、これができるのもグラスロッドのゆとりのお陰である。

ラインスラックはしっかりと出してあげないとトップウォーターは釣れる数が激減してしまう。

ゆっくりとドッグウォークさせても釣れるのだが、あまりゆっくり使わないのは、ゆっくり引いて釣れるバスは他のルアーでも釣れる時が殆どだから。

何にでも反応するバスならワーム入れてしっかりとバイトさせてフッキングした方が確実に取れるでしょ。

ペンシルベイトでないと反応しないようなバスを狙うためにペンシルベイトを出す。

オーソドックスなザラはそんなペンシルベイトのことを覚えるのにちょうど合っている。

今年は久し振りにザラを多用して改めてペンシルベイトのことを色々と知ることができたと思う。

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